原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

脱原発テント裁判第2回口頭弁論 (その3)

事実誤認についての記者会見
前代未聞のとりちがえ訴訟


DSC_1971記者席
▲記者席

 裁判は興奮のうちに終わりました。直ちに、裁判所内の記者クラブで記者会見を行いました。記者会見には河合弁護士、淵上さん、正清さん、Aさん、福島の女たちの橋本、渡辺、亀屋、駒崎、黒田さんが出ました。みなさん、この事実を拡散してください。

記者会見のユーチューブ


東京地裁テント裁判がいよいよ本格的に始動


正清 太一 さん、経産省前テントひろばについて語る


国、被告を別人と間違え提訴か~脱原発テント訴訟

記者会見の様子(動画を文字にした)

■河合弁護士
 今日、7/22経産省まえテントひろばといのちを守る裁判・第二回口頭審理で大変なことがありました。
 それは何か。この人(正清さん)は第1被告なのですが、正清さんを特定する写真、それはすべての訴状の根幹になっているわけですが、原告側は、正清さんとAさんを完全に取り違えたということです。前代未聞のとりちがえ訴訟です。

DSC_1990記者会見
▲記者会見 左正清さん 隣りAさん

 記者のみなさんに渡した資料で、一番わかるのは添付写真の2です。その写真で、立って演説しているのは淵上さんです。この写真では被告以外の他の人は全部オメン(マスキング)が被されています。Aさんが写っていますが、それを正清さんと特定しちゃったんです。(正清さん、腕を組んでみて)それで訴状を仕上げちゃったのです。
 添付写真の1。はちまきで横を向いた写真です。それもAさんです。
3枚目、ハンストの時、瀬戸内寂聴さんが出たときですが、帽子をかぶった写真は、ここにいるAさんです。はっきりとして証拠写真は3枚しかないんです。それを全部完全に間違えている。

DSC_1980河合
▲河合弁護士

 それから星取り表、テントへの出勤表です。誰が何日に来ているという表です。原告側はこういう表を出しきています。例えば、淵上太郎は何月何日に来た、来ない。正清太一は何月何日に来た、来ないと。その他、A~Oまでの人が、あたかも特定出来るような感じの出勤表です。
 少なくとも、正清に関するものは全く間違いです。現に正清さんが自分の手帳でチェックしたら大幅に違っている。A~Oまでの人についても正確であるという担保は全くない。
 この勤務表は監視カメラでつくっています。監視カメラは解像度が悪いのです。正確性について非常に疑問です。
 これは単に証拠の問題ではなく、これをもとに訴状を書いている。

DSC_1981勤務表
▲勤務表

 訴状には「正清は上記テント1張を設置したものであるが」と書いてありますが、それはこのAさんをみて、そう書いているんです。「被告正清は現在においても淵上とともに本件土地部分に本件各テントを設置するなどしてその占有を継続しているのは明らかである」と。

 この裁判の要件事実は、国に所有権があること、被告が占有していること、それだけです。占有していない人を占有していると間違って訴状を書いてしまった。
これは訴訟の根幹にかかわる問題で、今日は法廷でこの2人を並べて、「違うでしょ」ということを裁判長と原告代理人によく説明をして、「こんな根本的なことが違っているんだから、訴えを取り下げろ」ということを要求しました。

 原告代理人は今日はじめて知ったんだろうと思いますが、動揺を隠して「次回までに検討します」と言いました。こちらは取り下げを含めて検討せよといいました。
人違いですから、訴状を全部書き換えなければならないんです。少なくとも正清さんに対する裁判は完全な誤認訴訟ですから、本来なら取り下げなければならない。

■正清さん:
 180日のうち約100日来たことになっていますが。私が絶対に来ていないことがきっきりしてるのが20件。たぶん来てないというのが約20件。内容的なことはメチャクチャです。

■Aさん:
 この裁判の根幹は誰が誰を訴えたのかということ。2人と限定したのも問題がある。出勤表でみたように、またテントは実際に交代で毎週毎週、夜も泊まる体制で維持してるわけで、2人だけを特定するということは、そこに基本的な矛盾があるわけです。にもかかわらず2人に限定し、1人をまったく取り違える。誰が誰を訴えるのか。粗雑で、無責任です。

■河合弁護士:これは明らかに不当訴訟で、正清さんからすれば迷惑な話で、場合によっては損害賠償請求もあり得るような事案です。
以上です

(まとめ:あれこれ屋、写真:pipi)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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