原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

脱原発テント裁判 第2回口頭弁論 (その2)

103法廷の傍聴報告 <前代未聞のずさんな誤認裁判>

 裁判は定刻の14時から始まりました。
一、代理人(弁護士)の意見陳述
 まず、第一回口頭弁論で、時間切れで弁論出来なかった代理人(弁護士)が裁判の前提的事柄について意見陳述を行いました。
1.吉田哲也弁護士:この裁判を闘う意義。テントひろばは原発反対の表現活動が出来る場として重要。損害賠償請求は闘うことを萎縮させ、表現の自由の萎縮を狙っている。
2.川口和子弁護士:第二テントは福島の女たちが主人公。第二テントの存在を消しして訴訟が行われていることは違法。
3.浅野史生弁護士:今回の訴訟はスラップ訴訟そのもの。脱原発の意見を公にすることを阻害し、苦痛を与えて封じることを目的に起こされた民事訴訟だ。許されない。損害賠償請求は無効。
(Strategic Lawsuit Against Public Participation(直訳:市民の関与を排除するための訴訟戦術)
4.佐藤昭夫弁護士:過去の歴史の過ち、自らの戦争体験から、表現の自由とは権力批判の自由のことであると主張。施設管理権の濫用、制約でもあることを指摘。
5.宇都宮健児弁護士:弁護団の主張の包括的まとめ。司法の無責任。ドイツ最高裁判所の原発やめよの判定を学べ
6.大口昭彦弁護士:裁判の進行上の求釈明の提出 「なぜ2人が被告なのか釈明せよ」7.河合弘之弁護士:本件訴訟は事実誤認に基づくもの。被告の特定に誤認がある。原告は訴訟を取り下げよ。提訴はいつでもできるのだから、一旦取り下げ、出直せ。

Image3d新聞
写真 東京新聞
 
二、河合弁護士の<事実誤認>の指摘に、裁判長も、原告側の国の役人もビックリ。傍聴人もビックリしました。
 河合弁護士は被告人の正清さんとAさんを取り違えて、訴状が成り立っていること、原告側が証拠にした写真の人物はAさん(傍聴席前列に着席)。よく見比べよ、違うでしょと迫りました。
 原告側の弁護士は、指摘された事実にうろたえ、認めず、「そのことを書面として出してくれ。書面を見て判断する」などと姑息なことを言いました。

 一瀬弁護士、大口弁護士は「いま、指摘されて初めて知ったのか? それともすでに気づいていたのか?と問いましたが、原告側は「答える必要はない」などと言いました。

被告の淵上さんはさらに次のようなことを言いました。
 原告側は被告の「占有」の証拠として「テントへの出勤表」をあげた。それは監視カメラでとったもの。その出勤表もデタラメ。しかし、なにより、監視カメラは「右翼対策とて設置する。テントを監視するためではない」などと言ってわれわれの反対を押し切って設置した。その上、このように目的外で使っている。これは許されない。目的外使用でつくった「勤務表」は無効だ。

三、法定内はざわめき、閉廷しても、裁判官も原告側の代理人たち十数人も、サッと帰らず、うろうろとしていて、傍聴人たちの嘲笑にさらされていました。

7/22裁判については、「経産省前テントひろば」 http://tentohiroba.tumblr.com/のブログに詳しく載っています。ご覧下さい。拡散してください。

(報告:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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