原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

福島原発事故の責任をただす! 福島原発告訴団・関東 全国告訴・関東報告&解散集会

 12月22日(土)14:00から「13,262人の怒りのつぶてを司法へ!福島原発事故の責任をただす!福島原発告訴団・関東 全国告訴・関東報告&解散集会」が開かれた。会場は阿佐ヶ谷の杉並区産業商工会館。雨天にもかかわらず240名が詰めかけ、座席が足りない!資料も足りない!と事務局の方々にとっては嬉しい誤算だったようだ。
告訴集会

 司会の白崎一裕さん(那須在住)のあいさつのあと、告訴団が福島地検に告訴・告発状を提出したことを伝える福島放送の11月15日のニュース映像を見た。
 その後、関東事務局の事務局長を務めた白崎朝子さん。関東の目標は5000人だったが、それを上回る6300人が告訴人になってくれた。動員ではなく、口コミで次々と広がっていった。白崎さん自身も去年9月19日の武藤類子さんのスピーチに感動して、武藤さんに連絡したことがきっかけで、事務局を立ちあげることになったそうだ。白崎さんは虐待やホームレスの問題に20年以上かかわってきたが、国や経済界は福島の子どもたちに究極の児童虐待をしている、という怒りが事務局運営の原動力になったと話された。最後にドイツの基本法第一条を引いて、告訴団の運動は「不可侵である人間の尊厳を国家責任として保護することを要求していく」運動だととらえていると言われた。淡々とした口調だったが、心に強く訴える内容だった。
武藤さん

 その後、千葉、茨城(代読)、神奈川、東京、那須で事務局を引き受けた方たちからの報告。各地で東京同様、地道に口コミで輪をひろげて告訴人をふやしていった様子がよくわかった。その原動力となったのは、わたし自身もそうであったが、「これだけの事故なのに誰も罰せられないのはおかしい。責任追及が大切と思って(告訴団に)参加した」という怒りの気持ちだったようだ。最終的には、13,263人が告訴団に参加した。次に、福島の本部事務局の地脇さん。武藤さんとふたり合わせると、全国で合計70か所で説明会を開いた。
s-地脇さん

 休憩のあと、弁護団の保田弁護士から「現在の状況とこれからの見通し」。きのう、第二次分の告訴が正式に受理されたそうだ。まず、告訴の内容についての説明があり、捜査は現在、東京、福島、金沢の各地検が、任意捜査をしている段階。強制捜査、逮捕がなければ起訴にはならない。これからはいかに検察庁を追い込んでいくかが課題。地検に強制捜査、起訴を求める署名活動、デモ、集会などで世論を高めていく必要があると言われた。次いで告訴団団長の武藤類子さん。団長として全国50か所をまわり、この国をどうにか変えて行きたい、そうして若い人たちに責任を果たしたいと告訴団に参加してくれた方々を心から尊敬する。しかし、現在の福島はますます状況が悪化していると、30キロ県外の賠償金の打ち切り、進まない甲状腺検査、乳歯の保管をさせないようにする県側の動き、先週、郡山で開催されたIEAE会議の問題などに言及。国家は生殺与奪の権利をもっていることを強く感じるとも。しかし、昨日は冬至、今日からは春、光に向かって皆さんと共に進んで行きたいと結んだ。
武藤・弁護士

 その後、会場からの質疑応答、会計報告、ハンドベルの伴奏による「ふるさと」の合唱も。関東事務局は解散するが、これからも福島の本部と連絡を取り合いながら、今後の活動を進めて行きたい。「希望を絶対捨てないで、ともに闘いましょう」という白崎さんの言葉で2時間半にわたる集会は終わった(16:30)。
s-事務局

 この集会はIWJのチャンネル1で中継された。http://www.ustream.tv/recorded/27925683#/recorded/27928526

(報告:あっきい、写真:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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