原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

福島原発告訴団、東京地検要請・東電前「汚染水」打ち水抗議行動(2) ー8月8日、ハッパをかけにまいりましたー

 福島原発告訴団、東京地検要請・東電前「汚染水」打ち水抗議行動(2)
この行動の模様はUplanの三輪さんの録画で見ることが出来る。発言者の名前の後ろの数字は録画登場時刻を示している。
https://www.youtube.com/watchv=jJ3uPOCK0I&index=1&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
20140808 UPLAN 東京検察審査会と東電前『汚染水』打ち水抗議行動および緊急記者会見

 参加者は地検前の行動が終わると、東電本社前に移動した(わたしのようにここから参加した人は他にもいるだろう)。福島からのバスは依然、渋滞にはまり、到着していない。バスの中でIWJさんの中継を見て思いを共有していたという。

▼司会:地脇告訴団事務局長 アピールを読む 
Image4地脇

午後1時過ぎ、東電本社の反対側の道路・スペースに集まった参加者に地脇告訴団事務局長から現在の経過説明とアピールがあった(40:42)

その後、地脇さんの「この打ち水はもちろん汚染水ではありません。東電の回りを涼しくして節電していただき、もう一度頭を冷やし、冷静になり、今やるべきことをやって頂きたいという思いで、行います」という言葉を合図に打ち水行動に移った。参加者は思い思いに用意してきた「汚染水」を道路にまいた。涼しげな浴衣姿もみられた。

▼打ち水
Image1打ち水

東電の前でまこうとして道路を渡ろうとした数人が警察官に阻止されるという場面もあった。東電の前では絶対、抗議をさせない。抗議に来る度に腹立たしい思いをさせられる。

 打ち水行動が終わって、地脇事務局長が東電への要請書を読みあげた(*下記参照)(52:25)。

▼東電へ要請書手渡す
 Image2提出

東電の担当者は門扉越しに要請書を受け取ろうとしたが、代表団は敷地内に入れるように要求、一行4人は本社入口前まで進み、担当者に要請書を手渡した(56:56)。

 その間に、福島からのバスがやっと到着(59:20)。福島から用意してきた「汚染水」を使って、再び打ち水行動。その後、福島の方たちがスピーチ。

▼福島からやっと到着
RIMG016福島到着

▼再び打ち水
RIMG0162汚染

●人見やよいさん(1:05:15)
Image2人見
ステキな議決を受けて、わたしたちはとっても喜んでいます。民意は罪を認めろ、ということを言っているんだと思います。国民の多くは東電がなんの責任もとらずに、相変わらず再稼働なんて言っていることに大きな怒りを感じているんだと思います。その声がわたしたちの声となって議決が出たんだと思っております。わたしたちに誠実に謝ってください。2度と繰り返さないことを誓ってください。そして原発政策をすべてやめてください。

●渡辺ミヨ子さん(1:08:08)
福島はとても素晴らしい山と海の地域だったんです。それが世界一、汚されてしまいました。返してください!元の福島を返してください。お金は要りません。元の福島を全部返してください!

●竹内さとしさん(1:09:30)
Image2竹内

この決定が出たということはわたしたちの運動の中で将来に対し、大きな風穴があいたということで、体が震えるくらい、うれしく思っております。このあいた風穴で、更に多くの人に参加をしてもらい、東電が自分の罪を認め、その責任をとり、謝罪をし、一切の保証をしてもらう、その土下座をしてもらうまで、とことん闘い抜いて行きたいと思います。

●西園寺さん(1:11:10) 福島出身 東京都武蔵野市議
Image2西園寺

わたしは福島に生まれた人間として、小学校5年生のときに、これからは原子力の時代だよって社会科で教わったんです。高校生のときには、福島原発を社会科見学で訪れて、あの双葉町の平和の利用っていうアーチも見た覚えがあります。そうやって洗脳されてきた自分が、今本当に悔しいんです。今回の市民の、都民の判断を重く受け止めてほしいと思います。

●橋本よしひろさん(1:13:30)
福島県の経験を東京の人たちには、また、他の府県の人たちには決してさせたくありません。福島県だけでたくさんです。

●告訴団の男性(1:15:12)
全国の皆さん、本当にいつもありがとうございます。そして警察官の皆様もいつも警護していただいてありがとうございます(笑)。警察官の方々も被爆しているんです。あっちだ、こっちだと言っている場合じゃないんです。みんな被爆しているんです。我々のあっちは東電、政府、霞ヶ関です。このことを常に頭において、また今日からがんばって行きましょう。

●亀屋さん(1:17:20)
わたしは双葉町です。原発から1.2キロのところに住んでいました。今は港区にお世話になっています。双葉町に中間貯蔵施設をもってくる話、「中間」というなら、その後はどこにいくのか、聞きましたが、答えがありませんでした。わたしは今でも双葉町に帰りたい。わたしたちはぜったい、双葉町を手放しません。

●佐々木慶子さん(1:21:35)
Image2佐々木

今、一番言いたいのは、東京の皆さんに感謝したい、ということです。本当によくわたしたちの苦しみや悲しみ、怒りを汲み取って議決にまとめてくれました。

罪を犯したら、謝って認めて、賠償するのが当たり前です。それが法治国家であり、わたしたちは親としても子供たちにすこしは顔向けできる動きだったかな、と思います。でも最後まで安心しないで、強制捜査もさせ、ちゃんとした判決が出るまでがんばっていきたいと思います。

最後にシュプレヒコールをして「汚染水」打ち水抗議行動は終了。
Image2シュ

 一方、地検前行動のあと、地検の佐藤主任検事、古宮検事と面会した代表団・弁護団は急きょ、司法記者クラブで記者会見を行った。武藤類子告訴団団長(1:24:35)、海渡雄一弁護士(1:25:18)、佐藤かずよし副団長(1:13:48)、村田弘福島原発かながわ訴訟原告団長(1:37:30)、長谷川和己さん(郡山市から静岡に避難)が発言、その後、質疑応答があり、約30分の会見を終わった。

*要請書の内容は以下のとおり。

東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬直巳様         2014年8月8日
 
                               要 請 書 
2012年6月と11月に行った福島原発事故の責任を問う告訴・告発について、東京地検は2013年9月に不起訴処分を行いましたが、福島原発告訴団はそれを不服として、2013年10月と11月に東京第五検察審査会に申し立てを行いました。
 その結果、2014年7月31日に東京第五検察審査会は勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長を「起訴相当」、小森明生元常務を「不起訴不当」と議決しました。
議決書では、勝俣元会長らには安全確保のための高度な注意義務があり、津波の襲来や全電源喪失を具体的に予見でき、それを防ぐための対策を行うことが可能であると認定されています。

 東京電力株式会社としても、勝俣元会長らがするべき事故対策を怠ったために、会社に社会的・経済的な損害を与えたのですから、彼らの責任追及を積極的に行うべきです。
また、東京電力株式会社は、福島原発告訴団が行った告発のとおり、放射性物質を含む汚染水の対策と管理を怠った事実を認め反省し、すみやかに自首をすることを要請いたします。

                                記
1.会社として旧経営陣の事故の責任を追求し、事故原因に関する全ての資料を 公開もしくは捜査機関に提出すること。

2.放射性物質を含む汚染水の対策と管理を怠った事実を認め、自首すること。

                                                  福島原発告訴団 団長 武藤類子

(報告:あっきい 写真:あっきいと三輪ユープラン)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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