原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

8月2日 函館市 大間原発建設差し止め裁判に集まってください。

8月2日 函館市 大間原発建設差し止め裁判に集まってください。

★裁判の傍聴締め切りは14時30分です。

★報告集会は16時からです。於:参議院議員会館

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東電福島原発事故 東電幹部の責任を問う刑事裁判開始(その二)

〇福島原発事故強制起訴裁判とはなにか

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裁判の様子

★起訴状朗読と被告の認否
 裁判に訴えた側=原告・被災者たちの検事役(指定弁護士)が被告・東電の罪状を明らかにするために、裁判はまず、起訴状朗読から始まりました。検察役の指定弁護士が、東電をなぜ起訴したのかの述べました。
それに対して、被告の東電の3人が「罪状認否」、すなわち、起訴を認めるか、否認するかを表明し、東電側の3人の被告は罪状を否認しました。

★冒頭陳述
本裁判では、被告人が原子力発電所を設置・運転する事業者を統轄するものとして、その注意義務を尽くしたのか、尽くしていれば今回の原子力事故は回避できたのか、ということが問われている。

〇被告人らの立場とその責任
 被告人勝俣は代表取締役社長や代表取締役会長となり、最終的に原子力発電所の安全を確保すべき義務と責任を負う地位、最高経営層に属する者として、本件原子力発電所を所管する原子力・立地本部等を通じて、その構造、設備等の技術基準適合性にかかる情報を常に把握し、安全性に関わる重要な事項が判明した場合には、防護措置その他の適切な措置を行うべきか否かの判断を行うなどの会議等を主宰して、その席上で適切な指示を行う立場であった。
 被告人武黒は常務取締役原子力・立地本部本部長、取締役副社長原子力・立地本部本部長、フェローとして、被告人武藤は執行役員原子力・立地本部副本部長、常務取締役原子力・立地本部副本部長、平取締役副社長原子力・立地本部本部長として、東京電力の原子力発電所を統轄し、原子力発電所における原子力安全を最優先に、その設備の管理等を行う立場であった。特に被告人武藤は、被告人勝俣を補佐して本件原子力発電所の安全を確保すべき義務と責任を負う地位にあった。

〇本件の争点と経過
 この裁判では、被告人らがそれぞれ、本件原子力発電所に10m盤を超える津波が襲来することを予見できたか否かが主要な争点です。(以下、主要な経過をタイムテーブルで示す)。

福島原発事故の経過
1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生
・99年、東電等の電力事業者、設計上の想定津波水位の設定等に関する基準を策定するため、社国法人土木学会に対し、原子力発電所における津波評価についての研究を委託
・2002年2月、土木学会、「原発の津波評価技術」を公表
・02年7月、文部科学省地震調査研究推進本部の地震調査委員会、「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について」を公表
・02年10月、被告人勝俣:代表取締役社長
・04年12月、スマトラ島沖地震で津波が発生、マドラス原子力発電所2号機の非常用海水ポンプが浸水
・04年7月、被告人武黒:電事連・原子力開発対策委員会総合部会 部会長(~08年6月)、その後、原子力開発対策委員会委員長
・05年4月、被告人勝俣:電事連会長(~08年6月)
・05年6月、被告人武黒:常務取締役 原子力・立地本部本部長。被告人武藤:執行役員 原子力・立地本部副本部長
・06年1月、原子力安全・保安院と独立行政法人原子力安全基盤機構、電事連や各電力事業者が参加して「内部溢水・外部溢水勉強会」を継続的に開催
・06年5月11日、第3回溢水勉強会で、本件原子力発電所5号機に津波が無制限に襲来した場合、非常用電源設備や各種非常用冷却設備が機能喪失し、全電源喪失に至る危険性があると報告
・07年6月、被告人武黒:取締役副社長 原子力・立地本部本部長
・07年7月16日、新潟県中越沖地震が発生。東京電力、この地震による事故を契機に新潟県中越沖地震対策センターを設置
・08年6月、被告人勝俣:代表取締役会長。被告人武藤:常務取締役 原子力・立地本部副本部長
・08年6月10日、地震対策センターのメンバーが地震本部の長期評価を取り上げるべきとする理由及び対策工事に関する検討内容等を、被告人武藤に資料を準備して報告
08年8月上旬、被告人武藤、被告人武黒に津波水位の最大値が敷地南部でO.P. +15.707mなる旨の計算結果を報告
・08年8月22日、東電設計、東電に対して、地震本部の長期評価を用い、房総沖地震の波源モデルを福島県沖海溝沿いに設定した場合の津波水位が本件原子力発電所敷地南部でO.P. +13.552mとなる計算結果を示す
・08年9月10日、本件原子力発電所の所長らに対して耐震バックチェック説明会
・09年2月11日、被告人ら3名「中越沖地震対応打合せ」に出席して「土木学会評価手法の使い方を良く考えて説明しなければならない。もっと大きな14m程度の津波がくる可能性があるという人もいて、前提条件となる津波をどう考えるか、そこから整理する必要がある」の発言を聞く
・10年6月、被告人武藤:電事連原子力開発対策委員会総合部会 部会長(~10年6月)、その後、原子力開発対策委員会委員長
・10年6月、被告人武黒:フェロー。被告人武藤:取締役副社長 原子力・立地本部本部長
・11年3月11日、東北地方太平洋沖地震の発生

〇原告側指定弁護人のまとめ
 東電設計による津波評価の計算結果は、本件原子力発電所に10m盤を超える高さの津波が襲来することを示す。被告人武藤は平成20年6月10日、被告人武黒も遅くとも同年8月上旬には、上記計算結果を実際に認識していた。
しかも、被告人らが出席する「中越沖地震対応打合せ」等が継続的に行われ、席上、本件原子力発電所に関する様々な情報が報告され、とりわけ平成21年2月11日には、当時原子力設備管理部長が「もつと大きな14m程度の津波がくる可能性があるという人もいて」などと発言しているから、被告人勝俣も上記事実を知ることができた。
 このような状況である限り、被告人勝俣は、継続して本件原子力発電所の安全性に係る会社内外の情報を常に収集することによって、東電設計の計算結果の重大性は、十分に認識できた。被告人武黒も同様。
 被告人らは、発電用原子力設備を設置する事業者である東京電力の最高経営層として、本件原子力発電所の原子炉の安全性を損なうおそれがあると判断した上、防護措置その他の適切な措置を講じるなど、本件原子力発電所の安全を確保すべき義務と責任を負っていた。
 運転停止以外の「適切な措置」を講じることができなければ、速やかに本件原子力発電所の運転を停止すべきだった。それにもかかわらず、被告人らは、何らの具体的措置を講じることなく、漫然と本件原子力発電所の運転を継続した。被告人らが、費用と労力を惜しまず、同人らに課せられた義務と責任を適切に果たしていれば、本件のような深刻な事故は起きなかった。指定弁護士は、本法廷においてこのような観点から、被告人らの過失の存在を立証する、ということを陳述しました。

それに対して、被告側の弁護人も冒頭陳述で「予見できなかった」ことと、したがって対策を立てられず、被告は無罪と陳述しました。

〇原告、被告が提出した証拠物件の確認を行いました。

第一回公判は5時前に終わりました。これから、長い裁判になることが予想されます。

(まとめ報告:大賀)

東電福島原発事故 東電幹部3人の責任を問う刑事裁判開始(その一)

6月30日(金)、東電の事故責任を裁く、はじめての刑事裁判が始まる。

傍聴整理券の配布が午前7時半から8時20分までなので、早起きして8時に東京地裁前に到着、すでに500人くらいの人が集まっていた。最終的に730人位だった。
 地裁もこの裁判が大変重要だと思ってのことだろうが、大法廷の104号廷だったが、マスコミ各社には2席ずつ用意され、一般の傍聴が50数席くらいしかなかったのは残念。
抽選はリストバンドだった。

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▲抽選発表 4ケ所に張り出す。

抽選の後に地裁前でアピールが行われた。

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 まず支援団の佐藤和良団長から「二度の不起訴処分の後やっと強制起訴にたどり着いた。市民の力で勝ち取った裁判である。人類最大のこの事件の裁判は世界の人が見守っている。裁判を傍聴して世界に発信していきたい。長い裁判になると思うが、被告3人ともに高齢ではあるが元気に生きて、きちんと罪と責任の在りかを認め、償いをして欲しい。彼らは多くの人びとの人生を変え、命を奪うほどに汚染を拡大した、その責任を問わなければならない。この裁判は原発推進を止めるためにも大切な裁判。手を携えて前に進みましょう」と力強い挨拶があった。朝4時に福島を出発した原告たちはも佐藤さんの発言中にやっと着いた。
上京団も加えて、次々と福島の人たちからの事故で普通の生活を奪われ今も苦しみが続いていることなど、切々とした訴えがあった。7年は長かったけれど、やっと裁判にこぎっいた喜びも感じられた。

傍聴抽選に外れた人たちは参議院議員会館で集会

11時からは参議院・議員会館講堂で、傍聴できなかったほとんどの人が集まり集会。
まず告訴団事務局長の地脇さんからこれまでの経過報告があり、東電株主裁判の木村結さん・広瀬隆さん・山形へ避難して農業をやって3人のお子さんを育てている吉田さんのお話。
その後、午前中の傍聴を終えた海津雄一弁護士が急遮来て、裁判の流れや様子を話して下さった。起訴状の朗読(冒頭陳述)は90分、そのポイントだけ説明した。ここで問われているテーマは「人間は自然を支配できない。自然災害を予知できない。だから仕方なかったのでなく、被告人らは原子力発電所を設置・運転する当事者(東電)を統括するものとして、その注意義務を尽くしたか、注意義務を尽くしていれば原発事故は回避できた」とした点であり、東電の津波対策の経緯などが細かく調査、陳述されたとのこと、指定弁護士さん等が本当に良くやって下さっていることが分かった。3人の被告は最初に言葉だけの謝罪した後事故は予見できなかったと無罪を主張したそうだ。
 午後の裁判が終わるまで、映画「東電テレビ会議49時間の記録」を見た。当時の東電の混乱ぶりが生々しく、事故直後のことがよみがえる。

裁判報告集会

 公判が終わって午後5時過ぎから、原告や傍聴者した人たちも会場に来て、記者会見兼報告集会が開かれた。

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▲集会場の正面右に陣取った原告・傍聴者たち

佐藤和良応援団団長が傍聴を報告し、さらに人見さん蛇石さんが傍聴した感想を話した。そのあと、海渡弁護士が再度解説し、裁判の報告が・説明が行われた。(別途)また、安田弁護士が裁判の感想を話した。
 最後に告訴団団長武藤類子さんが挨拶した。武藤さんは「裁判の公判日時が決まって、必ず行くからねと言っていた方がつい先日亡くなってしまった。これまでに他にも多くの人が無念のまま亡くなってしまった。その人たちのことを胸に裁判に臨みたい」「私たちは理不尽な被害に遭った被害者で、加害者は東電である。ここにいる一人ひとりも被害者です」の発言に共感した。
 裁判では、大津波を予見できたか、予見に基づいて対策を講じていていれば原発事故は回避できたかどうかを争っていくわけだが、佐藤さんのたち傍聴も、海渡さんたち弁護士も、検察側となる指定弁護士が、実に内容のある証拠を、東電の津波対策の経緯などを明らかにするメールや東電の内部資料をが細かく調査、陳述されたことをはなされた。
原告側の指定弁護士の出した証拠等は238点で、東電側の出したそれは45点だったそうだ。東電の3人の被告は最初に言葉だけの謝罪した後「事故は予見できなかった」と無罪を主張したそうである。
 次回の公判は裁判官が夏休みに資料を読み込んだ上で決めるということで、未定です。今後の裁判を見守っていきたいと思います。

 地裁前・報告会の様子は三輪さんが録画して下さったので是非そちらをご覧ください。
https://ww肌yOutube.com/watch?Ⅴ=rt9qFB16ifc
https://www.youtube.com/watch?Ⅴ=Gh9BCWYoVYw

(報告:K/M  写真:ぬーさん、あれこれ屋)

電源開発株主総会 プリンスホテル前でスタンディングデモ

6月28日(水)、午前9時から始まる電源開発株式会社の株主総会に、「大間原発建設NO!」を掲げて、東京芝のプリンスホテル前で、小雨の中、スタンディングデモを行った。

原発は儲からない!
世界は止めているのに
それでも大間原発を作るのですか?

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大間原発NO!の横断幕は文字がくっきり浮かぶ感じで、一目で訴えがわかるし、何回見ても素晴らしい!

チラシはというと、実は、「あっ 無い! チラシが見当たらない! そうだ、雨対策で手提げに入れたチラシを別の袋に入れ直し、横断幕などを入れた袋の横に置いたつもりだったがそれが無い!悔やんでももう遅い」
せっかくOさんが作ってくれたのになんという失敗。「折角のチャンスだったのに」とOさんはガッカリされた。
「仕方がない、声で行こう!」と言うNさん励まされ、気を取り直し、株主たちに声で「大間原発はいらない!」と訴える。暫くして函館から参加したOさんが持ってきた大間現地用のチラシを配った。

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▲会場に向かう株主たち

電源開発本社前スタンディングでおなじみの「大間原発大間違い マグロもイカも怒ってる」人形も参加。
久しぶりのTさんがお友達と二人で「原発反対」のプラカード持参で参加。仕事の合間に駆けつけたDさん、テントのTさん、いつもの面々の4人。加えて株主のY夫妻、Oさん、Tさん、と10人以上の顔ぶれで株主総会アピールにふさわしい人数が揃った。感激。

株主総会にに参加する人達のチラシの受け取りがよい。雨ですぐよれよれになるが話の糸口になる。「雨の中頑張るね!」「いままで推進と思って来たが考えを変えたよ」など嬉しい反応もある。

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私たちは「原発の時代は終わりました。マグロの時代です。」「マグロの方が経済効果が大きいです。」「大間原発は未完成です。これからも完成しません。」「東芝の二の舞になることは確実です。」「台湾も韓国も原発はやめることを決めました。」「モックス燃料なんてとんでもないことです。」「原発はトリチウム汚染水を放出します。海洋生物が汚染されます。マグロは価値がなくなります。」と口々に訴えた。

株主総会へのチラシまきは3回目になるが、今度が一番受け取りがよかった。チラシの受け取り方が変わった印象をみんな一様に受けた。
チラシ撒きは一人ででも二人ででも続けることが大事。

電力各社の株主総会がいっせいに開かれて、各会場で原発反対の提案があったと報道された。それでも金融機関などの大株主が推進の会社提案に賛成するのが不思議。福島原発収束のめども立っていないのに、儲からない事がわかって、世界は原発をやめる方に転換を始めているのだから、電源開発も大間原発建設をやめるべきだ!
これからも デモ を続けるぞ!!

(報告:里山恵 写真:あれこれ屋)

緊急のお知らせ 7月6日(木)テント学習会「日本のプルトニウム管理と大洗事故」 

6月9日に「日米原子力協定」の院内ヒアリング集会を開催し、プルトニウム管理の重要性が明らかになり、一方で6月6日に起こった大洗の事故から日本のプルトニウム管理の杜撰さが露呈しました。
 そこで、48 トンと言われるプルトニウムが今どのように管理されているのか、5人の作業員が大量の被ばくをした大洗事故は何を現しているのか、を学習し、次のヒアリング集会「日米原子力協定(2)」に繋げたいと考えます。

日時:7月6日(木)18時半~21時
場所:日比谷図書文化館(千代田図書館)セミナールームA
講師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
参加:テント関係者及び一般の方
参加費:300円
課題(案):
(1)日本のプルトニウム管理
(2)大洗事故
(3)ヒアリング集会質問書案
主催:経産省前テントひろば

プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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