原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

武藤類子さん 松井やより賞、堀切さとみさん期待賞を受賞

武藤類子さん・堀切さとみさん受賞
女性人権活動奨励賞(やより賞)贈呈式@早稲田奉仕園


「松井やよりさんの遺志と基金とによる「女性人権活動奨励賞(やより賞)」の活動は、2005年からスタートしています。松井さんは、国際的な視野を持ち、あくまでも女性や弱者の側に立つジャーナリストとして生涯を貫きました。彼女はこの奨励賞をとおし、厳しい状況の中で自らの意志を貫こうとしている女性たちや、自分の道を求めつつある女性たちを励ましたいと願っていました。一人でも多くの方々が、愛情と期待をこめた彼女の呼びかけに応えてくださるよう希望いたします」(やより賞HPより)。

 12月7日(土)に第9回やより賞贈呈式が早稲田奉仕園で行われました。
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 今年のやより賞は福島原発告訴団団長の武藤類子さんに、やよりジャーナリスト賞は該当者なし、特別枠「期待賞」がドキュメンタリー映画「原発の町を追われて」監督の堀切さとみさんに贈られました。おふたりとも当ブログにも関係の深い方々でもあり、心から受賞をお祝いしたいと思います。残念ながら、授賞式に出席できませんでしたので、やより賞ホームページから記事内容をお借りしました。
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やより賞を受けて─メッセージ 武藤類子
「やさしく 怒りを こめて」

 本日はこのような素晴らしい賞を頂き、言葉には表せないほどに光栄に思い、感謝しております。そして、松井やよりさんが遺された数々の意味深いお仕事と、女性人権活動奨励事業を運営されてこられたスタッフのみなさんに敬意を表します。
私が松井やよりさんを知ったのは「アジア・女・民衆」と言う本からです。随分前のことですが、あまりに心惹かれるタイトルに本屋さんで手に取りました。松井さんを深く存じあげてはいないのですが、女性国際戦犯法廷など本当に大切な仕事をなさっているのだと憧れておりました。だから本当は身の縮む思いです。このようなわたしを推薦して下さったみなさんに、心から感謝致します。受賞に恥じない生き方をしたいと思います。
 しかし一方で、私の受賞は、東京電力福島原発事故が起きなければなかったことだと思います。この意味と重さを心に刻みたいと思います。そしてまた、この賞は私だけに与えられたものだとは思っておりません。この事故により立ち上がった全ての女性に贈られたものだと思います(やより賞HPより)。

スピーチの終わりに武藤さんから女性たちへ呼びかけがありました。
「いま私たちは生き方を問われています。
 チベット仏教にターラと言う女神がいます。観音様の涙から生まれたと言われています。慈悲の神ですが、世界の悪に向かっては時に憤怒の形相で足を踏み鳴らすそうです。優しく怒りを込めて女たちがこの世界を変えていきましょう。

 来年5月11日、東京の上野水上音楽堂に日本中から女神が集い「女たち・いのちの大行進」を行います。
「私たちは望む 差別と戦争と原発・核のない世界を
肩書のないひとりひとりの女たちが、本当のいのちの平和を創る
あなたと一緒に歩きたい あなたと一緒に世界を変えたい」
赤ちゃんからおばあちゃんまで、障害を持つ人も、先住民の人も、外国籍の人も、自分が女性だと感じる人はどうぞ集まって下さい。
 私は89才の母と一緒に行きます。レンタルの車椅子を沢山借ります。肩書なしの個人の参加です。思い思いに自作のプラカードを持ち寄って下さい。今からワクワクしています。世界中で地に足をつけ闘って来た女たちが沢山います。私たち女性には世界を変える力があることを、今この瞬間から心に思い起こしましょう」。

武藤さんと堀切さん
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やより賞HPで武藤類子さんのスピーチ全文、贈呈式当日の写真を見ることが出来ます。
http://www.wfphr.org/yayori/index.html
(報告:あっきい   写真:やより賞HPからお借りしました)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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