原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

ドイツに渡った脱原発扇子

今年の夏、テントひろばで扱っていた脱原発扇子をお求めくださった方も多いと思います。この扇子は脱原発扇子作成実行委員会が作成し、テントひろば、たんぽぽ舎などの脱原発運動の団体に寄付してくださったもの。実行委員会の大村みどりさんからのレポートをお届けします。

脱原発扇子実行委員会 大村みどり
この写真を見てください。金髪の女性はドイツ緑の党(正式名称は「同盟90/ 緑の党」代表を2004年から2013年まで務めたクラウディア・ロートさんという有名人です。手に持っている ”NO GENPATSU” 扇子も見てください。
s-ドイツふたり二人

ヨーロッパ各国では環境保護や脱原発を訴える「緑の党」の運動が50年ほど前からあり、とくにドイツでは盛んだということは知っていました。メルケル首相が福島原発事故を契機に脱原発を決断したのも、これら自然保護運動の脈々とした下地があったからでしょう。

 昨夏、官邸前行動で多くの人々が団扇に思い思いの文字を書いて抗議する姿に感動しました。しかし、職場などから駆けつけた人たちは汗だくなのに、あおぐものを持っていなかったので、バッグにも入り、プラカード代わりにもなる「脱原発扇子」を作ろうと、私たちは実行委員会を立ち上げました。6月に3000本を作り、テントひろばやたんぽぽ舎にも寄贈し、反原発集会などで売り広げました。
s-2013 ロート 002

 私の友だちがドイツ在住の日本人の友人に扇子を送ったところ、ロートさんの手にわたり、とても喜んで、扇子の入手先や日本の反原発運動のことを知りたいと言ってきました。友人はたんぽぽ舎の活動など日本の反原発運動をネット検索してロートさんにメールしてくれました。この写真の公開も快諾が得られ、秘書の方から「日本の原発反対運動への協力を惜しまない。成功を祈っている」旨のメール(ドイツ語)が転送されてきました。近々、運動のチラシ類や缶バッチ、手ぬぐいなどの反原発グッズも送ろうと思っています。

この夏、脱原発扇子は東京近辺だけでなく、広島にも、たんぽぽ舎のメンバーによって大飯、伊方、泊などの反原発運動に、チェルノブイリ、ロシア、タイ、台湾などにも様々なルートでわたりました。日本の反原発運動は世界的潮流の一つだと改めて感じられる便りでした。
 特定秘密保護法成立の翌朝、「嵐は過ぎ去った」とうそぶいていた人もいたようですが、世界の潮流を見誤らないでほしいですね。

*クラウディア・ロートさん(1955年生まれ)はドイツの政治家。2004年から2013年まで緑の党共同代表を務める。2013年10月からドイツ連邦議会副議長。詳しくは“Wikipedia”で検索してください。

追記:たんぽぽ舎にはまだ20本程度、この扇子の在庫があります。関心のある方は直接、たんぽぽ舎にお問い合わせください。TEL.:03-3238-9035

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
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