原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

『キックオフから1年 こうやって原発を止める』集会 報告

脱原発をめざす女たちの会の『キックオフから1年 こうやって原発を止める』集会 の報告

 11月23日に東京の明治大学アカデミーホールで、「脱原発をめざす女たちの会」の集会が開かれました。

 制服向上委員会会長の若人の橋本美香さんが総合司会を務め、瀬戸内寂聴さん、香山リカさんからのビデオメッセージに続いて、FoEジャパンの満田夏花さん司会による時事鼎談。実際には、鼎談ではなく、国会事故調査員をされた崎山比早子さん、民主党で原発ゼロをめざしている「ロードマップの会」の大河原雅子さん、大飯原発断層調査にも行った社民党党首福島瑞穂さんの、各活動報告の形となりました。
 文科省や規制委員会への要請活動をねばり強く続けている満田さんは、「脱原発の手段として、まず福島事故を風化させないことが出発点」と訴えました。

 休憩を挟み、後半、女優松田美由紀さんが発言。松田さんは自分たちは日雇い労働者のようなもので、生活を考えたらなかなか脱原発を言えないが、さしあたって山本太郎君とがんばると言っていました。

 そのあと、各地で脱原発活動を担ってこられた方々からの取り組み報告と呼びかけがなされました。
 「祝い島の女たち(スライド)」纐纈あやさん、
 「大間・あさこはうす~工事再開の時の様子」小笠原厚子さん、
 「島根原発反対運動から」芦原康江さん、
 「福島原告告訴団」武藤類子さん(原発いらない福島の女たち)、
 「浜岡原発本訴の会」佐藤けい子さん、
 「首都圏反原発連合」Misao Redwolfさん、
 「原発のない未来を・中野アクション」松井菜穂さん、
 「杉並の運動」東本久子さん、
が各5分ずつほどの発言でしたか、どれもこれも、真剣な思いが、輝きが、会場600人の参加者の胸深くに染みわたるものでした。
(IWJの5チャンネルで中継がされ、集会に参加できなかった方に、ぜひネットでその録画をご覧頂きたく思ったのですが、現在は会員登録した人だけが見られる形になっています。ご紹介まで。)

 飛び入りで、東京都知事選に立候補の宇都宮けんじ氏も挨拶され、大きな応援の拍手に包まれました。

 集会の時間が2時間半と短く、意見を交わしたり質問の場もなく、何よりせっかく遠路、全国から報告に来てくださった方々のお話が少ししか聞けなかったのが残念でした。そして、その方たちをしっかり激励できる受け皿というか、聴衆の私たちは勇気をもらえたけど、「報告者は会場から活気や”勢い”を得て帰郷してもらえたかな?」という気がして、心残りでした。
 会場内外で感じた、”昨年の立上げの時のような質の熱気”が無い、バラバラで何か落ち着かない雰囲気は、参加者の心奥の「選挙の濃霧の中に突入した戸惑い・不安」から生じたものでもあったのでしょう。
「今度の選挙はこれまでとは違う」この霧を突破しなくてはならないと、参加者ひとりひとりが、それぞれに感じていたためかもしれません。
誰かに任せて戸をあけてもらうのを待つのでなく、今こそ自分自身で考え行動せねばと、私たちは人類の歴史の、そして自身の人生の、今まさに正念場に立っているのだと、あらためて私は胸に刻みました。
その重さが、会場を後にしてからも残りました。
感じたあの雰囲気は、しかし、新しい時代の前の胎動にも思えました。
 寂聴さんはビデオメッセージで「女は”いかに生きるか”の原始的なところで動いている」と語り、精神科医の香山さんは「あまりに大きな不安を前にすると人は無意識に逃避行動をとる、男性・政治リーダーには(今の状況を)受け止められない」と、女たちに期待を寄せました。
DSCF2762明治

(報告:カトリーヌ 写真:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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