原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

反骨の土台支えるテント村で川柳句会

2月17日の午後、経産省前テントひろばでテントを守ろう!イベントの一環として「川柳句会」をしました。外で受付の準備をしていると、北方領土関係の集会の帰りに寄ったらしい右翼の一行が、7台の凱旋車を連ねてテントひろばにやってきたのです。
 大事をとってすぐ片付け、テント内に入り静まるのを待っていたので、開催時間が大分ずれ込んでしまいました。

 都合により上映は次回(3月31日)に延期しましたが、テント内は熱気に溢れ、楽しい句会となりました。講師の乱鬼龍さんから「今や、川柳力の時代」と題して30分程度、創作のポイントや川柳事情などのお話がありました。
 
 選者の乱さんから席題:「テント」「原発」「希望」が発表、30分間の創作時間が与えられ、その後選者から入選句の発表あり。
 ケロップさんが入れる珈琲の香りがテントいっぱいにひろがって至福のひとときを過ごしました。参加者:16名(投句者:13名) 

<テント> 
特選:反骨の土台支えるテント村 /日出一
 入選:見よテント世界の民の最前線 /やせ蛙
テントから出る真実を国は無視 /遊歩
秀句:冬山のテント以上に命がけ /ビタミン
     テントびと会話でやる気をつなぐ今日 /草地
     都会でも命を守るテント張り /ビタミン
     テントから声あげ叫ぶ金曜日 /わかち愛
     五百日超えてテントが家になる /一志

<原 発>
 入選:百万年子孫に残すな負の遺産 /芒野
秀句:原発は白河以北半分も /エチゼンクラゲ
     廃炉でも環境こわし人を食う /アイアラック
     原発は人の世乱し闇作り /一酔
     気をつけよ落ちる隕石地の原発 /やせ蛙
     原発の事故で知識が増えていく /草地 

<希 望>
 特選:核のない世界を祈る雨後の虹 /遊歩
 秀句:あすのためわずかの希望残してる /わかち愛
     絶望を希望に変える難しさ /エチゼンクラゲ
     希望とは山河輝き顔光り /一酔
     脱原発明日の希望は今日の日に /草地
     客来り新たな流れまきおこれ /芒野

句会
▲句会の様子(レイバーネット日本 http://www.labornetjp.org/)

(報告:わかち愛、写真:レイバーネット日本様より借用)

2/15 霧雨の降る寒い日 金曜日行動熱く続く

 2月15日(金)のテント前「あおぞら放送」とテントの様子を報告します。
 この日は「あおぞら放送」のあいだ中 小雨が降っていました。それでスタジオは第二テント内に設け、定刻に松元ちえさんとしゃわりんさん(日本人)の司会で始まりました。
 詳しくはあおぞら放送を観てください。サイト
準備
★写真①準備


今日の「あおぞら放送」のプログラム
○福島から世界へ 渡辺ミヨ子さん(田村市)のアピール

渡辺さん
s-渡辺ミヨ子さん
写真②③渡辺ミヨ子さん

 渡辺さんの発言
「田村市ですが、旧都路村で双葉郡に近いところにいて、そこから同じ市内ですが、孫と避難してきています。孫を守りたい。
 福島第一原発、第二原発が出来たときのことはよく憶えています。ちょうど子どもが生まれる頃でしたので、心配でした。みんな貧しい暮らしでしたので、働くところが出来たと喜んでいたのですが、私は広島のことや「黒い雨」なども読んでいたので、心配でした。しかし、そういうことを口に出来ませんでした。地域は分断されていました。放射能は怖くないと言われていましたし、クリーンだと言われていましたので疑問があっても口を差しはさむことはできませんでした。
 30㌔圏内なので、家には行けますが、3.11以後泊まってはいません、そういう気にはなりません。悩みは孫をつれて佐渡とか、広島などに保養に行っています。ずーと行っていたいという気持ちもあるのですが、家族みんなが一致しませんし、地域の人たちの関係もあり、県外避難することはできないのです。ここで生きるしかないかと思っています。でもいまになって、原発について知らなかった人たちも、みんなこれで大丈夫なのかと思い始めていて、ひしひしと身に迫ってきて深刻になっています。笑顔も消えています。だから、船引は線量も低いので、これからも我慢して、そこで生きると思っていましたがそういうことはできなくなるかもしれない。
 悲しいことがおこり、本当にもと通りにしてほしい。元通りにできないなら、原発をやめてほしい。悲しい思いをしてほしくない。世界からなくしてほしいと思います。世界中が悲しい人たちで一杯になってしまったらどうしたらいいのか。」

 この後も渡辺さんの深い話は続きます。以下は ユーストで聞いてください。



Video streaming by Ustream

○藤本泰成さん(平和フォーラム)
○電話中継 関西ガレキ弾圧裁判
○テントひろば前座り込みをしている谷さん(89才) 

s-谷さん
写真④谷さん

 谷さんの発言。
「市ヶ谷です。毎週金曜日は来ていますし、テント前の座り込みを専門にしています。戦争で原爆を知り、第五福竜丸も知っています。原発問題には関心があり、チェルノブイリなどにもかかわってきました。
放射能はひ孫の代にも残っているわけで心配です。また、戦後、10数年間、福島で保育園などをやっていましたので、身近な人たちが苦しい思いをているので、人ごととは思えません。」

○二本松から金曜行動に参加 安達さん
s-安達さん
 二週間に1回くらいで官邸前行動に参加。近所に住む「浪江町」の人から託されたノボリ旗を掲げて発言 そのあと共同通信の取材を受ける。⑤

安達さんの発言
「月に2回金曜日行動に参加しています。この旗は浪江の人から託された旗です。
浪江は全村避難で二本松に役場もあります。小学校は529人いましたが今は30人です。新入生はゼロです。子どもたちは全国に避難していますので、残ってるのは高齢者です。
 高齢者は避難先で亡くなってるんですが、遺骨を自分のふるさとに埋葬もできないんです。また、親の命日にお墓参りをしたいというのは切実な願いです。年寄りたちは日本語の話せる外国にきたという悲しい思いで仮設住宅で暮らしています。」

■あおぞら放送が終わってのち、甘酒サービスとテントバッチの机をだす。


泊
北海道札幌から来られた泊原発再稼働反対の人が寄る。⑥


s-ドイツ人
広島市の大学で教えるドイツ人の先生が立ち寄る。⑦


文科省前
文科省前⑧で福島疎開裁判の抗議

経産省前
経産省前に移り抗議 ⑨

(報告・写真:あれこれ屋)

第2回「しねま で てんと(CINEMA DE TENT)」

 1月6日(日)、DVD上映&トーク会・第2回「しねま で てんと(CINEMA DE TENT)」が開かれました。
 上映されたのは「グリーナムの女たち」(1983年/イギリス/60分(日本語版1986年制作)ビーバン・ギドロン監督作品)。
 1982年12月12日の3万人以上の人間の鎖で米軍基地を囲み、基地の前でキャンプを張り、「非暴力直接行動」で戦った女性たちを追ったドキュメンタリー映画です。腕を組み、座り込み、ごぼう抜きされながらも、歌を歌い、有刺鉄線の金網をよじ登り、基地に入り込む女性たちの強さ、したたかさ、しなやかさ。
 映画は半年間の活動を追ったものですが、その後18年間キャンプは続き、ついには米軍基地撤退に追い込んだそうです。
 2011年9月11日の経済産業省包囲行動の日から続くテントひろば行動に重ね合わせて観た人も多いのではないでしょうか。

 上映後、映画の日本語版制作に関わった近藤和子さん、原発いらない福島の女たちの黒田節子さんをゲストにトーク会。第1回しねまでてんとで上映された「ブライアンと仲間たち」の早川由美子監督も参加。
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▲写真1 黒田節子さん(左)と近藤和子さん(右)

 参加者は21名で第2テントは満員御礼。途中、第1テントのYさんも参加。
 近藤さんから、映画の背景など、貴重なお話を伺いました。
 ネットのない時代、どうやって3万人もの人が集まったのか?「チェーンレター」(日本だったら不幸の手紙?)を使ったということです。
 最初は男性もいた抗議行動だったそうですが、暴力行為やレイプなどがあったため男性を排除し、女性だけで非暴力で戦い切ったとのこと。

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▲写真2 コタツを囲んで熱いトーク

 参加者からは、「男性は自分たちの暴力性を反省しなければ核はなくならない」「原発も同じだ」「男性だけではダメ、男社会の中で原発がこんなに出来てしまった、原発を止められなかった」という声があがりました。
 テントひろばは非暴力の男性が建てたテント。原発いらない女たちは、男性を排除せず連帯して戦います。が、女性がもっともっと声を上げ、立ち上がり、行動しなければ原発はなくならない。
 早川監督は「反対運動ではなく、回復運動だ」と述べられ、これには深く首肯しました。
 反原発運動も同じ。原発にただ反対するのではなく、原発のない日本に回復する運動なのです。

(報告:しろたま、写真1:メーテル、写真2:早川由美子)

新春川柳句会

書初めならぬ吐き初め、2日は経産省前テントひろばで新春川柳句会が開かれました。選者は乱鬼龍さん。
投句者:10名。参加者:30名。
テントひろばからも多くの方が参加。笑い、うなずき(共感)もあり楽しいひと時を過ごしました。渕上さんの句は真に迫っていますね。
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服部マリさん、小倉かなえさん大健闘です。将来性あり。
次回はみなさんも参加してみてはいかがでしょうか。
 
席題は「新」と「始める」。各2句吐。
席題:当日開催会場で選者が発表する題。宿題:事前に題が出される。この場合はネット参加が可能。
軸:選者の句。
 
「新」の部
 <特選>
  参院選テント新党なら勝てる /一志
 
 <秀逸>
 新たなる革命の年今晴れる /服部マリ
 正月や地獄の上にテントあり /渕上太郎
 新名所東にツリー西テント /一志
 新米の川柳詠みに光れ春 /服部マリ
 新年も核分裂に休みなし /小倉かなえ
 軸:ここからのたたかいがある年が明け /乱鬼龍 

 
「始める」の部
 <特選>
 抗議デモひと味違う策を練る /わかち愛
 
 <秀逸>
 アベ政権できて始まる総反撃 /やせ蛙
 煮え切らぬ年始まりし三が日 /エチゼンクラゲ
 万歩計つけて始める金曜デモ /一志
 かま首を官邸前へ向け叫ぶ /わかち愛
 おごってた左翼いちから作りかえ /一志
 軸:新しい年を始めよテントから /乱鬼龍

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(報告:わかち愛、写真:レイバーネット日本 http://www.labornetjp.org/)





餅つき大会・決起集会

■1月4日(金) もちつき大会 バザー テント防衛・経産省抗議決起集会 

★10時過ぎから餅つき始まる 

もちつき
▲餅つき上手の二人

きなこ
▲出来上がった餅を、きなこ・ごま・あんこ・辛み大根・納豆でまぶす。

s-外国人
▲外国人も「オイシイ!」

★記者会見 

記者会見
▲テントを防衛し脱原発を実現するために

記者会見と餅
▲手前で記者会見 向こうで餅づくり

★2時から第二テント主催のバザー 

バザーでバッヂ
▲長野県から届いたステキな手づくりバッヂ 1個500円

バザーござ
▲ゴザの上にバザーの品物ひろげる 1個どれでも100円
バザー用品を提供してくださったみなさん、買ってくださったみなさんありがとうございました。

s-ママネットも
▲ママネットも

★総決起集会

s-司会
▲司会の小林さん

パンタと制服
▲パンタさんと制服向上委員会

森園木田
▲福島の危険な現実を話す森園さんと木田さん

広瀬
▲かけつけた広瀬隆さん

柳原
▲郡山疎開裁判弁護士の柳原さん

写真がなくて残念ですが、福島みずほさん、落合恵子さん、澤地久江さんも駆けつけてくださった。

(報告・写真:あれこれ屋)
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プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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