原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

1月6日 「エネルギー基本計画の閣議決定を許すな」 経産省前申し入れ行動・記者会見@テントひろば

■2014年事始め第一弾 経産省への申し入れ行動を経産省あれこれ言って受け付けず
年明け早々の1月6日は12月6日から始まったエネルギー基本計画へのパブコメ募集の締切日でした。テントひろばの「エネルギー基本計画の閣議決定を許すな」抗議行動の第一弾が午前10時から行われました。本来は資源エネルギー庁への申し入れを予定していたのですが、10日前に依頼したにもかかわらず、返事が得られなかったので、急遽、経産省前抗議に切り替えられました。
その様子はuplan さんの録画で見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=mjZJY0fibGg

どの発言者も基本計画のとんでもない内容についての怒りと批判を口にしています。それぞれの発言についてはぜひ、録画をご覧ください。以下、発言の前の数字はその録画の始まり時刻を示しています。

経産省前抗議行動
経産省正門前に集合後、まずシュプレヒコール、続けてテントひろば代表渕上太郎さんが声明を読み上げ(10:24)、郡山市在住「原発いらない福島の女たち」のメンバー、人見やよいさん(17:15)が抗議のスピーチをしました。最後に渕上さんが「経産省はウソつきであります。我々は12時から餅つきをやりま~す」のひと言を残し、テントひろば前に移動しました。
s-Image2淵上
▲抗議声明を読む淵上さん

s-Image2人目
▲福島の現状を訴える人見さん

(22:51)記者会見:今月中に閣議決定されようとしているエネルギー基本計画に反対し、阻止するためのテント行動について  司会はテントスタッフの垣内さん。

s-Image2記者会見

s-Image2カメラ

26:33 渕上太郎さん(テントひろば代表) 基本計画冒頭のところで、注目すべき文章があります。「福島の重大事故の教訓を乗り越えて」と書いてあるんですが、乗り越えてはいけない。教訓をそのまま受け止めて次の政策に反映しなければいけない。「乗り越える」ことによって、福島原発事故のことを完全に忘れ去ってしまい、原発を推進するというのが今回の結論になっています。国民の多くの方々が原発に反対しているわけですが、彼らは結局、「どうしても原発が必要だという意見だけを真摯に受け止めたということになっています。

28:56 吉田明子さん(Foe Japan)エネルギー基本計画の策定経過、内容について。

38:25 柳田真さん(たんぽぽ舎)基本計画の問題点3点の指摘、
原発現地と連帯して、再稼働の阻止に全力を注ぎたい。

43:50 木村結さん(東電株主代表訴訟事務局長)
「福島民友」は、フクイチのタンクの漏れが28日34、000ベクレル、29日33万ベクレル、30日42万ベクレル、2日は39万ベクレルで数値が下がって安定している、原因は不明と伝えています。ところが、31日、1日の測定値がない。マスコミもほとんど報道しません。わたしたち自身が伝えていく努力が必要となっていると思います。
韓国には一人デモというのがあります。一人ひとりが伝えたいメッセージをプラカードに書いて一人でぽつんと広場とか繁華街に立っている。わたしは一人で立つ勇気がないので、ツィッターで、二人分のプラカードを用意して何時から何時までどこどこに立っています、という情報を拡散すると、初めての人でも来てくれます。若い人と出会うきっかけにもなります。韓国では集会は室内ではなく、オープンな場所で行われている。わたしたちも市民に見える形で、集会やアピールをする時期に来ているのではないか、と思います。

s-Image2記者会見人見
50:07 ▲記者会見で発言する人見さん 右端マイク) 

福島の人はパブリックコメントが募集されていることすら、ほとんどの方が知りませんでした。年末・年始に郡山や福島の駅の前で先ほど吉田さんが紹介してくださった、パブコメを出しましょうというチラシを配りました。「わたしたちの福島の事故がなかったかのように書かれている、ひどい計画なんです。福島県民を侮辱するものなんです。これに対してわたしたちはノーを言わなければいけないんです!」とさんざん言いました。福島はネット人口も少ないんです。マスコミにも余りのっていないんだと思うんです。こんなとんでもないこが決められようとしているのに、それがみんなに伝わっていない、これは由々しき問題だと思います。
2012年の意見聴取会のとき、福島県でも40人の方が原発なんてもういらないんだと言いました。原発をまずゼロにして、その上でエネルギー問題を考えればいいんだと声を大にして言いました。原発を稼働させるという選択肢はもうない、わたしたちのこのひどい状況を見たら、それはみんなわかるはずだという風に口々に言いました。最後まで残って官僚に詰め寄って、みんな泣きながら叫びました。そんな思いをして作り上げた原発ゼロという方針だったはずです。

2010年、事故前の基本計画が復活しちゃうなんて信じられません。これは福島だけの声ではない。見えない戦場の最前線でくらしているわたしたちの気持ちが霞が関の人たちにはおわかりにならないんだと思います。これは全く戦争中と同じだなぁと、近頃つくづく思うんです。大本営にいるここの人たちは相変わらず、突撃しろ、前線をあげろ、拡大しろという命令をいっくらでも下しているんだと思います。

前線にいるわたしたちは、原発はもういらないんです。放射能が怖いんです。これから10年後にどんな健康被害が現れるか、思っただけで怖いんです。地震が起きる度に怖いんです。原子炉がどうなっているのかなぁと思うだけで怖いんです。汚染水がダダ漏れしています。それもホントに怖いんです。どんなことが起こるか、わからない。そんな状況で暮らしているわたしたちに、原発を推進するという命令書を出してきたら、どんな気もちになるか、考えてもらいたいんです。

こんな計画をわたしたちにつきつけてくる、あなたたち公務員は国家公務員をやめるべきだと言いたい。これにサインしようとしている政治家の皆さんは政治家をやめるべきだと思います。なぜなら国民の望んでいない方向にとんでもない舵を切ろうとしているからです。
自分の国でも処理出来ない原発をよその国に売るのはやめてもらいたいです。それは日本の恥です。戦争の時の賠償がどうたら、ということに対して、日本はいつまでも謝らない、謝罪しないって言われますよね。それと同じことがまた将来、起こるんだと思います。あなたたちが売りつけた原発によって起きた被害をどうするんだって、きっと言われると思う。そのとき、日本はどうするんですかね。恥ずかしいことはしないでほしいです。未来の子どもたちに対して、責任のとれる生き方をしたいです、大人として。子どもたちに安心して暮らせる環境を残したいんです。原子力ではないんです。

この年末年始をはさんだ短い1ヶ月間でご意見を聞きました、なんて言われたら、腹の虫がおさまりません。このまま1月中に閣議決定するなんて、おろかなマネはやめてもらいたい。それが福島からの叫びです。「エネルギー基本計画」、こんなデタラメが許されるわけがありません。この中継を見ているみなさんもパブコメをいっぱい書いて、これからでも間に合うので送ってください。どうか、よろしくお願いします。

57:50 質問タイム

1:04:31 テントひろばの今後の行動スケジュールについて
1月10日(金)経産省に対し、国有財産使用許可申請書を提出。テント訴訟取り下げを求める請願署名1万筆も同時提出 
  18:00 経産省前抗議行動
  19:00 官邸前抗議行動(首都圏反原発連合主催)に合流。
1月17日(金)
  18:00 経産省本館前、別館資源エネルギー庁抗議行動
  19:00 官邸前抗議行動(首都圏反原発連合主催)に合流。

1月8日(水)18:30 東電本店前合同抗議(呼びかけ:テントひろば+たんぽぽ舎)
2月10日(月)14:00 脱原発テント裁判第5回口頭弁論(テント占有実態を明らかにする予定)

追記:6日受付が締め切られたパブコメの数は約19、000通にのぼったそうです。また、当初1月末に予定されていたエネルギー計画の閣議決定がわたしたちの要求だけでなく、「細川・小泉連合」の影響を受けたせいか(?)延期となりました。

(まとめ:あっきい 写真:UPLANさんからお借りしました)

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2014/01/13(月) 21:37:11 | |   [編集]

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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