原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

12月12日 福島原発告訴団 東京行動

12月12日(金)、選挙の最中ですが、福島原発告訴団の東京行動があります。ご参集ください。

12月12日(金)
11時30分 参議院議員会館 院内集会通行証配布
12時00分 院内集会
14時00分 東京地検包囲行動
14時30分 終了 

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【緊急】『映画 日本と原発』 12月シネマート六本木 追加上映決定!

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■河合弘之監督『映画 日本と原発』が12月にも追加上映決定
■自主上映:  シネマート六本木3階

12月04日 木曜日 19:00~ ※監督挨拶予定
12月05日 金曜日 19:00~ ※監督挨拶予定
12月06日 土曜日 19:00~ ※監督挨拶予定
12月12日 金曜日 19:00~ ※監督挨拶予定
12月13日 土曜日 19:00~ ※監督挨拶予定

上映時間: 2時間15分

【ご協力お願いします】
※ 各回とも、18時受付開始・18時半開場、19時上映開始となります。
※ 整理券は配布いたしません。
※ お早目に会場へお越しください。
※ シネマート六本木の主催ではなく、自主上映です。
※ シネマート六本木Webサイトには、この映画のスケジュールは掲載されていません。
※ シネマート六本木への電話でのお問合せはご遠慮ください。
※ 指定席はありません。
※ シネマート六本木のポイントカードは使えません。

■当日券
一般: 1,500円/ シニア・大学生:1,000円/  高校生以下:500円

■アクセス:
大江戸線または日比谷線「六本木」駅より徒歩約2分
※大江戸線利用の場合:「六本木」駅5番出口
※日比谷線利用の場合:「六本木」駅3番出口

住所:東京都港区六本木3-8-15
電話:03-5413-7711

お知らせ 12月3日 脱原発テント裁判 第9回口頭弁論に集まれ!

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12月3日(水)、午後3時から、テント裁判です。この日、正清さん、淵上さんだけが「占有者」ではないと43名が、「占有当事者」参加をより明確にします。みなさん集まってください。
国・経産省側は「裁判の打ち切り・結審を主張しています。私たちは、まだ、国・経産省側の代理人(弁護士)がことばをしゃべるのを聞いていません。今度はしやべるかもしれない。

午後2時から、東京地裁前で抗議行動
午後2時30分、傍聴抽選締め切り(この時間まで傍聴希望者は並ぶ)
午後3時、裁判開廷
午後5時、裁判報国会 参議院議員会館講堂

もう我慢しない!立ち上がる 原発事故被害者集会@福島市公会堂

11月16日(日)午後1時半から福島市公会堂で「もう我慢しない!立ち上がる!原発事故被害者集会 ~東電と国は被害者の声を聞け~」が開催された。主催は原発事故被害者集会実行委員会。参加者は約400名。
原発事故から3年8か月が経ち、いまだに事態が一向に進捗しない現状に、福島をはじめ全国各地に避難している被害者とその支援者たちが立ち上がり始めた。各グループ・団体の活動を報告し合ったが、この間のつらい体験を思い出し、涙ぐむ方、また聞く側もその思いを共有しつつ、耳を傾けた 。そしてこれからも共に闘って行こうという意思を確認して集会を終わった。

▼にぎわうロビー
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*この集会の模様はUPLANさんの録画で見ることが出来る(数字は録画時刻を示す)。
1)集会前半https://www.youtube.com/watchv=fgXpIVq2nn8&index=4&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
2)集会後半
https://www.youtube.com/watchv=Joa7P005HEI&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA&index=3

1.開会のあいさつ 原発被害糾弾 飯館村民救済申立団 赤石沢まさのぶさん(1:03)
Image2開会挨拶

2.呼びかけ団体のあいさつ
・  原発被害糾弾 飯館村民救済申立団 長谷川健一さん(5:01)
Image2長谷川健一

・ 福島原発告訴団 武藤類子さん(10:00)
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3.共催団体のあいさつ
・ふくしま集団疎開裁判の会 今野寿美雄さん(16:43)

4.賛同団体のあいさつ
・福島原発かながわ訴訟原告団 村田弘さん(22:22)
・福島原発被害山木屋原告団 菅野利光さん(27:05)
・那須塩原 放射能から子どもを守る会 森田省一さん(31:20)
・「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団 服部浩幸さん(36:15)
▼服部さん
Image2生業

5.ゲストスピーチ
おしどりマコ&ケン(42:15)
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・北広島市(北海道)の前川さんが、3.11以後、東電を相手どって初めて福島原発の運転差止訴訟を起こした。6月に提訴したが、福島に住んでいない、東電の電気を使っていないなどの理由から9月に提訴を棄却された。
・2011年秋に南相馬市で働いている友人が、環境省の役人の立ち話を耳にした。南相馬は3つの地区に分かれていて、それぞれに仲が悪いから、こういうところはやりやすいという話だった。
・おしどりがフクシマの取材を始めてから最初にアクセスしてきたのは水俣弁護団だった。患者側に立つ医者を出来るだけ多く自分たちの味方につけるべきだと言われた。最初は意味がわからなっかったが、次第に医者は国側につくことを知った。
・2012年にOECDのシンポがあったが、その目的はフクシマの人たちがどうやって汚染を受け入れたのか、を調査し、世界に広めるということだった。
・怒れる人が怒っておかないと未来のためにならない。エネルギーになるような怒り方をしよう。
知りたがりの怒りんぼうになろう!

休憩(15分) -飯館村の長谷川健一さんによる映像上映

(賛同団体からのあいさつ続き)
・原発さえなければ裁判弁護団 大森創弁護士(後半:0:12)
・全国一般ふくしま連帯労働組合 佐藤隆さん(8:40)
・福島原発被害首都圏弁護団 中川素充弁護士(16:11)
 鴨下代表メッセージ代読
・原発被害糾弾 飯館村民救済申立団 菅野哲さん(21:46)
・原発損害賠償京都訴訟原告団 宇野さえこさん(28:09)
・福島原発告訴団 目黒とみこさん(34:35)

6.賛同団体からのメッセージ (福島集団疎開裁判の会のメンバーが代読)
・原発賠償関西訴訟KANSAIサポーターズ 今泉修さん(41:46)
・福島原発さいたま訴訟を支援する会 北浦恵美さん(44:33)
・原発賠償ひょうご訴訟原告団 橋本洋一さん(46:00)
・原発賠償関西訴訟原告団 森松明希子さん(52:10)

7.弁護士さんのスピーチ
・海渡雄一弁護士(56:30)
・柳原敏夫弁護士(1:00:45)
・保田行雄弁護士(1:06:50)

8.ミニライブ きたがわてつさん (1:10:24)RIMG0265.jpg

  ・日本国憲法前文
  ・25条
  ・吠えろ!獅子
  ・まつり

9.集会アピール「もう我慢はしない!立ち上がる宣言」(1:32:27)Image2集会アピール

(前半略)
今日、私たち福島原発事故による被害者は、福島市公会堂に集い、お互いの被害の実情を知り、それぞれの尊厳回復への意志を確認しました。私たちは、さまざまな分断を超えてつながり、国と東電に対し、被害者の本当の救済を求めて力を合わせ声をあげていくことを誓います。

1.被害者への謝罪
  東京電力と国はこれまでの原発推進政策の間違いを認め、すべての被害者に心から謝罪し、原発の推進を今すぐ止めること。
2.被害の完全賠償、暮らしと生業の回復
  誰もが望む場所において、新たな生活をはじめられるような誠意ある賠償をすること。
3.被害者の詳細な健康診断と医療保障、被ばく低減策の実施
   「避難の権利」を認め、保養の制度化や定期的に詳細な健康診断を行うこと。子どもたちの安全と○○を知る機会を保障すること。
4.事故の責任
  司法の場で、東京電力福島原発事故の真実を明らかにし、責任を負うべきものが罪を償うこと。
  私たちは、原発事故とその後の、国や東電の対応によって傷つけられた尊厳を自らの手で取り戻すため、もう我慢は  しない!立ち上がる!ことを宣言します。

 山内尚子さんが宣言(案)を読み上げ、大きな拍手をもって採択された。
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10.閉会あいさつ 福島告訴団副団長 佐藤和良(1:39:54) 
 「分かれて進んでともに撃つ」と言います。北海道から九州まで30の団体がここに集まって、小さな一歩でありますが、歴史的には非常に大きな一歩を踏み出したんだと確認しましょう。このつなぎあった手を離さないで、明日の勝訴に向かってともに進んでいきましょう。

*集会アピールの全文 2014.11.16集会アピール(PDF)
*原発事故被害者集会賛同団体リンク

(報告:あっきい  写真:あっきい Uplanさんの録画から)

映画「日本と原発」 監督/河合弘之 構成/海渡雄一 音楽/新垣隆 

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■「日本と原発」 監督 河合弘之
■自主上映『シネマート六本木』3階シネマートホールにて開催。
■【日時】 11/ 8 (土)~
  11/16 (日) 14:00~ 16:30~ 19:00~
  ※最終回に監督挨拶 ※16日当日3回分の整理券を13時から配布します
  11/22 (土) 19:00~ ※監督挨拶
  11/23 (日) 19:00~ ※監督挨拶
  11/24 (月) 19:00~ ※監督挨拶
  11/25 (火) 19:00~ ※監督挨拶
  11/26 (水) 19:00~ ※監督挨拶
  11/27 (木) 19:00~ ※監督挨拶
  11/28 (金) 19:00~ ※冒頭に監督挨拶
   (上映時間: 2時間15分)
■当日券・前売り券とも
 一般:1,500円
 シニア・大学生:1,000円
 高校生以下:500円
■アクセス:
 大江戸線または日比谷線「六本木」駅より徒歩約2分
  ※大江戸線利用の場合:「六本木」駅5番出口
  ※日比谷線利用の場合:「六本木」駅3番出口
 住所:東京都港区六本木3-8-15 電話:03-5413-7711

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今年も“原発いらない福島の女たち”は「福島おんなカレンダー2015年版」作成しました。
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カレンダー

 このカレンダーは子どもたちの甲状腺がんなど健康被害・除染・避難と帰還・焼却炉・核汚染物の中間貯蔵地問題等、「フクシマの今」を 伝えています。
 カレン ダーの売上収益は「女たち」の活動、とくに、福島の現状と問題を全国に伝えるための交通費に役立てられています。
連絡先 原発いらない福島のおんなたち(カレンダーチーム):黒田 
梨の木舎メール:nashinoki-sha@jca.apc.org FAX:03-3291-8090

脱原発テント裁判 第8回口頭弁論報告集会 @参議院議員会館講堂

10月14日(火曜日)、午前中の脱原発テント裁判を終え、13時から参議院議員会館講堂で裁判の報告集会が行われました。

司会の垣内さんは右翼のテント襲撃と台風19号の災害について概略を報告したのち、「非暴力と服従をつらぬき、脱原発のために雑草のごとく何度でも立ち上がります」という力強い言葉で開会を宣言しました。

■被告の正清さん「二つの問題が解決するまで闘う」
正清さんはテント設立の経緯を簡単に述べ、福島の女たちのたたかいと結びついていること、世界の脱原発のたたかいとつながっていることを述べました。
「いつの間にかオリンピックが大事で、福島の原発事故は終わったようになっているが、福島は全く解決していない。まずは、原発の再稼動をしない、そして福島の子どもたちを中心とした子どもの救援対策を行うというこの二つが解決するまで、弁護団とともに頑張る。」

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■河合弁護士「皆さんとともにあるからこそ闘う」
河合弁護士は午前の法廷で、ご自身がつくられた映画を裁判の証拠として出すと言われました。それで、報告集会では「これから名刺に映画監督・弁護士と書きます。」といって笑いを誘い、次のように述べられました。
「10月12日にテントを襲った右翼は原子力村と同じ。経済産業省も右翼と同じようにしたいと思っているだろう。
 この種の裁判では、弁護団と被告団の協力関係が大事で、このテント裁判はいい形で成されている。裁判公判の出席者より、報告集会の参加者の方が多いのも珍しく楽しい。皆さんは話をよく聞いてくれる。団結を確認し、自分の属する団体にもどったらまたそこで頑張る。その繰り返しが大事で、運動を広げていくということである。
 今、我々弁護団は「無償の闘い・正義の闘い」をしている。なぜ弁護士たちが無償で裁判闘争をするのか、それは皆さんとともにあるからだ。原発を無くし、日本を安全で住みやすい国にしようという気持ちが同じだからであるということを理解してほしい。

政治的・経済的状況で、裁判所が変わってきているので、裁判所を励まし、応援し、奮い立たせていい判決を書かせたい。
 電力会社は再稼働をやめるとは言えない。やめたと言った途端に、債務超過会社になる。それを防ぐために、再稼動を言い続けるという面もある。電力会社・経産省は怖れるに足らずで、多くの国民がのノー・原発を言い続けることが大事である。

初監督作品である映画「日本と原発」は2年前に思いたった。原発についての本はたくさんある。でも読まれない。多くの国民が原発を考えるのにビジュアルしかないと思ったので、海渡雄一弁護士に手伝ってもらって作った。11月8日から28日まで十数回ロードショウがある。これはいろいろの裁判で証拠として使いたい。一人でも多くの国民が脱原発の確信を持ってもらいたい。力をあわせ仲良く頑張ろう。

■被告の渕上さん「一番いいたかったこと」 
法廷での弁論で一番言いたかった事は、テントは極めて政治的なテント。原発反対という国の政治的政策に対して政治的理由で占拠しているのだから政治問題である。しかし、国・経産省は政治問題にしたくないから真正面から政治的な答えをいわないで、あの一角の土地の不法占拠としての問題のみをひたすら主張している。
 福島の人たちが「やばい」と思えば逃げるのは当たり前のことではないか。それに手を貸すのが国や東電がやることなのではないか。20ミリシーベルトは安全とか、100ミリシーベルトでも大丈夫だとか、内部被爆などは問題ないとか、そういう彼らのやり方を許さない。テントの存在の根拠の一つはそこにある。

薩摩川内市の海岸にテントを建てた
私は九電の川内原発の再稼動に反対して、九電の直下にある薩摩川内市の久美崎海岸にテントを建てた。
10月9日には薩摩川内市で、国や地方自治体は説明会を開いているが、参加者は5千人程度、人口の2.5%に過ぎない。10月9日の説明会では、質問者9人うち8人は反対乃至疑問を呈している。最後の一人は「規制庁の皆さんのご意見、よく分かりました」。途端に拍手というやらせ。1号機、2号機の安全は担保されていない。住民の意見を取り上げもせずに再稼動などありえない。

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■乱気流さん報告「テントを守るために」
テントが右翼に襲撃されたとき、テントにいて襲撃を受けた乱さんの話。
「その前の週の日曜日にも街宣車15台が来てテント前に乗り上げて、第1テントの戸を壊したりしていった。向こうは再稼動をどうしてもしたいが、世論が反対であったり、御嶽山の爆発などで再稼動の無理が分かってきたりするので、焦っていると思われる。襲撃・破壊はこれで終わるとは思えないので、テントを人民の意志で守るという正攻法で守って行きたいと思う。
 金曜日行動で寄っていただくのもいいが、別の時にも、是非多くの人にテントに来ていただきたい。テントの存在は、日本の原子力政策だけでなく世界の原子力政策に影響するものと思うのでこれからも宜しくお願いしたい。

■吉田弁護士「占有は2人ではなく43人の主張」
「国、経産省は正清・淵上さんの2人だけが占有していると言っているが、占有者はもっ大勢いる。今日の裁判では、「自分にもテントひろばのあるところを占有する権利がある」という独立共同参加の申し立てをした。
今度は申し立てた人たちが原告になって、国を訴えていく。みんなで一緒にやって占有しているんだと主張し、43人が占有している証拠を揃えて積極的に闘っていく局面に入っていくということ。頑張っていこう。

■相田和正さん(茨城県東海村村議・東海塾主宰)

▼相田さん
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○テント裁判の印象
やっとテント裁判に参加できた。私たちは東海第二原発の差し止め訴訟をやっている。行政訴訟も起こしている。そういう裁判と比べて今日の公判廷の印象は、われわれが経験してきた裁判とは違って法廷の中が自由な雰囲気だった。淵上さんが「あんたたちはお金をもらって来ているのだろう。われわれは一銭ももらってない」などと言ったが、そういうことが法廷で言えるということに新鮮な驚きを感じた。そういうことは私たちもずーっと思ってきた、ふざけんじゃないよ。こっちは必死でやっているのに向こうは仕事としてやってる。こんな理不尽な話はないということを言いたくても言えなかった。この裁判ではちゃんと言えている。この裁判の雰囲気はみんなでつくっている。そういう意味でこの裁判は偉大な裁判だと思う。

○東海村第二原発について
東海第二原発は3.11のとき、東西に1.2メートル地盤がずれた。上下に0.2メートル沈んだ被災原発だ。津波があと70センチ高かったら全電源喪失の可能性があった。福島第一原発事故と同じになった。偶然によって維持された。しかし、その後、ポンプがこわれ、圧力容器もこわれ、逃がし安全弁がこわれた。危機一髪の状態、
JCOは危険な状態にあったというを認めようとしない。この原発は36年のボロボロ原発だ。東海第二原発から東京まで110キロ。30キロ圏内は96~98万人が住む人口の密集地。また、そばに再処理工場があって434立方メートルの氷水がたまっている。冷却していなければ水素爆発を起こす危険性を日常的にかかえている。

○12月に県議会選挙がある。
茨城県議会は保守の牙城。ここに人を送り込むために「東海第二原発を止める会」という政治団体をつくった。候補者5名を立てる。3・11以後の初めての選挙なので第二原発をどうするかを初めて問う選挙になる。皆さんにも支援をお願いしたい。

○東海村は原子力の発祥の地と言われている。学者も総資本も総結集して原発が推進されてきた。この地から脱原発の流れを生みだせればと考えている。脱原発首長の村上元村長は全国を駆け回っている。頑張りましょう。

■熊さん「川内反原発テント報告」
熊さんは川内原発反対のテントを建てたことを報告。「来てください。目の当たりに原発を見てください。」とアピール。

■福島の女たち 橋本あきさんと黒田節子さん

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報告集会での発言が予定されていた勝又さんがこられないので、橋本あきさんが勝俣さんからのメッセージを代読されました。(次回に来られる。)
続いて黒田節子さんが国道6号線の危険な状態など福島の現実の報告と再稼働なんて許されないことを発言しました。
「暴力には胸が悪くなる。相手が無知・暴力・無経験なら、私たちは経験力を結集して屈しない。非暴力・不服従を培い、さらに経験を加えていこう。
 なにかあるときにはテントに座り込みに来たい。先日、辺野古に行った。テントに、負けない方法として「勝つ事はあきらめない事」という書いてあった。福島もあきらめることはできない。

■再稼動阻止ネットから今後の行動についての発言があり、最後に司会からカンパ金額発表があり、閉会となりました。

(報告:アイアラック  写真:あれこれ屋 ユープラン)

10月29日午後 函館市大間原発裁判報告集会@参議院議員会館

 10月29日(水)、午後4時からは参議院議員会館講堂で裁判報告集会が開かれた。
参加者は126名(*第1回の時同様、多くの方々がお集まりくださったのに、資料が足りなくなってしまい、すみませんでした)。集会の模様はUplan さんの録画でみることが出来る。( )内の数字は録画の時刻を示す。
https://www.youtube.com/watch?v=-GtggcGuqys&feature=youtu.be
  
 最初に10月2日に函館市で行われた日弁連人権大会での工藤函館市長のインタビュー録画の上映(0:05:29)。録画の質が悪く、よく聞き取れなくて大変申し訳なく思っています。

▼工藤函館市長のインタビューの映像

寺崎写真

*インタビューの概要は笠原一浩弁護士の「報告・北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ」(その2)で読むことが出来ます。http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11930801935.html

その後、インタビューアーを務められた兼平弁護士に補足していただいた(0:19:35)。

金平
▲兼平弁護士
 
 「工藤市長が提訴以来、一般市民の方々の前で、生の声を聞かせる機会がほとんどなかったということで、市民の方々からも非常に要望がありましたが、これまではすべてお断りされていました。人権擁護大会にご協力いただけるということになり、地元の市民の方がほんとにたくさん来てくださり、大盛況で満員になりました。1000人以上、集まっていただきました。ただ、その後のシンポの参加者はぐっと少なくなってしまいました。

 函館市議会は全会一致で提訴を議決したということで、工藤市長のご苦労があったと思いますが、そこに至るまでの「武勇伝」みたいなものをお聞き出来たら、と思っていたのですが、そんなに説得などしていないということでした。福島の事故で、函館も被害を受けた。経済界、商工会といったところも、福島に関して函館が受けた被害、海産物が売れなくなるとか、旅行者が激減したとか、身をもって感じていて、すくなくとも対岸にある大間原発に関しては反対するという立場だったということです。

 各政党など、市議会には色々な立場の方がいますが、全党派の方々で浪江町、南相馬を工藤市長と一緒に視察に行かれました。その地域の惨状を自分の目で見てこられた方々が、大間で事故が起こって函館がこうなるのは許せない、どうしても防がなければいけない、ということで、全会一致に導けたということです。わたしとしては、ちょっとうれしい「意外」でした。「でも自民党の方とかもいますよね」と聞いてみたのですが、「やっぱり市民の声には逆らえないから」ということで、市民の方々が大間は怖いと言っているのに、自分の党派のしがらみでそれに逆らうことは出来ないんだよ」と言っていらしたことがとても印象的でした(*民意を無視して再稼働を急ぐどこかの市長、県知事に聞かせたい!)。
 余談ですが、わたし、途中で咳き込んでしまい、すっごく苦しかったんですが、市長がわたしの方をちらちら見ながら、わたしの咳が止まるまで、しゃべり続けてくださった。なんてダンディーな方、やさしい方なんだろう、と思いました」。

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▲海渡弁護士

 次に弁護団の海渡弁護士から今日の口頭弁論の要点を説明していただいた(0:24:25)。海渡弁護士は以下のような点を強調された。
この裁判の大きな意義は自治体が訴訟を起こしているという点にあります。世に脱原発を唱える首長はたくさんいても、訴訟を起こせた首長はいない。それは自治体の首長だけがやろうと思っても出来ないから。議会をまとめなければいけない。今回の場合は(市議会の)全員一致になった。それは先の兼平さんのお話では、それほど苦労されていないように話しておられたが、工藤市長が非常に根回しをやられたんだと思います。

弁護団会議の中で、現地に入るとしたら、浪江、南相馬にぜひ行かれたらいいいですよ、と勧めました。原発から何の利益も受けていないけれど、ものすごい被害にあった自治体の実情を見ることによって、函館市の皆さんの気持ちが動くんではないか、と思ったのですが、そういう形になりました。
この訴訟を(門前払いにさせないで)中身に入る論争にしていくことは、弁護団として大きな任務だと思っています。多くの法学者の人たちにも協力してもらい、著名な行政法学者たちの意見書を出すとか、しっかりとした法的環境も作って行きたいと思っています。

▼ドイツ連邦行政裁判所
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実際に、ドイツで原発を止めた有名な判決というのがあるのですが、それは自治体が原告だったんです。これは今年5月に日弁連でドイツに行ったときにわかったことです。判決のことは僕らも知っていたけれども、ミュルハイム=ケアリッヒ原発というのは市民だけでなく、自治体が原告になっていた。代理人の弁護士たちと函館市の訴訟の話をしているときに教えてもらった。こういう国際的な交流の中で、この訴訟の中身に踏み込んで、勝てるようにして行きたいと思っています」

その後、中野宏典弁護士が今日の法廷でのプレゼンの内容を、裁判を傍聴出来なかった人のためにも十分時間をかけて説明してくださった(0:30:00)。

▼中野弁護士
Image2中野

*プレゼンの概要は当ブログ11月2日付けの裁判報告をご覧ください。
*プレゼン資料ほか、当日の裁判関連資料は函館市のHPの「大間原発裁判に関わる主な経過」10月31日付けにアップされています。http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031100330/

▼竹田とし子さん
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大間原発訴訟の会代表の竹田とし子さんからはご自身の大間原発反対運動の関わりを中心に話していただいた(1:12:50)。

1994年「ストップ大間原発 道南の会」発足以降、20年にわたり大間原発建設を止めさせる運動に関わってきました。電源開発は電力会社に水力、火力などで発電した電力を売る会社で、原発をもつことを悲願としていました。最初は実験炉ということだったのが、1995年に突然、電事連からフルMOX-ABWR型原子炉に変更して、始めから商業炉でやるという発表がありました。そのころはまだ、青森でも反対する人たちが多く、その人たちと連携するようになりました。2003年に熊谷あさ子さんと知り合いました。あさ子さんは原発に反対していましたが、前面に出ることはなかったのです。夫が亡くなってからあさ子さんが「共有地分割裁判」を起こし、青森に傍聴に行くようになりました。その裁判は河合弁護士が担当でした。

 原発は大間町が誘致して、2008年4月23日に当時の甘利通産大臣により建設許可が出てしまいました。その年は洞爺湖サミットの年で、「原発はCO2 を出さないクリーンなエネルギー」と言われ、それが受け入れ易い環境があったのです。
大間は絶対止めなければいけない、という思いで函館市に賛成派・反対派を招いてシンポジウムをしてほしいと歴代の市長に要請してきました。その結果、2010年にシンポが開催されました。そこに招かれたのは、この秋から規制委員会に入った田中知氏(当時東大教授)、元東芝技術者の奈良林直氏(北大教授)など、原子力の安全性をアピールする人物ばかりでした。もう、これまで、と思って2010年7月28日国と電源開発を相手に「大間原発訴訟」を第一次原告(168名)が提訴しました。

 提訴に当たり、京大の小出先生にお世話になりました。先生は「大間原発は破滅の道」と言われました。当時は大変な表現だと思いましたが、今となっては、福島の原発を見ればわかるように、収束というのがこんなに大変な、難しいものだということが現実にあるにもかかわらず、やる気のない国、隠したがっている国・電力会社がきちんと保障が出来ないというのを目の当たりにしていると、函館市民にとって、これは未来のわたしたちだ、他人事とは思えない事故が起こってしまった。こういう事故が起きる前に止めなければならなかったのに、という怒りというか、くやしい気持ちでいっぱいです。

 第1回口頭弁論は12月24日、第2回目が翌年5月という、その間に福島原発事故が起きてしまったわけです。何としてでも大間原発の建設を止めたい、そのためにはもっと多くの方に原告になっていただきたい。「超危険 大間原発」ということを広く訴えていただき、一人でも多く第6次の原告になっていただきたいと思います。 

 竹田さんが語ってくださった函館の方々を中心とした20年間の大間原発との闘いの思いを皆で共有しあうことが出来た、貴重な時間だったと思う。その後、会場からの質問に答える時間をとった。

・市民の起こした「大間原発訴訟」の現在の進行状況について
竹田「初代の裁判長は話もよく聞いてくれたし、傍聴席も増やしてくれたりしました。裁判長が交替して、前回(第13回7月18日)では、それまで行われていた原告の意見陳述をさせるさせない、でもめて、15分くらいで打ち切られてしまいました。

今回(第14回10月17日)は「意見陳述はわたしたちの思いです」として裁判長に抗議をしました。この裁判長は来年4月でまた交替すると言われているので、弁護団としては次の裁判長のときに判決をいただくことを考えているようです。次回は2015年3月27日、新しい裁判長になってからの裁判は6月4日が決まっています」。

・福島原発事故以前・以降の裁判で変わった点はあるか。
竹田「安倍政権に替わって再稼働を進めるようになって、裁判所も変わってきているという感じがしています。国から意見陳述をさせない、という話があったのかな、というのはわたしだけの感覚ではないようです。わたしたちは3権分立を習い、だから裁判、と思ったのに、民主主義勢力が今、試されているという強い危機感を持っています。次は特定秘密保護法に関して裁判を起こさなければならなくなるのではないか、と思ったりしてしまいます」。

 最後に、河合弁護士初監督作品「日本と原発」予告編の上映をする予定だったが、DVDの規格が合わず、上映出来なかった。今回は知識・経験不足のため、映像関連のプログラムがうまく出来なかったことを改めてお詫びします。
 「関東の会」はテントに関わる二人を中心にやっていますが、前回同様、大間原発に関心のある方々が快く当日スタッフを引き受けてくださったことにより、集会を開催することが出来ました。引き受けてくださった方々、また集会に参加してくださった方々にも本当に感謝です。

(報告:あっきい, 写真:あっきい,ユープラン)
 
<今後の予定>
大間原発を考える学習会: 地方自治体と原発裁判 ー海外の事例をふまえてー
2014年11月26日(水) 19:00-21:00 (開場18:30)
講師:海渡雄一弁護士  会場:スペースたんぽぽ(JR水道橋駅より徒歩5分)
参加費:800円 (学生400円)
共催:大間原発反対関東の会 + たんぽぽ舎講座会議

第3回口頭弁論: ♪2014年12月25日(木) 東京地裁103号法廷、午後3時より♪

11/ 5~7 川内原発再稼働阻止 鹿児島県庁・現地行動の呼びかけ


10月9日の薩摩川内市での住民説明会の様子や、その後の鹿児島県での闘いについて、「福島とともに」ブログへのアップは遅れています。
いま現在、11月5日~7日の行動が提起されていますので、それをとりあえずお知らせします。

反原発・かごしまネット 向原祥隆さんから
■11月3日 午後4時25分 経産大臣が鹿児島県庁へ来る予定
 抗議行動を提起します
  集合:午後3:30
  場所:鹿児島県庁玄関前
  持ち物:横断幕、プラカード、ハンドマイクなど


 10月31日、伊藤鹿児島県知事が東京で宮沢経産大臣と面談し、要請を行う。
  会ったばかりなのに、なぜすぐ、鹿児島へ来るのか?と不思議。
 いよいよ、11月5日~の臨時県議会に向けた、茶番劇の前座がはじまる。
 盛大に歓迎しよう。

■鹿児島県庁前テントの設立報告
10月30日(木)午後7時20分 鹿児島県庁前にテントが立ちました。再稼働をやめさせたいという、有志が集まりました。

▼テント設置
1030 8時 (1)

1030 8時

拙速な議論のままに、5日からの県議会を経て、危険な川内原発再稼働を容認しようという、伊藤祐一郎知事、および鹿児島県議会推進派議員に対する抗議の意思表示です。

▼10月31日(金)午前8時 テント前集会を開催し、24時間座りこみを宣言しました。

1031 11時 (1)
1031 8時(2)

▼10月31日(金)午後11時 深夜にもかかわらず、県当局は職員50人、施工業者50人を動員して、テント周辺および、車道と歩道の境にフェンスを設置しました。

1030 8時 (2)

(11月3日の宮沢大臣来庁警備の一環と思われますが、なぜ昼間にしないのでしょう。夜中、こっそり。変ですね)
11月1日(土)午後8時現在 テントには、来客多数。和やかな談笑が行われています。

1031 11時 (2)

★時間を作って、ぜひお越しください。
 泊まることもできます。毛布4、シュラフ2はありますが、マイ・シュラフをお持ちいただいた方がいいかと思います。
★県庁敷地には空きスペースがあります。キャンプ用のテントなどを立てることができます。ただし、庁舎管理規則による退去の勧告が予想されます。これは法的な拘束力はありません。
規則などより、はるかに上位の、憲法で保障された表現の自由が優先される、と主張してください。

11月5日(水)、6日(木)、7(金)鹿児島県議会臨時議会 再稼働を決定しようしています。
毎朝9時から集会を行います。そのあと、議会傍聴へ移ります。
11月7日(金)は重大です。朝からの集会・抗議行動に総結集をお願いします。


(報告と写真 向原さん)

函館市大間原発建設差し止め裁判 原告側(函館市側)代理人が映像を使って弁論 

10月29日(水)3時から函館市大間原発建設差し止め裁判が東京地裁103号法廷で開かれた。

裁判傍聴券の抽選には約150人が並んだ。私は幸い抽選にあたり103号法廷に入る。
部屋の中は緊張した空気が漂っていた。
開廷前に裁判所職員から「携帯電話の電源は切るように、写真撮影、録音は禁止です」との注意があった。
裁判長に向かって左が原告の函館市側の代理人=弁護士が10名程度座り、右手は被告の国、電源開発(Jパワー)の代理人が25名以上が座っていた。

3時きっかりに開廷

●まず中野宏典原告訴訟代理人弁護士が、代理人の後ろの壁に設置されたスクリーンを使って「函館市 大間原発建設差し止め訴訟 第2準備書面について」の説明をした。 
※この準備書面も含めて、この日の裁判に関する書面は函館市HPの「大間原発に関わる主な経過」10月31日付けにアップされている。http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014031100330/

■この裁判の特徴は自治体が原告であること。それに対して、国と電源開発(Jパワー)が、「函館市には大間原発差し止めなどを求めることはできない。函館市という自治体には訴える資格はない」と主張していることに対して、「訴える資格(原告適格)がある」ということを証明することが第2準備書面の内容。

▼裁判の報告集会で、法廷と同じ映像を使って説明する中野弁護士
中野弁護士

中野弁護士は「函館市は自治体としての存立維持権がある」ということの証明から始めた。
スクリーンには「1.存立維持権の具体的内容 /2.福島原発事故による自治体存立の危機 3.被告国に対する①法律上の争訟性 /4.被告国に対する反論②原告適格

 1.については、地方自治の本旨←団体自治の本旨の帰結…… 以下略
 要するに憲法92条などを出して地方自治の本旨、自治体における公有財産の重要性などを示した。

 2.については原発事故により、自治体が破壊され強い影響を受けた福島県飯館村、南相馬市などの惨状を例に上げ、また、浪江町では100%の住民が県内外に避難し、家族が離散している例もある。浪江では時間が止まったままでコミュニティーは破壊されている。
原発さえなければと自殺した人さえもいる。退避命令で遺体を捜すことも埋葬も出来なかった。
仮設住宅での生活を強いられているさまざな例。南相馬市は事故後生産人口が減少していると自治体存続の危機を述べた。
※中野弁護士のプレゼンスの詳細はuplan さんの裁判報告集会の録画で見ることが出来る。
https://www.youtube.com/watch?v=-GtggcGuqys&feature=youtu.be

3,4について、原告は負担だけ押し付けられている。
といったことを詳細に論じた。
そして、原告適格を認めるように国に対する反論をした。

●次に河合弁護士が電源開発に対して質問した。
○ 原告の適格性がない、訴訟を門前払いにすべきと主張しているが、地方自治存立維持権を却下せよというのか?
原発被害は居住権の侵害ではないのか?

○原告は即時差し止めを主張しているのである。
電源開発は「大間原発は建設中で設置変更許可も受けていない。時間がかかっていて、これからも設置変更が出てくるかもしれない。そのような「未定のもの」を差し止め請求することはできないと言っている。
その一方で、株主総会では早期の原発稼動をめざすといった。二枚舌を使うのか。
電源開発は、一体いつ、設置稼働申請をするのか?

○原発裁判は最高裁まで行き時間がかかる。早期提訴、判決が必要だ。
大間原発が仮に新規制基準に適合したとしても基準自体が不備である。
我々の主張は変わらないと述べた。

●最後に裁判長が国と電源開発に、反論の準備書面を次回までに出すようにと言った。

この日の法廷はこれで終了。要した時間はおおよそ35分くらいだった。
印象的だったのは、中野弁護士が映像を使って弁論をしているのに、Jパワーの代表的代理人は全く顔を上げず、映像を見ていなかった(みることができなかった)。

(報告:ぬーさん 写真(報告集会):あれこれ屋)

……   ……   ……   ……   ……   ……   ……

【参考資料】 10/30北海道新聞報道
「 大間原発訴訟口頭弁論 函館市、原告適格めぐり反論」
「自治体の存立権 人の生命に匹敵」
 

【東京】函館市が国と電源開発(東京)を相手取り、大間原発(青森県大間町)の建設差し止めや原子炉設置許可の無効確認を求めた裁判の第2回口頭弁論が29日、東京地裁(増田稔裁判長)で開かれた。市に原告適格(=訴える資格)がないとする国の主張に対し、市側は「自治体の存立維持権は、私人で言えば生命に匹敵する重要な利益。原発事故はこれを半永久的に侵害する」などとして、原告適格が認められると反論した。

 訴状によると、市は大間原発で過酷事故が起これば壊滅状態に陥るとし、地方自治体の存立を維持する権利に基づき、原発の差し止めを求める資格は市にもあると主張。国に対して原子炉設置許可の無効を求めるとともに、市が同意するまで建設停止を命ずるよう求めている。電源開発に対して建設の差し止めを求めている。

 7月に開かれた初弁論では国側が「地方自治は函館市の主観的な権利として保障されているものではない」などとして、原告適格を欠くと主張。これに対し市は準備書面で、市が半径30㌔圏内のUPZ(緊急防護準備区域)の範囲内に含まれることから、「原発事故でその存立維持に極めて重要な影響を受けることは明らか」などと反論した。

 第2回弁論では、市側の弁護団が約15分間プレゼンテーションを実施。市が訴えの根拠としている地方自治体の存立権について「地方自治の根幹にかかわる。(事故が起きれば)自治体そのものが事実上廃止されるに等しく、司法権の対象となるのは当然」と反論したほか、福島第一原発事故で被害を受けた周辺自治体の福島県浪江町、南相馬市の実例を挙げて説明した。

 一方、電源開発は市の原告適格がない理由として「大間原発は原子炉設置変更許可申請の準備を進めている段階で、試運転までには少なくとも数年を要する。現時点では権利内容が不明確かつ未成熟の状態」と主張した。市はこれに対し、「電源開発の主張を認めると、原子炉の設置変更許可が下りている川内原発(鹿児島県)以外の差し止め請求はすべて不適法となる」などと指摘し、同社に釈明を求めた。

 次回の口頭弁論は12月25日に開かれる。

プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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