原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

7月16日 脱原発テント裁判 第7回口頭弁論の報告(その1) 

◆7月16日(水)脱原発テント裁判 第7回口頭弁論が開かれました。
この日は原子力規制委員会が川内原発1、2号機についての「審査書案」=合格証を決定するということで、11~12時まで、六本木の規制庁で傍聴や抗議行動を約150名で行いました。そして、その後、テント裁判に駆けつけてくれました。

Image2x佐藤
▲佐藤さん

Image2こはた
▲木幡さん

いつものように13時から東京地裁前でテント裁判勝利の簡単な集会を行いました。被告の淵上さん、北海道岩内町町議で泊原発反対を闘う佐藤英行さん、福島大熊町の被災者の木幡ますみさんが発言されました。続いて、規制委員会を傍聴した福島の橋本あきさんとテントのシャワリンさんが怒りをこめて、川内原発再稼働にゴーサインを出したことを糾弾しました。

Image2橋本
▲橋本さん

Image2シャワリン
▲シャワリンさん

▼傍聴抽選のため並ぶ
Image傍聴

この日、傍聴に並んだ人は約160名でした。

◆第7回口頭弁論の報告

▼河原井さんの報告
 7月16日、原子力規制委員会が九州電力仙台原発1.2号機について゜原発の新規制基準を満たしているとする審査結果案を了承した。その日、テント裁判があり、私は仕事の関係で、13時からの講義集会に滑り込みで駆け付けました。

法廷は原告席11名、被告席15名、傍聴者はもちろん満席。傍聴席は「再稼働なんかありえない」「人類の滅亡への道を止めるぞ」「テントはそれらのたたかいの拠点」「金より命」等々の、そんな気迫が渦巻いていました。

 5人の陳述(原告2人、弁護士3人)は「5・21福井地裁判決(大飯原発再稼働差し止め訴訟)」を基調とした主張でした。
それぞれ迫力ある言葉で語り、説得力抜群でした。
・福井地裁判決は大飯原発のみのものではなく、日本のすべての原発に当てはまる。
・福島原発事故は経産省の不当な原子力政策の決着点である。
・科学的耐震設計など信頼できない。
・使用済み核燃料を入れるプールは囲いで保護されてもいない。
・金や経済問題じゃない。民衆が平和で幸せに生きることこそ国富である。

「それらの結集がテントである」「テントはまさに人格権そのものである」という主張でした。
第一テント、第二テント、第三テントの占有についても触れ、「淵上、正清2名の個人占有は存しない」と明示しました。とても爽快で含蓄ある法廷でした。

▼ヘミング味岡さんと上村さんの報告(経産省前テントひろばブログ)の要約

○14時より少し遅れて始まった。冒頭、裁判長は「傍聴の方は拍手したり、大声を出したりしないでください」と言ったので、被告のFさんが「裁判長質問ですが、笑うのはどうですか」と。裁判長は「思わず笑ってしまうといった審理に差し障りがなければ目くじらはたてませんが」と言われ、傍聴席は笑いに包まれました。

○先ず河合弁護団長の陳述 
河合団長は5月21日の福井地裁の判決から説き起こした。「福井裁判の判決では憲法13条に基づく「人格権」を重視したことと「国富論」の正しい解釈がなされた。判決は科学的な迷路に入らずに、しかし科学的な論証が下されていて素晴らしい。
 福井地裁判決理由10のうち9つは全国の原発について当てはまるもので、日本の全原発を禁止する内容となっており、テント広場が当初より主張していることと同一で、テントの正当性が裏づけられた。また、50年以上安心、安全だと云ってきた国、即ち経産省と東電の責任は重大である、この訴訟は訴権の乱用であり直ちに取り下げるべきである。原発事故こそ史上最大の公害である。CO2をとるか放射能被曝をとるかは比較にならないと述べ。

○浅野弁護士はテントの占有について陳述 
第一テントの占有者は淵上、正清2名のほか、20名の人達が「私も占有者である」と名乗り出ている。さらに、第二、第三テントの設置から、今日に至る事実関係の詳細な弁明をして、二つのテントについては正清、渕上は占有してない。これらの事実関係の認否を国側はすべきと主張。 

○宇都宮健児弁護士
 戦争以外で個人的な財産権、人格権が奪われることは原発事故以外に考えられない。テント撤去は、基本的人権を損なうものであり、憲法21条の表現の自由を侵害。訴権の濫用であるから、本件訴訟は取り下げるべき。

○渕上さんと正清さんが主張。

○国側が発言。淵上、正清は占有しているということの認否をするのかどうかと言った。

○淺野弁護士は2名と20名の占有ということだ。2名は占有しているが2名だけではない。第二テントと第三テントには占有は及んでいない。この実関係の確認を国側はせよ。

○裁判長も国側に、意見を求めた。そこで閉廷になった。

次回の口頭弁論は10月14日(火)午前10時30分から。103号法廷

(報告:あれこれ屋  写真:三輪ユープラン)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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