原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

小笠原厚子さんの話(6.21青空放送から)

小笠原
▲小笠原厚子さん

 今月の15~16日に大間で反原発集会がありました。500人以上の方が集まりうれしかったです。
 再稼働の動きが強まって危機感がつのります。田舎にくすぶてちゃあダメだなーと思い、前に一度参加したことのある金曜日行動に参加しました。大間のこと、現地のことを知らない人がまだまだいます。また、安倍政権が再稼働とか、海外輸出とか、とんでもないことをやろうとしていて、私も前面に出て訴えていかなきゃダメだと思い東京にやってきました。
 国はなにを大事にするか? 自国の国民は財産です。福島の事故で修復もしてないのに、これからどうなるかもわからないのに原発を輪海外に売るなんてとんでもない。この現状の中では政府について行けません。

 3.11事故前はほとんど動きはなかつたんでが、事故後、お母さんとか漁師さんとか動きがあります。6.16のデモでも手をふってくれたり窓まどから見てくれていた人もいて、それは前進なんです。まだまだ捨てたものではない。大変なことはわかるけど、地べたをはってでも前進していく、頑張っていくことが大事だと思います、でもいかんせん青森は原発勢力の力が強くて反対という声や行動は少ないです。

 お祭のときの花火は、隣町の場合、ボーン、しばらくしてボーンです。大間の場合はボッボッボッボッです。1時間もです。いろんなキャラクターのマークも。お祭の寄付もほとんど電源開発です。すべてが電源開発で、電源開発がなければ大間が成り立たない状況になっていて、学校もそう、幼稚園もそう、お祭でも電源開発が山車を引っ張っている。そういう状況の中で声は出しにくい。

 でも大間はまだ燃料棒は入っていません。原発ではないんです。だから遊戯施設にすればいい。原発はいらない。危険と背中合わせで地元は生活しなきゃならなくなる。
 福島原発事故後、少しは変わってきているけど、やはり地元からは声をあげれない。地元では生活しなきゃいけない。食べていかなきゃならない。仕事仲間ともやっていかなきゃならない。「オラ反対だ」と言ったら子どもたちにも影響する。声を出さないでじっとしてなきゃならないのが現状です。だから、こういう周りから大きな声を出してほしい。地元で声を出せない人の背中をちょこっと押してくれて、「よし、こんなことじゃいけない」と思ってくれる人が絶対1人2人、10人20人、100人と出てくると思うんです。是非是非これからも大間のことを、再稼働のことを、地域のことを考えていただきたい。自分こととして考えて行動していただきたいです。

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あさこはうすへの道
▲あさこはうすに行くための専用道路

 あさこはうすの土地はフェンスに囲まれています。そこにいま郵便屋さんが通ってきてくれています。最近は郵便屋さんだけでなく、訪れてくれる人が増えてきています。郵便屋さんは電源開発の土地を通って来てくれていて、私はみなさんからの手紙に勇気を与えられて、一人ではないんだ、みんながあさこはうすを守ってくれているんだという思いです。
 母(熊谷あさ子さん)はあすこの土地に家を建てて骨を埋めると言っていました。動物を飼って子どもたちを呼ぶんだと。夢が叶わず亡くなりましたが、私は継続っていうか、池をつくったり田んぼをしたり、動物が飼えるようにしたいとやっています。まだ途中ですが、福島の子どもたちをあさこはうすに呼びたいと思っています。のびのびと走って、転んで…、そういう場所にしたい。
 子どもたちが安心して大人になれるような環境をつくっていくように頑張っていきましょう。

039-4601 青森県下北郡大間町字小奥戸 396「あさこ はうす」

(文字起こし・写真:あれこれ屋)

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2013/06/30(日) 13:46:30 | |   [編集]

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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