原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

双葉町民が国会へ~院内集会報告

『6.20(木)午後1時より、双葉町民がバスを仕立てて国会に乗り込み、参議院会館で院内集会を開きます。陣頭指揮は元町長の井戸川克隆氏。双葉町民の嘆きを国会で言いまくります。皆で注目、応援しましょう!』

↑ コレを双葉から都内に自主避難しているHさんのフェイスブックを見て、行かねば! と参加してきたのでご報告します。

チラシ


さてこの院内集会の最後 司会の井戸川さんの「暫く皆さんと離れることになりますが、もし良ければまたこのような会をぜひ!」発言に対し 賛成の声が多数あがりましたが、この晩井戸川さんは みどりの風から参議院選(全国比例)出馬と発表がありました。
Hさんによれば井戸川さんは「国政に出る前に町民の方に最後の御奉仕をしたかった、と院内集会を決めた」そうです。

。。。。。

井戸川さん町長の時の井上副町長によるとバスは2台で、埼玉県騎西高校避難所から1台・もう1台は福島県内とつくばの双葉コミュニティから、首都圏に自主避難・一般応援の方々もで 104会議室は立ち見もあふれる程ごった返しました。

0620-05.jpg
(写真:レイバーネット日本 http://www.labornetjp.org/news/2013/0620

また井戸川さんによればこの緊急集会を告知した議員は『子ども・被災者支援議員連盟』名簿に名前のある国会議員全員だったそうですが、欠席の返事もないのが殆どだったそう。
出席議員の入れ替わり参加は9名(江田五月・川田龍平・管直人・坂本剛二・鈴木克昌生活の党幹事長・谷岡郁子・辻元清美・福島みずほ・増子輝彦)。 とりわけ福島県出身の坂本・増子両議員の発言に見え隠れする選挙モードの自己PRには会場全体から帰れコールや野次が溢れ、退室するという一幕もありました。

※以下、時系列まとめで、議員発言は【姓】 井戸川さんでない町民の方は★ 応答部分は↓です。

。。。。。

【谷岡】子ども・被災者支援法(以下、支援法)成立から1年。事故以来皆さんがどれだけ大変だったか、今だ根本的な解決に至っておりません、本当に申し訳ありません。

【川田】官僚は2~3年の任期中に何事も起こらなければいいと思っている。支援法は、子ども達をはじめ裁判をやらなくても良いように作った法律ですが、支援法の議員連盟から与党自民党員が離脱している。母は福島白河出身、第1秘書は浪江出身です。

★騎西避難所にいますが、埼玉県にぜひ復興住宅を作ってほしい! 請願ルートがややこしい!
  ↓
【谷岡】所得税は国に払う国税で 支援法の主語はすべて国なので、市・町へのたらい回しは論外。請願・署名は直接国へ。復興庁の進まなさがナゼなのか?の答えの提出を請求している。

★福島県はナゼか土地が値上がりしている。福島市~郡山・白河も値上がり。

★避難指示で人生を奪われた!

★福島県民健康調査の結果が出るたび驚きの高い症例数が報告されている。福島県に任せず国が主体でやってほしい!

【福島】損害賠償が来年3月で時効になっている(原賠ADR時効特例法)ので、撤廃要求をします!

★福島第1原発から1.2キロに住んでいました。除染は下ばっかりやっていても雨が降れば元に戻る。やるなら阿武隈山脈の木を全部切ってください!
私達は被ばく者なんです、20mSv/hをOKにしてバカにしないでください!
3.11以降亡くなった人が何人か知っていますか? 1.383人もいるんです!
それなのに再稼働なんて絶対反対です! 地獄の思いをして逃げたあんな思いを誰にもさせたくないです!
  ↓
【坂本】騎西に行ったし…皆さんが帰れるように除染を頑張りたいと…
  ↓
帰れコールなどで騒然となり退室。
  ↓
【管】完全に除染はムリでも1mSv/hに向かうのが基本かと…子ども健康調査など… 
(長いだけで中身のない話)

【谷岡】支援法は『低線量被ばくの健康影響は科学的に解明されていないことから、政府は被災者に対し慎重に対処しなければならない。被災者に立証責任はなく、すべてのリスクを勘案して予防原則を行え』とあり、衆参全党共同提出したのに 何もしない・先送りは違法なんです!

【飯田哲也】元は原発関連、使用済核燃料棒の乾式貯蔵関連の仕事だったのを辞めた。
井戸川さんとはジュネーヴの帰りが一緒で…

★騎西避難所にいますが平均は68~70歳で、居たくて居るわけではナイ! 福1が放射能を出し続けているのに除染なんかしてもムダ!
上田埼玉県知事は「双葉町要望によっては騎西グラウンドに復興住宅を建てることも可能ですよ」と言った。土地・建物を用意してほしい!
住めない双葉は東電から逆に安くと請求されているようなもの。
県内・県外で差別があり 県内はOKでも県外は12月に借り上げ支援も打ち切られた!

【谷岡】東電は民間のフリだが東電=国です! なぜなら国は過半数50.15%の大株主なので、なんでもできるハズ! この情報共有しましょう!

★自主避難中。何かしようとすると法律が邪魔をする!
36歳の義弟が仮設で孤独死し、命日も不明。 夫は避難中に交通事故で車イスに、借り上げが5階なので家族と暮らせない! 借り上げの変更をしたいのに規則にナイとかできずにいて、経済的にも苦しい。
騎西に 双葉の人達の交流カフェを作ったが、県外だと人件費の補助金が出ない!県外で農業を始める人も同じ。県内・外で補助金の出方が違うんです! 
避難者の実態調査も民間がやっている!

【辻元】国会で被ばく労働問題等も質問している…

【井戸川】ここで『子ども・被災者支援議員連盟』宛の要望書を読みあげます。
A4 2ページ(表・裏)

表

裏


経産省の生活支援班は原子力安全保安院にあるが何もしなかった。
今日の会を告知した支援法議員連盟の名簿を回しますがあとで回収します。

★自主避難中。福島では新聞・テレビの情報がすべてで、海沿い6号線の復旧を喜んでいるらしいが、ネット上だと6号線は高線量なので、復旧を喜ぶ場合ではない! 本当のことを伝えてほしい!

★新聞やテレビは私達避難者を「余儀なく…」と言うが、私達は強制避難と思っている。

★加須在住で『復興住宅を埼玉県に!』署名を集めているが、ルートが双葉町→福島県→埼玉県だとややこしく時間もかかる。 先程の谷岡議員発言の「国へ直に」は可能か?
  ↓
【管】国への請願でも、国は地域事情が分かっていないので、一般的に決めるのは県。
事故当時「住民は県に留まってほしい」という意見が多かった。
  ↓
【井戸川】復興住宅については管総理が騎西に来た時、上田埼玉県知事・増子議員も同席した。上田知事は「国がやらないならオレがやっちまう」と言ったが まさかこんなにやってくれないとは!?

【増子】経産副大臣で福1のプルサーマルを佐藤雄平知事とOKした。経産委員会の委員長で 今日もエネルギー政策法案審議。双葉の新しい伊沢町長とも友人なので…
  ↓
ここでとうとうザワザワ紛糾状態ブーイング→退室

【ここまで司会をしながらの井戸川さん発言】

0620-08.jpg
(写真:レイバーネット日本 http://www.labornetjp.org/news/2013/0620

・皆さん少し固くなってるようですが普段私に訴える時と同じように何でもドンドン発言してください。
・笑っていれば放射能は怖くないと言う人が長崎から時々来て帰っちゃったけど、そんな人に我々の運命をきめられてはいられない。町長の上は県なので、国に直接言うために今日みんなで来た訳ですから、被害者として自分の権利をもっと主張すべきです。
・我々は被害者なのに東電に補償を安くしろと責められて、まるで逆に加害者扱いされている。
・失ったものは無形のものがある。
・避難先は外国も考えたが海外ではみんなついて来れないと思った。

【最後、一般参加より復興住宅についての発言がありました】
復興庁の『ふるさと復活プロジェクト』概要の2に、「長期避難者・災害公営住宅の整備推進のため、長期避難者受け入れ中の市町村(福島県内・県外)対象として503億円(国の補助率は8分の7)とある。また6/15の福島民報に「埼玉県知事が検討」の記事がある。どうか皆さん希望を持って頑張ってください!


(まとめ:アスーフ)

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント(必須)
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/tb.php/105-7c9af943

プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

QRコード

QR

福島とともに