原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

10/1 定例・東電本店合同抗議行動 被爆労働ネットワークからの報告

 10月1日、毎月第一水曜日に行われている東電本店合同抗議行動(主催:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば)はこの日も、色とりどりののぼり旗をもって、6時30分~8時まで行われました。第二テントの「福島とともに」の幟もMさんがもって、参加しています。

東電DSCF0447

 東電の犯罪は日を追って深くなっています。とりわけ、廃炉作業に携わる被爆労働者の労働実態は過酷を極めています。そのことについて、<被ばく労働ネットワーク>から抗議文読み上げられましたので、紹介します。

▼被爆労働ネットワークのアピール(写真が鮮明でなくてすみません)
被爆

■<被ばく労働ネットワーク>からの報告
被ばく労働を考えるネットワークでは、この春「被ばく労働者春闘」と名付けた行動を行いました。廃炉・収束作業発注者の東電と除染作業元請けの前田建設の社前で抗議と申し入れ、国に対しては、経産省、厚労省、環境省と省庁交渉を行い、被ばく労働者春闘集会も行いました。

東電へは「被ばく労働者春闘」統一要求として、主に次のような内容の申し入れ書を出しました。(原文は長文のため項目のみ、概要)
一 全労働者への正当な賃金支払いの最終責任をもつこと。
一 スケジュールや経費削減を優先した無理な作業計画をやめよ。
 労働者の安全を最優先し、現場の意見を取り入れた作業工程に改善せよ。
一 被ばく労働は危険有害業務であり、労基法で残業は1日2時間までと決められているが、現場では違法な長時間労働が行われている。
東電は、被ばく線量管理の責任を負うのだから、労働時間についても管理責任を果たせ。
一 偽装請負等の違法派遣の利用をやめ、労働者が長期に安心して働けるように責任をとること。

それに対する東電の回答は、「法律や国の指導に則り、適切に対処してまいる所存です」
というものでした。


そこで、9月にまた再度の申し入れ書を送りました
3月末に基礎杭に入って作業中の労働者がコンクリートと土砂の下敷きになるという死亡事故が起こりましたので、その件も含めました。
申し入れ書の概要は、
一 3月28日に発生した死亡事故について、安全配慮義務違反があったこと、緊急救命措置が遅れたことを認め、謝罪し、東電が第一義的な責任を負うことを表明せよ。
一 危険手当1日1万円から2万円への増額が、下請労働者の賃金に反映されたかを調査し、結果を公表せよ。
一 基本給は最低でも「公共工事設計労務単価」(2014年、福島県・普通作業員)16000円相当額が支払われることに、東電は責任をもて。
一 東電は福島第一で働く全労働者の「被ばく線量管理」のみならず、一日の労働時間管理についても違法のないように管理する責任をもて。
一 偽装請負等の違法派遣をなくすこと。

回答の締切は9月末でしたので、昨日付けで回答が送られてくると思います。

被ばく労働を考えるネットワークでは、労働者が直接言いにくい労働条件などの要望について、引き続き労働者からの声を聴き、しつこく東電へ申し入れを行っていきます。
また、省庁交渉も引き続き行っていきます。

現場労働者の安全を第一とした廃炉計画を作らせていくためにも、地味ですが、東電および国への申し入れを行い、回答を引き出してまいりますので、みなさまのご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
以上

(紹介:あれこれ屋 写真:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
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