原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

第5回テント裁判(その3) 裁判傍聴記

■第5回脱原発テント裁判 「やっぱりスラップ裁判・されどスラップ裁判」
今回は、裁判所法廷内と被告団・原告団の様子を中心に、報告しましょう。
少し不確かなところがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

■裁判所敷地から法廷までの道のりは長い
前回と同じ103法廷なので、入口を背にして左を曲がる。あれ、表示がない?右?もう一つ先?前回と同じなのに迷った?普通は市民が来ないところなのだと痛感しました。でも、この間と違うことが起こりました。

腕章をまいた職員が出てきて、「103号法廷に行かれる方ですね。こちらです。」と案内をしたのです。その間、1分足らず!案内された法廷103号室に入る前に、私たち傍聴人は、すぐ横(手前?) にある待ち合室に通されました。「45分ごろには中に入っていただけますので、少しここでお待ちください。」と言われた所には、なかなか座り心地の良い木の長椅子がありました。
その時、私は見つけました。かわいい案内が目の前の壁に張り付いていました。そこに「本日の裁判」について書いてありました。
「土地明け渡し請求事件」平成25年(ワ)第8000号。1400-1500。被告:正清太一他、 裁判長:村上正敏、橋爪深、伊藤健太郎、田中あゆみ。
少なからず驚いたのは『事件』ということば!強盗事件と同じ事件。冷静になって考えてみれば、そう事件なのです。間の抜けた「土地明け渡せ」スラップ裁判事件なのです。

入廷開始13:45 
傍聴人は「どうぞ」という声でぞろぞろ入廷を始めました。13:54 原告弁護団総勢12名が入廷、落ち着いているのか、冷めているのか、静かに座りました。そのうち、田中裁判官?(書記官だと思っていたのです)が、原告団の弁護士と3㎝もあろうかという厚い書類に署名を求めていました。数分遅れて、被告弁護団が三々五々と総勢13名入廷。選挙後ということがあるのだろうか。原告団と違って、何かざわついている感じがしました。原告弁護団とちょっと対照的です。もう一つ対照的なことは、両弁護団の年代のギャップです。原告の経済産業省側は、まあ若い。平均年齢は、被告弁護団の2分の一くらい?倍も生きている人間の機微が理解できるのかなあ、と頭をかすめました。

法廷開始14:00
裁判長3名、入廷し一番高い位置にあるところに座る。どうも、田中裁判官が、小さい声で、「開廷します」って言っているようですが、私には聞こえません。村上裁判長は、前回と同じ、神経質そうで、今日はプラス機嫌も悪そうな顔つきです。

被告側の陳述開始14:05(内容については、其の1を参照のこと)
 正清さんの陳述、東電は認めざるをえなかったストロンチュームを含む汚染水漏れ、如何に福島第一原発の事故が未だに被害をもたらし収束をしていないか、安倍政権のウソ、東電の隠ぺいを訴え、それらを明らかし意見を言う旗印であると、北海道から沖縄まで、基地と原発の反対の原点となっているのが、テントの存在意義であると訴えた。そして、880日を超えて存続しているテントは、この厳寒の中、命がけで反対運動をしている。

続いて渕上さんの陳述
テントの土地明け渡しのみの裁判をするべきではない。問題は、正当な公正な議論を欠いている政府姿勢にあると。新エネルギー計画、パブリックコメント、都知事選、審査会など、脱原発世論などを政治的なものの見方をしているが、命の問題であり、原発の経済性、安定供給源、CO2排出など、環境と経済性の問題でもあり、安倍政権の発言は国民の意見を無視するものである等々。
 
 その間、原告団は……左右の裁判官が原告側をそっと見ている。原告団の弁護士や経産省職員?は、真剣に聞いているのだろう、と思いきや、法廷の時計を見たり、裁判長の様子をうかがったり、下をじっと見ていたりと、メモを取っていたのはただ一人、様々に時間をつぶしているのです。様子は、ただ早く終わらないかなあ、っと、テストの時間が余ってしまって、出来が良くないのを気にしながらも、時間が過ぎ去るのを待っている子どもの様子を思い浮かべました。

正清さん、渕上さんの陳述の終盤に拍手がありましたが、案の定、裁判長は厳しく注意をしました。この方が時間の無駄かもしれないと思いつつ、でも、裁判長を味方にしなくてはとも思いました。

この日の裁判の特徴は、いよいよ、「土地明け渡し 占有」をめぐる論戦がはじまったことです。次々に、被告側弁護士・河合、浅野、大口、吉田、上杉、一瀬弁護士たちが陳述。原告側に請求している資料の提出のないことを含め被告側弁護士は鋭く弁論を進めていきます。

○福島原発事故では緊急事態発令を出したままの状態、新エネルギー基本計画の規制と許可を都知事選の混乱に乗じての発表する、パブリックコメントは発表しないなどの職権乱用を重ねている。再稼働の新基準は最高の厳しさというが、これは世界も認める最悪のものであることなどを明確に述べていきます。

○第一テント、第二テント、第三テントは場所も運営も違う。被告の二人は第二テント、第三テントとには関係ない。
○第一テントの占有を被告二人がしているとしても2人だけではない。実際、経産省は「テント撤去の仮処分申請」の時は17名の名前を挙げていたのに、本件訴状では二人のみを占有者にしていると、事実と異なるずさんさを指摘し、再度、テント前の2本のビデオカメラの全写真の提出を求めました。これは前回も同様に請求したが、提出されていないのです。
○証拠に基づいて2人だけが被告とされることが明らかにならないと訴訟が成り立たない。
○そして、最後の方で、上杉弁護士(ただ一人の女性の弁護士さん)は、ニューヨークのウォール街で行われたオキュパイ行動に言及し、スピーカーズ・コーナー(注)について言及しました。これは新しい視点でテントの土地占有を述べています。スピーカーズ・コーナーは、英国ロンドンのハイド・パークに発祥を求めることができます。が、ウォール街が占拠されたときに、そのスピーカーズ・コーナーがあり、自由の表現を、表現の自由を明らかにするため公的な場所と認められたというのです。その役目をテントは果たしているというのです(その通りだと思います)。
 
■原告弁護士の発言最後は恒例の、原告弁護団から、1年以上経過しているから早く結審するように裁判所に要求がありました。(今回も、原告側からの声を聴いたのは、この1回です)。勿論、被告弁護団は、すかさず、請求した必要な文書・書類の提出をしていないことを反論し,締めくくりました。裁判長も、必要な陳述書・意見書を提示し陳述をするようにと述べて法廷を後にしました。
 
 終わってからですが、退出してない裁判長か経産省側かのどちらかにでしょうか、傍聴席から野次が飛びました。しかし、どちらに向かってにしろ、野次は慎むべきではないでしょうか。

次回は、4月23日(水) 14時からです。

注:「1870年代から認められている自由の表現・表現の自由」
英国のロンドンのハイド・パークの北東の隅にある場所が有名。さまざまな人が日々自説を論じる場所。ここでは、演説しようとする人はイギリス王室への批判とイギリス政府の転覆についての2つを除けば、いかなる話題についても、法的問題を気にすることなく語ることができる。
今では、オーストリア、カナダ、マレイシア、オランダ、タイ、トリニダード・トバゴ、シンガポールなどに広がっている。(「ウィキペディア」より)

(傍聴人/報告者:アイアラック)

お知らせ 3/1 原発事故 被害者証言集会にご参加ください。

3月1日(土)に下記のような要領で、「原発事故 被害者証言集会」が開かれます。

事故から3年目の3・11を前にして、福島の状況はますます困難になっています。東電・政府の責任は問われず、いまなおウソを繰り返し事実の隠蔽をしています。

みなさん 集会に参加してください。

s-Image2証言

s-Image231




緊急のお知らせ 2/22新宿アルタ前へ ふくしま集団疎開裁判

2/22新宿デモ ふくしま集団疎開裁判
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/

s-Image1新宿デモ


安倍政権は子どもたちをこれ以上被ばくさせないために、ただちに避難させよ。
被ばくは児童虐待だ!

★13時~ 新宿東口 アルタ前広場に集合 集会

■アピール 
  福島から/武藤類子 片岡輝美 木幡ますみ 佐々木るり 森園かずえ
  避難者/佐藤晴美
  関東から/増田薫(放射能から子どもを守ろう関東ネット) おしどりマコ・ケン  満田夏花
  弁護団/井戸謙一 光前幸一 柳原敏夫

★14時~  デモ出発

・秘密保護法で原発被害がもっと隠される
・国は子どもを見殺しにするな
・東日本の子どもの被ばく検査を実施せよ
・県民健康管理調査の結果は本人に渡せ
・自主避難者に対する医療・生活を補償せよ
・帰還させるための20ミリシーベルトを容認するな

脱原発テント裁判・第5回口頭弁論後の総括集会 (その2)

裁判が午後4時過ぎに終わってから、参院議員会館講堂で、総括集会が開かれました。歩いて行く途中、国会正門あたりで、ゼッケンを付けた人に対して、警官が寄ってきて、ゼッケンを外せと言いました。

s-大友さん警官

参院議員会館講堂で総括集会
まず、被告の正清さんと淵上さんが、裁判で、自分はどういうこと述べたのかを紹介しました。2人とも、裁判は楽しかったと言いました。

それから、吉田哲也弁護士が、その日の法廷の論述全体の構成について解説されました。
s-Image2吉田

その後、黒田節子さんが、都知事選についての意見と、今の福島の状態について訴えられました。

他に、伊方原発50㎞圏内住民有志の堀秀樹さんが、伊方闘争について話されました。
s-Image堀さん

河合弁護士は、都知事選で宇都宮さん支持と細川さん支持で「分裂」が起こったが今後のテント裁判闘争、脱原発闘争では一緒にやっていける、むしろ、その経験をもって、脱原発の闘いは第二段階に入ったととらえて闘って行こうと言われました。
最後に、たんぽぽ舎の柳田さんが政府・各電力会社の再稼働の動きについて話されました。伊方、川内、大飯からはじるかもしれない。全国から原発現地に結集しよう、自治体に避難計画の実施(とその困難性)を通して、脱原発に向かわせようといった提起がされました。

最後にシュプレヒコール
s-院内シュプレ


黒田節子さんの発言
s-Image2黒田

黒田節子さん(人見やよいさんのピンチヒッター)

都知事選挙ご苦労様でした。いろんな立場でがんばって下さってありがとうございました。その上で、福島から言えば、何で一つにならなかっのか。いろんな立場があることはわかりますが私たちは残念です。私たちは福島で緩慢なる死に直面しています。福島を中心に、脱原発を中心に、してひとつになれなかつたのか。しかし、問題はコレからです。この経験から学んでこれからの運動をつくっていきましょう。
福島の状況を知っていただきたい。 

福島では、避難の問題、健康の問題、除染・被染の問題、帰還の問題、被曝労働者・緊急事態で狩り出された被曝した労働者2万人くらいのうちの半分くらいが労働基準法でいうと白血病の労災基準を上回るほどの被曝をしている問題、放射性廃棄物の問題、これらの問題はますます重要になってきます。
 あるいはIAEA福島に土地を確保して着々と「環境創造センター」というものの建築が始められようとしている。そこで何がなされるのか。福島県知事は「そこに県内の小中学生を必ず1回は集めて勉強させる」と言っています。「放射能文化」(IAEAの言葉)を学ばせれば科学者になれるよというようなことを言うのか。こういうこととも私たちは向かい合っていかなければならない。
 それから、東電、国は損害賠償責任をどうするんだ。告訴団をはじめいくつかの裁判が続けられていますが。それから福一はどうなっているんだ。4号機、地震がある度にぞっとします。
1号機と2号機の間のベントを行った排気塔(120㍍)
s-16458排気筒

これはいつ崩壊するかわからない。しかもそこは放射能が高くて近づけない。たれ流しの汚染水の問題等々私たちはあまりにも多くのことを抱えてしまっている。

 とりわけ、おととい、第14回県民健康管理調査の結果が発表されました。昨年11月に18歳以下の子ども58人の嚢胞が甲状腺がんとその疑いだったのですが、それが今回17名増えて75人と発表されています。これについていろんな専門家がいろんな事を言うでしょう。
 昨年11月に専門家の意見交換会が開かれました。福島県立医大の鈴木真一さん、岡山大学の津田さんの2人が県内各地に配置されいてる放射能アドバイザーと専門的な意見交換会をした。そこでは数値をめぐってのグラフの解析等がなされていて、私たちが知りたいことを言わない。傍聴して強い憤りを感じました。私たちが求めているのはグラフの解析ではなくて、子どもたちや私たちが被曝をしなくていいようにするための対策を早くしてくれと言うことなのです。
 その他にも若者の突然死、目に異常、子どもに嚢胞がいっぱいあるんだけど大丈夫なんだろうかという不安がまん延しています。

 話しは変わりますが、昨年、谷中村に行きました。そして、100年前の谷中村と福島の現状があまりにも似ていると感じました。田中正造さんと山本太郎さんの「天皇直訴」は似ている。正造さんが直訴したのは鉱山の操業停止でした。子どものいのち、憲法、自治でした。東大の学者たちは「少しの銅は身体にいい」といいと言ったそうです。福島でも「放射能は骨にいい」なんて言われた。それから強制移住をみとめない国。谷中村民はオホーツクの佐呂間に移住していったのですが、困難と差別。それは福島でも始まっています。古川工業はフィリピンのレイテ島に新たな操業地を求めた。なんと原発輸出と似ていることか。100年前と日本は変わってない。国策は変えられないのか。しかしみなさん。谷中村では女たちが頑張りました。押し出し(デモ)をしました。何千という人が徒歩で、あるいは川を下って上京し霞ヶ関に行ったんですね。私はそういうことも知りました。

 今日、住民運動があちこちで原発をとめているんということも知りました。あきらめなくていいんです。身近なことで言えば、私の娘は親に反発して政治的なことは斜めにみていました。ところが、官邸前の20万人の動きを見ていて「子育てでいまは忙しいけれどそのうちデモ行進に行ってみようかなー」というようになりました。確実にそういうことがあります。
今年も3.11集会をやります。是非来て下さい。スリーオンは日帰りバスを出す予定です。

先ほど、吉田弁護士がパブリックホーラム・公共空間の平和的占拠をやり続けましょう。
福島弁にこういう言葉があるんです。「シビラっぽく」。しつこく、あきらめずにということをあらわします。私たち福島の女たちはシビラっぽくやりますので、一緒にシラビっぽくやりましょう。

(報告:あれこれ屋、写真:あれこれ屋 祐司三輪さん )

第5回脱原発テント裁判 「土地明け渡し訴訟」の報告(その1)

2月10日(月)、午後2時~3時まで、東京地裁103号法廷で、テント裁判の第5回口頭弁論が開かれました。都知事選挙の次の日で、雪の残る寒い日でした。

 12時すぎからテント前には人が集まりはじめました。そして12時半過ぎには横断幕を先頭に、地裁に向かいました。13時から、地裁まで抗議集会をしました。

 司会は垣内さん。福島から橋本あきさん、黒田節子さん、椎名千恵子さん他が上京され、橋本さんが挨拶をされました。東京に住む双葉町からの避難者の亀屋さんもいつものように参加。また、伊方から参加された方も発言されました。
s-橋本亀屋
▲発言する橋本あきさん

s-伊方
▲伊方の人

 被告の淵上さんはこの日の裁判から、土地の占有問題に論戦が入ることを明らかにしました。傍聴券抽選締め切りが1時30分なので、シュプレヒコールなどしてから、傍聴抽選に並びました。並んだ人は284名。法廷の傍聴席は約100名なので、抽選に外れた人は外でリレートークなどをして裁判が終わるまで待機しました。

s-Image3地裁
▲シュプレヒコール

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▲傍聴に入る

□裁判の様子 
裁判の内容については、近藤順一さん(元東京の中学校教員・「君が代」不起立で処分うける)が寄せてくださった報告を紹介します。

 約2倍の抽選となった103号法廷は傍聴人で埋め尽くされた。二人の被告と代理人弁護士が次々弁論し、主導権を握って法廷を圧倒した。国側は、まともな弁論を避けて、不当にも結審を迫ったが、これにも被告側代理人弁護士は強く抗議した。

●被告正清太一さん:東電は、注水の8割、1時間当たり3・4トンの汚水漏れを認めた。原発事故は全く終息していないばかりか、関東一帯に被害をもたらしている。脱原発テントは、思想信条を問わず、原発やめろ、被害者を救えの声を命がけで発信している。
テントは2年半、880日を超え、全国の脱原発を闘う人々の支援を受けている。裁判は国側の不当な行為であり却下されるべきである。

●被告淵上太郎さん:資源エネルギー庁のが出した「エネルギー基本計画」は原発を「エネルギー基盤となる重要なベース電源」と言っている。原発ゼロ政策の後退である。規制基準は安全基準ではなく、国は安全確保を地方自治体に任せている。極めて無責任な措置である。無事に避難できる保証はなく、再稼働はできない。このことを政府は真摯に受け止めるべきである。

●代理人河合弁護士:福一の事故は未解決であり、汚染は続いている。都知事選に当たって、対応を先伸ばしした。次の2点を指摘する。(1)今も緊急事態宣言発令状態が継続している。(2)テント広場はこの危険性を訴え続けている。原発停止、火力発電のために3兆円かかろうとも、それを惜しむ必要はない。国の訴えは<訴権の濫用>だ。

代理人浅野弁護士:第2テントは、原発いらない女たちが運営し、第3テントは全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)が、それぞれ担当している。独自の運営担当である。

●代理人大口弁護士:第1テントも被告の2人だけで占有問題しているわけではない。国は仮処分申請の時17名を出してきたではないか。監視カメラのビデオ記録をみればいい等々、占有について詳細に、積極的意義を展開する。

●代理人吉田弁護士:監視カメラの全画像を開示するべきであり、裁判所は国に文書提出命令を出す必要がある。占有土地部分に被告を含めてだれがが立ち入ったかどうかの全てを明らかにする必要がある。

●代理人上杉弁護士:公共空間の平和的占有の意味を確認する必要があり、脱原発テントは、国の極限的人権無視に対する正当的な表現行為として認められるべきである。

 原告・国側は、裁判が1年以上経過していることから、結審のめどをたてるよう裁判所に迫ったが、被告代理人弁護士は素早く、これに反論し、国は無責任にも必要な文書・資料を出していないことを訴えた。裁判長も、次回以降、必要な陳述書、意見書を提示し、弁論を継続するよう指示し、弁論を継続することを確認した。

□次回弁論は、4月23日(水),14:00~15:00 

裁判後、参議院議員会館・講堂で総括の集会を持ちました。(報告は次回)

1.28 国会に声を届けよう Part II 原発事故被害者の救済を求める全国集会

1月28日(火)11:00から衆議院第一議員会館多目的ホールに於いて、「原発事故被害者の救済を求める全国運動」主催で「原発事故被害者の救済を求める全国集会」が開催された。この署名は「子ども・被災者支援法」の具体化を求めるもの。PartIIは2013年11月に行われた請願行動 PartIに続いて行われたもの。参加者は180名。
この集会の模様はUplanさんの録画で見ることが出来る。
http://www.youtube.com/watch?v=MwYTM2pVNSo

s-Image2署名簿

プログラムは以下のとおり。司会は堀田千栄子さん。
開会あいさつ
11:05~
原発事故被害の損害賠償について
―事項問題は解決されたか?     海渡雄一・弁護士
―賠償問題の状況          小海範亮・弁護士
―子ども・被災者支援法はいま    江口智子・弁護士 
                   福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク

野田市長 根元崇さんからのメッセージ (代読)
「避難し続ける権利」と帰還促進政策 満田夏花・FoE Japan 理事

各地の状況報告①
 田村市・都路から         渡辺ミヨ子・田村市都路地区在住

 国会開催中であったが、川田龍平議員(結いの党)、吉田忠智議員(社民党)、森まさこ議員(自民党)が顔を見せてくださり、発言。

12:10 ★署名提出式★span> 
2013年11月のPar I で提出した分と合わせて、合計43,311枚、19万7617筆の署名が提出された。 

s-Image2あや

署名を提出するために福島から来た武藤類子さん、石川さん、蛇石郁子さん、長谷川克己さん、田村ミヨ子さん、森園かずえさん、片岡さん、ましこりかさん、大河原さんが参加。

署名を入れた重い箱を受け取ったのは以下の議員の方々。
<衆議院>
泉 健太 議員(民)、玉城 デニー 議員(生活) 、近藤 昭一 議員(民)、山口 和之 議員 (みんな)
<参議院>
吉田 忠智 議員(社民)、福島 みずほ 議員(社民)、川田 龍平 議員 (結)、松沢 成文 議員(みんな)、渡辺 美知太郎 議員 (みんな)、紙 智子 議員(共産) 、田村 智子 議員(共産)、新井 広幸 議員(新党)
<秘書代理出席>
新井 広幸 参議院議員(新党)、吉川 はじめ 衆議院議員(社民)、奥野 総一郎 衆議院議員(民主)、
若井 康彦 衆議院議員(民主)、照屋 寛徳 衆議院議員(社民)

s-Image2国会議員
▲佐藤和良さん(いわき市議)が署名提出活動について説明

s-Image2提出
▲署名簿を受け取った国会議員

12:40 
各地の状況報告②
―宮城県から       鈴木智子・あいコープみやぎ理事
―那須塩原市から 手塚真子・那須塩原放射能から子どもを守る会代表
―会津若松から      大河原さん・会津若松市在住
―福島から東京に避難   ましこりか・福島から東京に避難 つながろう!放射能から避難したママネット代表
―福島から静岡に避難   長谷川克己・福島から静岡に避難


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▲那須塩原の状況について話す手塚さん

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▲会津若松の状況について話す大河原さん

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▲福島から静岡に避難し、避難の現実を話す長谷川さん

今後に向けて       佐藤和良・いわき市議会議員
              原発事故被害者の救済を求める全国運動共同代表
閉会挨拶         川崎健一郎・弁護士 
              福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク


(まとめ:あっきい、 写真:Uplanさんの録画からお借りしました)

寒風の中、抗議の声は響く 2/5東電本店前抗議集会

 たんぽぽ舎とテントひろばの共催による「東電本店前合同抗議」が2月5日(水)の夜に行われました。昨年10月にスタートし、毎月第1水曜日に行われてきたこの行動も、今回で5回目となります。

s-P1030862簑口

「東電本店前合同抗議」には、首都圏を中心に40を超すグループが賛同団体として名を連ねている。各グループや個人参加者の工夫を凝らしたバナーやのぼり旗が並ぶ前で、抗議アピールのトップバッターをきったのは、テントひろばでもお馴染みの斎藤美智子さん。

 この日の東京は一段と冷え込みが厳しく、ひっきりなしに寒風が吹いて、凍えるような寒さでした。そんな寒さをものともせずに2000余名の人が集まり、東電本社に向けての抗議のシュプレヒコールで集会が始まりました。「柏崎・刈羽の再稼働反対!」「東電は責任をとれ!」「汚染水止めろ!」「東電解体!」…。
 その後テントひろばの淵上さんからの主旨説明、参加者のアピール、たんぽぽ舎の山崎さんによる福島第一原発の現状分析と続き、日音協(日本音楽協議会)の有志によるミニコンサートをはさんで、東電への申入れ書の提出。さらにその後、抗議アピールと今後の行動の告知があり、最後に再び盛大なシュプレヒコールで行動を締めくくりました。1時間半にわたる中身の濃い行動でした。

s-DSC_0545簑口

第2テント・原発いらない女たちのテントひろば~福島とともにからも、のぼり旗を持って抗議行動に参加。対面の灯りのともっているビルが東京電力本社。巨大事故を起こした責任企業への追及の手を、決して緩めてはならない。

■次回の東電本店前合同抗議は、3月9日(日)の「原発ゼロ大統一行動」(日比谷野外音楽堂)に合わせた変則的なスケジュールとなります。日時をご確認の上、ぜひ東電前にご参集ください。賛同団体も募集しています。

【第6回東電本店合同抗議】
日時:2014年3月9日(日)14:15~15:00(45分間)
場所:東京電力本店前(新橋または内幸町より徒歩)


(報告、写真1とキャプション:メーテル/ 写真2:M・K、キャプション:メーテル)

第五十回「After 311~霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ!!」 2/6 経産省前テントひろばオープンマイク

■【歌うたい、ミュージシャン、詩人、役者、その他表現者各位へ】
【サポーター・観客のみなさんへ】

 オープンマイク 日時:2014年2月6日(木) 18:00~21:00
         場所:経産省前テントひろば
 
         霞ヶ関の中心で愛を叫んでみませんか?

■1月16日(木)開催の第四十九回は機材トラブルの為、急遽、〝村上ダミアン勝〟 〝トラメガ山ちゃん〟の協力でトラメガ3台を使ってのライブとなりました。
3人編成の〝いとなし〟のフリースタイルのライブと合っていて面白かったです。

 霞ヶ関の中心で愛を叫んでみませんか?
 表現の自由は守りますが、都知事選も近いので、公職選挙法に触れることは止めます が…。

 さらにヴァレンタインで玉砕しそうなリア充で無い方の叫びも是非(笑)。
 ノルマ、ギャラもちろん無し(笑)♪
 あと、ネット中継してくれる方も募集します。

■持ち時間 1人10分前後
 (一夜につき10人程度、場合により飛び入り可、但し21時以降完全音出し禁止)
 お問い合わせはメールでchikarasongs@hotmail.com (浦邉うらべ 力ちから)まで
 1組目が18時00分スタート(多少前後有り)

 雨天は状況によっては順延せずにマイク無しで演る場合もありますが、濡れる覚悟で お願いします。その他状況はツイッター@chikara69 でつぶやきます。(出演者にはメールを送ります)
 
よろしく!

国連・人権勧告の実現を! ーすべての人に尊厳と人権をー 1・25集会+デモ@代々木公園野外ステージ

1月25日(土)13:30から代々木公園野外ステージに於いて「国連・人権勧告の実現を!」集会とデモが行われた。主催は同実行委員会。幸い寒さもそれほどではなく、会場は満員、立ち見の方も大勢。約600名が参加した。

s-RIMG1619会場風景

「日本には、差別や排外主義など、多くの人権課題が山積しています。しかしながら昨年、日本政府は、国連の人権機関から出される各種の勧告に対して、「従う義務なし」と閣議決定しました。私たちは、こうした状況を多くの人に伝え、日本政府を動かしていくために、「国連・人権勧告の実現を!~すべての人に尊厳と人権を~」というキャンペーンを進めていくことにしました。
2013年12月14日には、立ち上げ集会を実施し、多くの方にお集まりをいただくことができました(注)。このたび、さらに広く社会に訴えかけるために、集会とデモを実施します。ぜひともご参加ください!」(呼びかけのちらしより)
注:この集会については本ブログ2013年12月30日付けで取り上げています。

s-RIMG1621ジンタらむーた7

この集会の模様はuplan さんの録画でみることが出来ます。
http://www.youtube.com/watch?v=bdOBM0O80NU
(文中の数字は各発言の開始時刻を示しています)

13:30  開会 
0:13:30 ライブ:大熊ワタルとジンタらムータ
0:28:00 主催者あいさつ 野平(ピースボート)
0:32:26 戦時性暴力の問題を解決するには:西野留美子(「戦争と女性への暴力」アクション・リサーチ・センター)
0:37:50 外国人労働者差別:鳥居一平(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
0:42:15 障害者問題:今村登(DPI 障害者インターナショナル日本会議)
0:47:10 セクシュアル・マイノリティ:工藤(レインボー・アクション)
0:50:40 朝鮮学校無償化排除問題:カン・ソナ(弁護士)
0:54:20 部落差別問題:和田献一(部落解放同盟)
0:58:35 アイヌ問題:島田あけみ(チャシ・アンカラの会)
1:05:40 「日の丸・君が代」問題:新井史子(「日の丸・君が代」強制反対不当処分撤回を求める被処分者の会)
1:08:27 沖縄・琉球問題:下地(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
1:11:40 特定秘密保護法:海渡雄一(秘密保護法廃止へ!実行委員会・弁護士)
1:14:40 福島被災者問題:ましこりか(つながろう!放射能から避難したママネット)1:20:40 まとめの提案:田中宏(のりこえネット)
1:28:00 1.25集会・デモアピール読上げ(注2)
     集会終わり
15:30  デモ出発 (デモコースは代々木公園→渋谷駅前→宮下公園)
1:44:00 デモは宣伝カーに続いて


s-RIMG1626デモ
1)朝鮮学校の無償化排除、2)マイノリティの人権(セクシュアル、被差別部落問題、障がい者差別、沖縄、アイヌ、移住労働者、難民・他)、3)歴史認識(日本軍「慰安婦」問題、教科書問題、「日の丸・君が代」強制、強制連行・他、4)反差別/人権擁護(ヘイトスピーチ、女性差別、秘密保護法、個人通報制度、「婚外子」、「夫婦別姓」・他)、5)+6)脱原発、原発事故被災者の「健康の権利」、原発労働者の人権のテーマ毎にブロックをつくって人通りの多い渋谷の町を行進し、ゴールの宮下公園で流れ解散となった。

ましこりかさんの発言より:
s-RIMG1622ましこ

 人間は生きているだけで、その権利は守られなければならないと思います。子どもたちに関しては「子どもの権利条約」というものがあります。福島の子どもたち、わたしの子どもは本当に「子どもの権利」を守られているのか、大変、疑問に思います。母親として、当事者として本当にシンプルに思うことは今、現在も福島に住んでいる子どもたちを一刻も早く避難させてほしいということです。また、福島に生まれ、住み、そこにいることで不安にかられ、健康被害が将来的に起こるのではないか、自分の子どもにもその被害が及ぶのではないか、と考えながら、不安にさいなまれ、将来に夢や希望が持てなくなってくる子どもたちが福島に出てきては困ると思うのです。どうか
年間1msvという基準をこの東京と同じように福島にも与えてください。年間20msvまでは避難する必要がない、というのが今、政府の対応です。今、皆さんの足元の被ばくが問題になるように、福島も同じレベルで考えていただくよう、これから都知事選を迎え、国にもいっしょに働きかけをしていただけたらと思います。

注1:集会+デモアピールの全文は「平和フォーラム」HP2014年1月25日付けにアップされています。
http://www.peace-forum.com/seimei/20140125125.html
注2:国連人権委員会から日本に対して出されている「国連の勧告」については、「ヒューマンライツ・ナウ」HP 2009年10月22日付け「国連が是正を求める日本の人権状況 ―勧告の一覧」をご覧ください。

(報告・写真:あっきい)



テントひろばに集う皆様へ 都知事選候補者応援問題

経産省前テントひろば・第二テントとして、都知事選立候補者の応援に関して、以下のような張り紙を出しました。
よろしくお願い致します。


テントひろばに集う皆様へ

 このたびの東京都知事選は、都民の方のみならず、脱原発に向けて活動する全国・世界の市民が注目しています。脱原発派の都知事の誕生を願う気持ちは、多くの皆様に共通するものと思います。これに関して、テントが特定の候補者を支持するかのような言説が一部で流れていますが、テントひろばが団体として特定の個人や政党を支持・応援することはありません。
 テントは市民の個人参加の場であり、一人ひとりの思いや立場の違いを尊重することは、最も基本的な姿勢として常に活動の基盤にあります。今後とも志を同じくする皆様に信頼を寄せていただけるよう努めながら、日々の活動を続けて参りたいと思います。「脱原発」を目指して、皆様と手を携えて進むことができれば幸いです。

                 2014年1月31日
                 経産省前テントひろば
                「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」

第二テントの前にはり出した「テントひろばに集う皆様へ」 写真が鮮明でなくてすみません。
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プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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