原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

人見やよいさんのお話(6.21青空放送から)

人見やよいさんのお話
あおぞら放送<福島から世界へ>2013年6月21日放送
人見さんは郡山市在住。フクシマ・アクション・プロジェクトのメンバー。
キャスターは松元ちえさん、ひまわりさん(福島県出身)。

人見:福島の人は疲弊してます。2年たっても、この状況、何も変わってないんです。むしろ悪くなっている。
ひまわり:危険なものを他の国に押し付けたり、一体、福島のことをみてるのかって。
人見:活動している人ほど疲弊しています。やってもやっても・・・という徒労感ばかり。やっていることが成果として現れたら、こんなに疲れていないと思います。
政策がどんどん脱原発に向かっているとか、被災者支援方がどんどん実現されているとか、高市さんみたいな人、水野さんみたいな人がいないとか。水野さんがわたしたちの話を聞いてくれると思って、一生懸命訴えてきたのに、わたしたちを「クソども!」と思っていたとは!そういうことを聞くと疲れるんですよ。
ひまわり:誰に言ったらいいのか・・・
人見:不信感とやってもダメなんじゃないか、という気もちで毎日毎日疲れているんですよ。放射能もあるんでしょうけど。
3・11以後、それ迄持っていた原発関係の資料を捨てました。この様子をみたら、日本は脱原発で行くしかないと思ったからです。でも1年後、買い直しはじめました。ダメなんだと思ったんです。あのとんでもないガレキを見て、ダメなんだと思って。
フクシマ・アクション・プロジェクトというのは、去年の秋にたちあがったプロジェクトなんです。IAEAがフクシマにやってくるというのを聞いて、これはどうにかしなければ、と思ったんです。IAEAがなぜやってくるのかを知りたい、と思って立ち上がった市民グループです。IAEAに要望書も提出し、会議の傍聴もし、何をやっているのかを見せていただいた。でも国際会議は原発推進一色でした。
松元:誰も傍聴出来ないと聞いたんですが。
人見:50人は入れたんですが、その申込みのページを見つけるのがとてもむずかしくて。たまたま見つけた人に教えてもらってわたしは中に入ることが出来た。50人はいませんでした。20~30人ぐらい。
全員が原子力推進オゥーって感じで、これからもIAEAの言うようにやっていきますって百何十か国が言ってました。変でしょう?ヒロシマとかナガサキで、これから原爆推進するぞって、会議をやったら、ヒロシマやナガサキの人はカンカンでしょう?それがこの被災地のフクシマで原子力推進の国際会議を、県もちょっと喜んで、やってしまったんです。福島県は一応、10基廃炉ってことになっているんですが、会場では、除染、こんなにやってます、健康調査もがんばってます、という展示ばかり。福島では未だに放射能が降り続けているという状況が世界の人に伝わってないのではないか。それがわたしは当事者としてくやしかった。
 フクシマ・アクション・プロジェクトでは今週、県に請願書を出しに行って来ました。
IAEAにも東電にも情報をおろしてくださいと強く言ってくださいというお願いと、県民会議をやってくださいと。当事者が入っていないのはおかしいでしょ?だから県民会議をやってくださいと。わたしたちのあげた請願が28日の委員会で話し合われるということが決まりました。もし(この放送を)インターネットで見ている方で、お時間のある方は県庁に行ってください。
 これは絶対、負けるわけには行かない闘いなので、しぶとくしぶとく、執念深くやっていきます。去年の秋にたちあがって1年になるので、IAEAがこんなことをやっているんだよ、ということを県民に向けて知らせるイベントをしたいと思ってます。今、JAEA(独立行政法人日本原子力研究開発機構)というのが入ってきていて、こちらの方が大人数で入ってきているので、何をやっているのか、知りたい。
 県庁は思いっきりタテ割で、除染のこと、食品のことを聞きたくても誰が考えていてくれているのか、わからない。だから、県民会議が必要だと思っています。福島県民が本当に困っていることにちゃんと対応してくれる場所がほしい。これから、第二の福島がひょっとして?という場合、いい前例にならなけりゃいけない。そういう意味でも、市民の力を結集したい、と思ってます。
松元:このコーナーは「福島から世界へ」というコーナーなので、世界に向けてメッセージをお願いします。
人見:福島では毎日、水漏れ、汚染水漏れ、ストロンチウム漏れなどいろいろ報道されています。それが全国で、世界で、どういう報道がされているのか分かりませんが、フクシマは全然終わってないです。今も放射能でいっぱいです。そんな中で新安全基準を決めて再稼働の申請を受け付けますと言っている、この国はやっぱりおかしいです。世界中の人に「日本、おかしいよ」と言ってほしいんです。フクシマをちっとも考えていないし、フクシマの地形を活かして、なんて言わないでもらいたい。フクシマの地形を活かしたら、廃炉以外にないでしょ!(大きな拍手)今度の参院選で政府に突きつけたいし、世界からも日本にそれを言ってほしい。それ以外にないです!原発を進めようなんて、ありえないです!
 あと、フクシマ・アクションの仲間になってください。年会費500円です。福島の人でなくても入れます。わたしたちを支えてください。『IAEAに正しく対処するための参考資料集』も原価300円で売っております(注:第二テントでも扱っています)。よろしくお願いしま~す。

人見




Video streaming by Ustream
録画00:53:34~01:06:32
フクシマ・アクション・プロジェクトの活動についてはNuclear Free Now! のHPで見ることが出来ます。
http://npfree.jp/fukushima.html‎

人見さん、神田香織さん、小笠原さん
▲左から人見やよいさん、神田香織さん、小笠原厚子さん

(まとめ:あっきい  写真:あれこれ屋)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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