原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

脱原発テントひろば 3周年 再稼働阻止大行動 9・11経産省包囲

■9・11 脱原発テントひろば 3周年行動に集まれ!!

Image1テント

川内原発再稼働反対! 9/28朝 川内原発ゲート前抗議集会 9/28昼 鹿児島市全国集会にご参加ください。

9/28朝 川内原発ゲート前抗議集会 9/28昼 鹿児島市全国集会にご参加ください。
9月28日(日)川内原発再稼働阻止現地集会が開かれます。
「川内原発再稼働を許さない共同行動」は東京からの参加者を募集しています。
●各自、現地結集です。航空券・宿泊は自分で手配してください。
●参加された方には共同行動事務局で1万円の補助をする予定です。
●下記の申し込み要領をよき読まれて、是非、参加してください。
 また、参加できない方には、是非、カンパなどをお願いいたします。
 わからない点は、経産省前テントひろばに問い合わせてください。


▼募集要領
Image川内募集

福島原発告訴団、東京地検要請・東電前「汚染水」打ち水抗議行動(2) ー8月8日、ハッパをかけにまいりましたー

 福島原発告訴団、東京地検要請・東電前「汚染水」打ち水抗議行動(2)
この行動の模様はUplanの三輪さんの録画で見ることが出来る。発言者の名前の後ろの数字は録画登場時刻を示している。
https://www.youtube.com/watchv=jJ3uPOCK0I&index=1&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
20140808 UPLAN 東京検察審査会と東電前『汚染水』打ち水抗議行動および緊急記者会見

 参加者は地検前の行動が終わると、東電本社前に移動した(わたしのようにここから参加した人は他にもいるだろう)。福島からのバスは依然、渋滞にはまり、到着していない。バスの中でIWJさんの中継を見て思いを共有していたという。

▼司会:地脇告訴団事務局長 アピールを読む 
Image4地脇

午後1時過ぎ、東電本社の反対側の道路・スペースに集まった参加者に地脇告訴団事務局長から現在の経過説明とアピールがあった(40:42)

その後、地脇さんの「この打ち水はもちろん汚染水ではありません。東電の回りを涼しくして節電していただき、もう一度頭を冷やし、冷静になり、今やるべきことをやって頂きたいという思いで、行います」という言葉を合図に打ち水行動に移った。参加者は思い思いに用意してきた「汚染水」を道路にまいた。涼しげな浴衣姿もみられた。

▼打ち水
Image1打ち水

東電の前でまこうとして道路を渡ろうとした数人が警察官に阻止されるという場面もあった。東電の前では絶対、抗議をさせない。抗議に来る度に腹立たしい思いをさせられる。

 打ち水行動が終わって、地脇事務局長が東電への要請書を読みあげた(*下記参照)(52:25)。

▼東電へ要請書手渡す
 Image2提出

東電の担当者は門扉越しに要請書を受け取ろうとしたが、代表団は敷地内に入れるように要求、一行4人は本社入口前まで進み、担当者に要請書を手渡した(56:56)。

 その間に、福島からのバスがやっと到着(59:20)。福島から用意してきた「汚染水」を使って、再び打ち水行動。その後、福島の方たちがスピーチ。

▼福島からやっと到着
RIMG016福島到着

▼再び打ち水
RIMG0162汚染

●人見やよいさん(1:05:15)
Image2人見
ステキな議決を受けて、わたしたちはとっても喜んでいます。民意は罪を認めろ、ということを言っているんだと思います。国民の多くは東電がなんの責任もとらずに、相変わらず再稼働なんて言っていることに大きな怒りを感じているんだと思います。その声がわたしたちの声となって議決が出たんだと思っております。わたしたちに誠実に謝ってください。2度と繰り返さないことを誓ってください。そして原発政策をすべてやめてください。

●渡辺ミヨ子さん(1:08:08)
福島はとても素晴らしい山と海の地域だったんです。それが世界一、汚されてしまいました。返してください!元の福島を返してください。お金は要りません。元の福島を全部返してください!

●竹内さとしさん(1:09:30)
Image2竹内

この決定が出たということはわたしたちの運動の中で将来に対し、大きな風穴があいたということで、体が震えるくらい、うれしく思っております。このあいた風穴で、更に多くの人に参加をしてもらい、東電が自分の罪を認め、その責任をとり、謝罪をし、一切の保証をしてもらう、その土下座をしてもらうまで、とことん闘い抜いて行きたいと思います。

●西園寺さん(1:11:10) 福島出身 東京都武蔵野市議
Image2西園寺

わたしは福島に生まれた人間として、小学校5年生のときに、これからは原子力の時代だよって社会科で教わったんです。高校生のときには、福島原発を社会科見学で訪れて、あの双葉町の平和の利用っていうアーチも見た覚えがあります。そうやって洗脳されてきた自分が、今本当に悔しいんです。今回の市民の、都民の判断を重く受け止めてほしいと思います。

●橋本よしひろさん(1:13:30)
福島県の経験を東京の人たちには、また、他の府県の人たちには決してさせたくありません。福島県だけでたくさんです。

●告訴団の男性(1:15:12)
全国の皆さん、本当にいつもありがとうございます。そして警察官の皆様もいつも警護していただいてありがとうございます(笑)。警察官の方々も被爆しているんです。あっちだ、こっちだと言っている場合じゃないんです。みんな被爆しているんです。我々のあっちは東電、政府、霞ヶ関です。このことを常に頭において、また今日からがんばって行きましょう。

●亀屋さん(1:17:20)
わたしは双葉町です。原発から1.2キロのところに住んでいました。今は港区にお世話になっています。双葉町に中間貯蔵施設をもってくる話、「中間」というなら、その後はどこにいくのか、聞きましたが、答えがありませんでした。わたしは今でも双葉町に帰りたい。わたしたちはぜったい、双葉町を手放しません。

●佐々木慶子さん(1:21:35)
Image2佐々木

今、一番言いたいのは、東京の皆さんに感謝したい、ということです。本当によくわたしたちの苦しみや悲しみ、怒りを汲み取って議決にまとめてくれました。

罪を犯したら、謝って認めて、賠償するのが当たり前です。それが法治国家であり、わたしたちは親としても子供たちにすこしは顔向けできる動きだったかな、と思います。でも最後まで安心しないで、強制捜査もさせ、ちゃんとした判決が出るまでがんばっていきたいと思います。

最後にシュプレヒコールをして「汚染水」打ち水抗議行動は終了。
Image2シュ

 一方、地検前行動のあと、地検の佐藤主任検事、古宮検事と面会した代表団・弁護団は急きょ、司法記者クラブで記者会見を行った。武藤類子告訴団団長(1:24:35)、海渡雄一弁護士(1:25:18)、佐藤かずよし副団長(1:13:48)、村田弘福島原発かながわ訴訟原告団長(1:37:30)、長谷川和己さん(郡山市から静岡に避難)が発言、その後、質疑応答があり、約30分の会見を終わった。

*要請書の内容は以下のとおり。

東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬直巳様         2014年8月8日
 
                               要 請 書 
2012年6月と11月に行った福島原発事故の責任を問う告訴・告発について、東京地検は2013年9月に不起訴処分を行いましたが、福島原発告訴団はそれを不服として、2013年10月と11月に東京第五検察審査会に申し立てを行いました。
 その結果、2014年7月31日に東京第五検察審査会は勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長を「起訴相当」、小森明生元常務を「不起訴不当」と議決しました。
議決書では、勝俣元会長らには安全確保のための高度な注意義務があり、津波の襲来や全電源喪失を具体的に予見でき、それを防ぐための対策を行うことが可能であると認定されています。

 東京電力株式会社としても、勝俣元会長らがするべき事故対策を怠ったために、会社に社会的・経済的な損害を与えたのですから、彼らの責任追及を積極的に行うべきです。
また、東京電力株式会社は、福島原発告訴団が行った告発のとおり、放射性物質を含む汚染水の対策と管理を怠った事実を認め反省し、すみやかに自首をすることを要請いたします。

                                記
1.会社として旧経営陣の事故の責任を追求し、事故原因に関する全ての資料を 公開もしくは捜査機関に提出すること。

2.放射性物質を含む汚染水の対策と管理を怠った事実を認め、自首すること。

                                                  福島原発告訴団 団長 武藤類子

(報告:あっきい 写真:あっきいと三輪ユープラン)

福島原発告訴団、東京地検要請・東電前「汚染水」打ち水抗議行動  8月8日、ハッパをかけにまいりました (1)

福島原発事故告訴団 東京地検前に集合

 8月8日(金)12時、東京地検前に武藤類子告訴団団長、佐藤和良副団長、海渡雄一弁護士をはじめ、各地の告訴団事務局メンバー、サポーターが集まった。
もともとは検察審査会に早く議決を出してほしいという要請をするために地裁前に集まることになっていたのが、7月31日に議決書が出たため、急きょ、地検に上申書を提出することになったといういきさつがあった。

 朝7時に福島を出発した貸切バスは渋滞のため、まだ到着していないというハプニングがあったが、予定通り、集会は始まった。進行役は関東事務局の地脇さん。参加者は約200名。

▼東京地検前で
Image2全体

 その模様はUplanの三輪さんの録画で見ることが出来る。発言者の名前の後ろの数字は録画登場時刻を示している。
https://www.youtube.com/watchv=jJ3uPOCK0I&index=1&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
20140808 UPLAN 東京検察審査会と東電前『汚染水』打ち水抗議行動 および緊急記者会見

挨拶:武藤類子さん(0:50)
 7月31日に東京検察審査会が3人の被疑者に「起訴相当」、1人に「不起訴不当」の議決を行いました。検察は市民の大多数の想いを受け止めて、強制捜査を含む再捜査をしっかり行っていただきたい。そして真実に基づき、裁判という司法の場において、この事故の責任を追及していただきたいと思います。

 わたしたちは何度でもここに激励に参りたいと思っております。お集まりの皆さん、ようやく一つの山を越したところです。まだまだ続く道ですけれども、力を合わせていっしょに進んでいきましょう。

▼片山小金井市議
Image2小金井市議

その後、郡山市から静岡に避難しているHさん(4:15)、、関東事務局の片山かおるさん(6:40)、支援者のMさん(9:20)、Oさん(11:10)、静岡事務局の東井怜さん(14:10)、田村市から避難しているKさん(17:55)のスピーチがあった。

▼海渡弁護士
Image2海渡弁護士

最後に海渡雄一弁護士の発言(20:55) 
私たち弁護団にも審査会のなかでどういう議論をしているのか、全くわからなかった。ただ、議決の出る少し前からいろいろな動きがあった。

 7月7日に審査会から保田弁護士に電話があった。我々は「1万年~10万年に一度の津波であってもそれについては対応すべき」と書いたが、その根拠はなにか、という質問だった。7月11日にはファクスがきて、どういう対策を取っていれば、この事故は防げたのか。原子炉を停めておけばよかったと言っているが、それはどういう意味か、など7月15日までに返事をほしいという要請。わたしは10日からすでにジュネーブ(国連人権委員会)に行っていたので、もう1週間延ばしてほしいと頼んだが、認めてもらえなかった。そのとき追加書面で出した内容が議決書に大幅に引用されている。

 決定が出てからマスコミを通じてわかったことは、5月末くらいまでは目立った動きはなかった。ところが最後の1ヶ月くらいの間に状況が激変したようだ。その理由ははっきりしている。その頃、僕らは上申書を出したが、その中味は京都地検の古川さんの論文と大飯の判決文で、この判決に基づいて判断してください、と伝えた。推測だが、それが大議論になったのではないか、と思っている。福井地裁の大飯原発訴訟に勝ったことが、審査会の勝利につながったと推測している。

 検察審査会で3名の起訴相当が出た以上、今後は検察が起訴すべきである。強制捜査の記録量が膨大になるので、指定弁護士ではやり切るのはほとんど不可能。正規の裁判を東京地裁で開かせ、東京電力の責任を明らかにさせる。それが日本全国の原発を確実に停めていく、再稼働を許さない、そういう闘いと一体の闘いとして、この刑事裁判を実現させていきたい。

▼まとめの挨拶:佐藤和良さん(29:35)
Image2まとめ

その後、シュプレヒコールをして、東京電力本社前に移動した。

 一方、弁護団と告訴団の代表10名は東京地検で佐藤主任検事と古宮検事に45分間面会した(以下、佐藤和良さんの報告より引用)。

その後、東京地裁記者会見室で記者会見
Image2記者会見

▼佐藤和良さんの報告
 午後1時、弁護団と告訴団の代表10名が東京地検に入り、佐藤主任検事と古宮検事に面会して、以下の趣旨の『徹底した再捜査と起訴を求める上申書』を提出しました。
● 上申の趣旨
1 検察官は、東京電力に対して直ちに捜索を含む強制捜査を実施すべきである。
2 検察官は、被疑者勝俣、武黒、武藤、小森について、再度取調を行うべきである。
3 検察官は、検察審査会の議決に示された市民の良識に耳を傾け、不起訴の判断を見直し、被疑者勝俣、武黒、武藤、小森について起訴せよ。
4 検察官は、十分な捜査を行うために検察審査会法41条の2 第2項に基づき、再捜査の期間について延長を必要とする期間(3ヶ月が適当であると思料する)とその理由を通知するよう求める。
検察は,検察審査会の議決に基づき、福島第一原発事故の真実を明らかにし,各被疑者の刑事責任を明らかにするため、捜索を含む強制捜査と取調を実施し、被疑者勝俣、武黒、武藤、小森について起訴をするべきである。

▼武藤類子団長(45分間の面会で)
*検察審査会の議決書には予見可能性があると言う事実がしっかりと述べられていること
*再捜査をしてほしいこと。
*是非、検察の手で起訴をしてほしいこと。
*検審の11人中8人以上の賛成を必要とする「起訴相当」は日本に住む市民の大多数の意見の反映だと思うこと。等を述べ、上申書とともに「被害者証言集」を提出しました」。

注:徹底した再捜査と起訴を求める上申書(PDF)
  https://docs.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxSW9qbzFHYXA5ZGM/edit?pli=1

  検察審査会議決の解説(海渡雄一)(PDF)
http://www.labornetjp.org/news/2014/0802kaido
「なぜ検察審査会は東京電力役員の起訴を求めることができたのか 検察再捜査と    今後の展望」
 内容
 1 3名の役員に起訴相当、1名に不起訴不当の決定
 2 今回の議決は福島人々の被害の重みを理解して出された画期的なものである
 3 原子力事業者に課せられた高度の注意義務を確認
 4 議決の基礎となった予見可能性の判断方法についての考え方
 5 審査会が認定した津波想定に関する事実関係
 6 津波の可能性についての議決の検討とその意味
 7 浸水したら、過酷事故になることはわかっていた
 8 必要な対策を講じていれば、結果の回避、軽減はできた
 9 規制当局や他の電力事業者も十分な対応をしていないということは、東電の言い逃   れの理由とはならない
10 各被疑者らの責任
11 検察審査会の思いと今後の展開

(まとめ:あっきい、 写真:三輪さんの録画からお借りしました)

8月2日に旧暦で七夕まつり 経産省まえテントひろば前で

8月2日(土)夜7時から、経産省前テントひろばで七夕まつりをしました。7月7日は、まつりを中心的に担ってくれる人たちのスケジュール調整が少し難しかっことと、7月7日は梅雨の最中だったりして、天候に不安があったことなどで旧暦の七夕の8月2日に開催しました。乱鬼龍さんが言われるには「伝統行事は旧暦でやった方が季節感が正しくてよい」そうです。

大成功しました。賑やかだった。楽しかった。おいしかった。
乱鬼龍さんが司会。浦邊力さんやテツさんたちが歌や詩の朗読を繰り広げました。最後は神田かおり一門の講談師の甲斐織淳さんの「望郷ざくら」の講談でしめました。演出全体がけっこう決まっていた!と思います。

さらに、第二テントのスタッフのHさんがいつものイベントの時のように、「そうめん」をたっぷり用意してくれました。その上「折鶴おじさん」がマンゴーやパインなどを、藤原さんがスイカを差し入れてくださったりして。満腹感いっぱいで、七夕まつりを楽しむことができました。雨が降りそうで降らなかったことも大きいです。
最後になってしまいましたが、金曜日行動の時、テントに寄られたみなさんに書いていただいた短冊をつけた笹は3ケ所に飾りました。

▼七夕短冊
短冊


▼浦邊力さん 楽器のチェック
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▼おいしいそうめん 薬味が豊富
おいしいそうめん

▼歌う浦邊力!
うらべさん

▼ つぼみさんが「深い祈りとともに」を朗読
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▼さとこさんが忌野清志郎の『地震の後には戦争がやってくる』などたくさんの詩を朗読。
 聞き入る人々
さとこさん朗読

▼学校の先生のYさん熱唱
先生熱唱

▼観客
観客

▼甲斐織淳さんの講談  
講談師

 講談『望郷桜』のあらすじ
 原発被災地富岡(帰還困難地域)に有名な『夜ノ森桜』がある。2500メートルの桜のトンネルになるような名所だ。富岡の人たちは桜とともに暮らし、桜は生活の一部、人生の一部だった。なにかにつけ桜の木の下で写真をとり、そのため、住民のアルバムは桜だらけという状態だったが、いまは桜を観に行っても、外にでられず、車の中からになる。「原発さえなければ」。

 全国桜サミットが埼玉県幸手の権現堂公園で開かれたとき、この富岡桜の小木をその地に植えた。この木はいまは成長して美しい花を咲かせる。咲き誇った桜を見た富岡の大沢かおりさんは埼玉県に住む富岡からの避難者たちに声を掛け合って、富岡桜の下でお花見をした。それぞれの原発事故後つらかった生活などを方言でしゃべりあって、心を癒す懐かしい時間をもった。これからも毎年花見をして、お互いに存在を確かめ合おうということになった。

 甲斐さんはこのあらすじを軸に、なぜ「夜ノ森桜」という名前なのかという由来談を折り込み、創作講談をつくったそうです。どんどん完成度を高くするために手をいれているということでした。

▼観客
テツ後の観客

写真が失敗していますので、いい写真が入手でき次第、入れ替えます。

(報告:あれこれ屋 写真:あれこれ屋 笠原さん )

福島原発告訴団 7.317.31起訴相当!記者会見

■東京地検・審査会「起訴相当」の議決
東京地検第5検察審査会の議決が告げられた7月31日(木)午後5時から、告訴団の記者会見が福島県庁県政記者室で行われました。その模様は以下の録画で見ることが出来ます。

2014.7.31 福島原発告訴団 7.31起訴相当!記者会見
nomorefukushima2011


以下その概要を記します(数字は録画時刻を示す)

Image2武藤記者会見

○福島原発事故告訴団団長 武藤類子さんの挨拶(0:18)

 福島原発告訴団が申し立てを行った6人全員ではありませんでしたが、特に重大な責任を問われる3人に起訴相当、1人に不起訴不当の議決が出たことは妥当な判断をして頂いたものと思っております。
 わたしたちは本当は福島の審査会に申し立てをしたかったのですが、検察の方で福島から東京にこの案件を移送したため、東京の審査会に申し立てをすることになりました。しかし一般の東京都民からなる検察審査会が非常に被害者に寄り添った判断をしてくれたのではないか、と思っています。一般市民が審査するという検察審査会の出した議決は原発事故に対する国民の想いであったというふうに思っています。
検察はこのことを理解し、そして重く受け止めてただちに強制捜査を含めた厳正なる操作を開始していただきたいと思っています。そして必ず、起訴相当3名不起訴不当1名を起訴にしていただきたいと思います。
福島の被害は今も形を変えながら、拡大しています。一日も早くこの事故を引き起こした人たちが責任を取り、被害者が救済されることを願ってやみません。福島原発告訴団は、引き続き、責任追及を求める活動を続けます。

○弁護団・海渡雄一弁護士からのコメント(代読)(3:18)

 今回の決定は福島の人々の被害の重みを理解して出された画期的なものである。
 東京電力の役員には、高度の注意義務があることを認めたことは画期的である。
 推本*には高い権威があることを認めた。
 東京電力が推本*に基づく対策を実施しようとしていたにもかかわらず、停止のリスクをおそれ、土木学会に検討を委  ね、時間稼ぎをしていたと断罪している。
 この決定を受け、検察はかならず、4人について起訴して欲しい。

 検察が再度の不起訴に持ち込もうと、強制起訴の流れは変わらないだろう。
・・・・・・・・・・・・・
注*「推本」とは、「地震調査研究推進本部」の略
http://www.jishin.go.jp/main/index.html 地震調査研究推進本部は、政府の特別の機関で、我が国の地震調査研究を一元的に推進しています。

○告訴団副団長佐藤和義さんから検察審査会議決書の内容紹介(4:15)

Image2副団長


参考: 議決書の構成(全18ページ)。
  ・議決書全文はダウンロードすることが出来ます。https://docs.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxUFlzWXBRc1IwVVk/edit
   ・海渡雄一弁護士による解説「徹底解説 検察審査会決定:なぜ検察審査会は東京電力役員の起訴を求めることが出来たのか。 検察再捜査と今後の展望」 http://www.labornetjp.org/news/2014/0802kaido

・議決の要旨(1ページ)
・議決の趣旨(2ページ)
・議決の理由(2ページ)


第1 被疑事実の要旨(2ページ)
第2 検察審査会の判断(3ページ)

 1.はじめに(3ページ)
 2.事業者には高度な注意義務があること(3ページ)
 3.予見可能性、結果回避可能性について(4ページ)
 4.津波襲来について(4ページ)
 5..津波.の影響について(9ページ)
 6.結果回避可能性について (10ページ)
 7.規制当局や他の電力事業者等の対応について(12ページ)
 8.被疑者らの責任(13ページ)
 9.むすび(18ページ)  
  当検察審査会は、様々な意見を元に、度重なる議論を経た上で、以上のとおり決議するに至った。本件は事案解明という点からも非常に困難な事件であり、未だ明らかとなっていない点も多く存在すると思われる。検察官においては一般市民から選ばれた検察審査員によって構成された当検察審査会の議決の趣旨に沿って、再度、捜査を行った上、適正に判断がなされることを期待するものである。

平成26年7月30日 東京第五検察審査会

この後、記者からの質疑応答が行われました(23:56)

 注意! 
議決書が出されたことを受け、8月8日の「打ち水アクション」は当初予定されていた「地裁前」ではなく、「地検前」集合に変更されたので、お間違えなくお集まりください。

(まとめ:あっきい  写真:録画よりお借りしました)

7/16 脱原発テント裁判(その3) 報告会の続き

7月16日に行われた、テント裁判第7回口頭弁論の報告会の続きです

○鹿児島反原発連合岩井さんの発言

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岩井さんはその日の午前に行われた規制庁の「川内原発再稼働」合格審査にこうぎするために、朝鹿児島を発って来られました。そして以下のようなことを発言されました。
「規制庁の川内原発再稼働決定は敵が『一転突破全面展開』を目指していることです。これに対してどうするか、政府を倒すしかない。
福島第一の吉田所長が言っていることですが、「第一原発の爆発から2~3日目くらいには9割の職員がいなくなった」ということです。今度また同じような事件がおきたら、職員はもと逃げると思う。怖さがわかっているから逃げた。地域住民はわかってなかったから逃げられなかった。避難計画を支える人間は行政の人間で、市の職員も警察も消防も自衛隊も今度は我先に逃げると思うしそれは正解です。逃げて当たり前で、そういう人の問題を抜きにして避難計画は語れない。
 それから火山問題。桜島なんかかわいいもんで、桜島は姶良カルデラの一部で、姶良カルデラは海の底です。モニタリングなんかできない。九電は7万年に1回だから、あと6万年あるといっている。戯言です。違います。私たちは大自然に畏敬の念をもたなければならないのに、原子力村にはそれが最も欠けている。 このことをとりもどす闘いをわれわれはやって行かなければならない。

○双葉町から東京に避難してきている亀屋さんの発言

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 「双葉町の国有地に中間貯蔵施設をつくる言われたがいままで、いつきいても検討中、検討中だった。石原大臣が「金目発言」があったが、復興大臣・根本も、森雅子、福島県選出なのに誰一人抗議してくれなかった。悔しい。
石原大臣は金目発言を謝罪にきたが、県知事や大熊町長とか双葉町長などと話をするんじゃなくて、仮説住宅を回って、みんなと顔と目を合わせて謝罪するべきでしょう。そこからしか始まらない。
彼らが中間貯蔵施設の建設を急いでいるのは10月に福島県知事選がにあって、その結果で、建設がどうなるかわからないからはやく進めたいのです。
 安倍総理が1番腹立たしい。集団的自衛権では「国民の命と生活を守ります」と言いました。なんでその言葉を2年3年前に福島県民に言わなかったんです。これが安倍総理なんです。わたしは本当に腹が立ちます。」

テント裁判報告会はユープランの動画で見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=_JzPHPFDelQ&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA



(報告:あれこれ屋 写真:あれこれ屋、三輪ユープラン )

 

7/16 脱原発テント裁判報告(その2) 裁判報告会

テント裁判 第7回口頭弁論の報告会
テント裁判の報告会は、衆議院第一議員会館の大会議室で午後4時から行われました。
司会は大賀さん。

○被告・淵上さんの発言。
 淵上さんはその日の弁論が「大飯原発再稼働差し止めの福井地裁判決の意義」を軸に行われたことの重要性を改めて確認しました。そして、「国が2人を訴えたが、土地が国の所有かどうかなど争ってもしょうがないこと。争うべきことは、われわれはなぜあすこに居るのか、そのことが裁判にならない限り、裁判ではない。また、福井地裁判決について彼らに意見を言わせなければならない。裁判を持続させて力関係を変えていこう。」と言われました。

○被告・正清さんの発言
 正清さんは「日本が原発をどうするかは世界の注目になっている。核廃棄物の処理はできないのだ。ロシアはウラル山脈の東側に核廃棄物の捨てる場所があり、そこの住民が反対運動をやりはじめたという。フランスの廃棄物はほとんどロシアのオビ川に持っているということだ。日本は核廃棄物の最終処分場をモンゴルにおしつけようとした。最終処分場は全く目処も立ってない。無計画なのだ」と言われました。

○佐藤英行さん(北海道岩内原発問題研究会・岩内町町議、泊原発反対運動) 

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佐藤さんは1978年に勉強会をたちあげ、泊原発の中心的役割を担っている人です。この日は、『知ってましたか、8つの理由』のバンプを配られ、話をされました。
「いま北海道には核に関する大きな問題が3つある。一つは泊原発、二つは大間原発建設差し止め函館訴訟、三つめは幌延町へ日本原子力開発機構(旧動燃)が高レベル廃棄物の最終処分場の実験場をつくっていることです」と言われ、それぞれの問題について、概略説明されました。
 泊は北海道の炭鉱採掘の発祥地で、炭鉱の閉鎖以降、原発が用意されていく過程、現在の泊の様子。原子力立地給付金で北海道の中では様々な住民生活上での優遇措置がとられてるが、しかし、今日泊村の人口は減っていること、吹雪になれば動きようがないこと、活断層、火山のこと、津波の計算などについて話された。
「大間原発については函館市の184の町内会連合会が、建設凍結の決議をあげて全市的に署名運動をしている。署名は北海道選出の国会議員を通して提出する。全国からも募金が2300万円集まっている。」
「大飯原発の福井判決を力にして、原発訴訟を束ねて、脱原発原告訴訟団全国連絡会を10月にたちあげ、全原発を廃炉にするまで闘っていこう」言われました。また、原子力防災計画の、避難問題についての取り組みの問題点も提起された。やはり、原発が立地して現地で闘っている人からの話は内容が深く、聞く意義が大きいと思いました。

○淺野弁護士はその日の第7回口頭弁論で、「占有」問題に踏み込んで陳述した内容を話されました。
○河合弁護士はテントがなぜあすこに建っているかを明らかにするうえでも、大飯原発訴訟の福井判決がいかに重要な内容をだしているかについて陳述したことを話されましたが、 略します。

○福島大熊町の被災者の木幡ますみさんの怒りに満ちた発言

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「今日の朝日新聞、福島民友新聞に、がれき撤去で放射能が拡散し、宮城県の丸森町の方にも飛んだということです。そのことをいまになって明らかにしました。私たちは一時帰宅をするたびに、線量が高くなっているねと言っていて、町長にも言ったら「そんなことはない。君の思い過ごしだ」なんで答えていました。3.11と同じように隠していたんです。南相馬の人たちは水を飲んでいた。都路村の人も戻ってこい戻ってこいと言われたり、生活していたんです。
 東電と言っても2種類の人たちがいます、一つは地元の福島第一に勤めたりしている人たち。先日東電に勤めている知り合いの若い夫婦が遊びに来ました。体は大丈夫かときいたら、「血液がだめなんだ。でも東電は人手がなく働かなくちゃならない」と言ってました。
 東電は全社員をつれて福一に来るべきなんです。ところが福島第一に働いている人は死ぬまでそこで働けと言う感じです。今年の冬、柏崎の人が会津に雪かきに来てくれました。きけば東電の人だそうです。「ここに雪かき来ないで第一に行ったら」と言ったら「イヤーあんな危ないところには行けませんよ」と言いました。別の人が「私の息子は第一にいるんだ」と言ったら、黙ってしまい、えらい人は「もうしゃべんな」と言いました。
 確かに第一は危ないんです。チェルノブイリでは事故の時働いていた人は全員亡くなっています。この間、40代、50代、60代で亡くなる人が増えています。第一で働いていたという人が多いです。 私の知り合いも「去年元気だった。去年の成人病検診ではなんともなかったんだけど、今年2月になって、いきなり具合が悪くなった。体中にがんがすごい。進行が早いんだいよね」と言っているうちに7月に亡くなりました。3.11に第一で働いていた方、自衛隊の方、警察の方が次から次に亡くなっています。私はその家族に、また、働いている人に、「絶対死んじゃいけない。死んではなんのこともできないよ」と言っています。
 大熊町の被災者であっても東電の人は、住めなくなった住宅のローンの財物賠償は一切もらえません。だから働いてローンを返す以外にないのです。ローンを払うためにお前ら働けということ。そして他の従業員は第一には行かせない。本当にひどい。被災者支援法も全然進んでいません。福島県の子ども。中通りや浜通りで最近こういうことが問題になっています。甲状腺だけが問題と言うことではないだろう。鼻血問題は井戸川さんの言うとおりだと思います。双葉町の伊澤町長は獣医さんで、体のことについては知っている筈なんです。双葉郡の犬や猫も鼻血を出し、血尿を出して、死んでいるんです。人が鼻血を出しているのは事実です。この頃は体中に発疹が出ている人が多いです。肝臓を痛めている子どももいる。しかし、因果関係は証明できない。聞き取り調査もしてない。どういう人がどういう(病気の)状態にあるか、なぜ福島県は調べないんですか。なにもやらないで、漠然と鼻血は因果関係がないと批判するのはおかしい。
 今年の秋に知事選挙があります。それで私たちは「福島県知事選を考えるスクラムの会」をつくりました。原発ゼロを推進する知事を選びたい。」
 「 いままでのいろんな闘いを見てくると、女の人たちとか、住民の人たちが頑張っている。私も闘うことしかできないけれど、闘っていきたいと思います。」
木幡さんは怒りを体中で表して、しゃべっておられました。

(報告と写真:あれこれ屋)

検察審査会 福島原発事故に責任あり 勝俣元会長ら「起訴相当」の議決

◆第五検察審査会 勝俣元会長らを「起訴相当」
福島原発告訴団が東電の勝俣元会長ら6人を「福島原発事故の責任をとれ」と検察審査会に告訴したことに対して、検察審査会は勝俣会長他2名を「起訴相当」、小森元常務を「不起訴不当」、もう2人を「不起訴相当」の議決を下しました。
「起訴相当」というのは「業務上過失致傷罪で起訴すべき」ということです。その根拠は2008年に行われた東電の会議(勝俣出席)に津波14メートルの報告がなされていたにも関わらず対策を取らず、しかも、事故調査のさい、「知らなかった」などとしらばっくれたことにあるとしました。告訴した6人全員が起訴相当にされなかったことは残念で悔しい限りですが、告訴団とともに、今後、もっと闘いを強めて行きましょう。

◆東京新聞記事(8月1日朝刊)
Image1新聞

◆福島原発告訴団のホームページhttp://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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