原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

NO OSPREY東京集会

NO OSPREY東京集会
― オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!県内移設断念!―

昨年9月9日に開催された「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」には10万3千人が集まり、全県規模で配備撤回を求めたがかなわなかったのは周知のとおり。

同大会実行委員会は12月16日に総理直訴東京行動を計画していたが、ダブル選挙となったため、延期せざるを得なかった。そこで改めて設定された2日間の東京行動の第一日目として1月27日(日)午後3時から日比谷野外音楽堂で「NO OSPREY東京集会 – オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!県内移設断念!」を開催。幸い、天気もよく、関東に住む人間にとっては寒さもそれほど厳しくなかった。

壇上には「オスプレイ断固反対!」の赤いゼッケンをつけた沖縄41市町村の首長・議長、県会議員、沖縄選出国会議員、実行委員ら約140人がびっしり並んだ。会場には各地の沖縄県人会をはじめ、市民団体・個人・労働組合など約4000名が集まった。「沖縄の本土復帰後、最大規模の東京行動」だという。

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▲沖縄から来た140名

まず、主催者代表として喜納昌春さん(県議会議長)、続いて翁長雄志さん(共同代表、市長会会長)、城間俊安さん(全31町村会会長)、永山盛廣さん(県市議会議長会会長)、中村勝さん(県町村議会議長会会長)が挨拶。オスプレイ配備に当たって日米両政府は飛行の約束事に合意したが、それらはすべて破られている。10月22日午後には伊江村でコンクリート製の大型ブロック(重さ約1t)とみられる物体をロープなどで吊り下げ、集落上空を飛行するなど、「米軍はやりたい放題」。正月も3日から「訓練」を始めた。7月までにあと12機が追加され、嘉手納基地には空軍仕様9機が追加されることになっている(会場で配られた「沖縄タイムス 東京行動特別版」1月27日付けより)。このような状況をふまえ、発言者の皆さんは異口同音に「日本の安全保障については日本全体で考えてほしい」と訴えた。

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共同代表の一人翁長雄志(おなが・たけし)さん(那覇市長)のスピーチが印象に残った。翁長さんは「沖縄を代表する保守政治家」。戦前から沖縄が担ってきた負の歴史に触れ、「沖縄県民は目覚めました。もう元に戻りません。日本国もどうか変わって頂きたい」と話を始めた。「我々は保守も革新もオール沖縄で基地の整備・縮小を進め、未来の世代に沖縄県民、日本国民としての誇りと自信を持ってもらうために立ち上がった」。また、「沖縄は米軍基地でメシを食っているというのは大きな誤解」と具体的な数字をあげて、いかに基地が沖縄の経済発展を阻害しているかを示した。「安倍総理は日本を取り戻すと言っているが、そのなかに沖縄は入っているのか。沖縄に今まで通り日米同盟、日本の安全保障を押し付けておいて、日本を取り戻すことは出来ない」。「現状で大きな事件・事故が発生したら、日米同盟、安保体制は吹っ飛んでしまう」。「今はただ偶然という砂上の楼閣の上で日々過ごしているに過ぎない」というくだりでは、今なお進行中の原発事故と隣り合わせに生きている福島の人々が重なった。沖縄の基地問題、福島の原発事故と、根っこのところで国の行動パターンは同じであることを痛感した。

*「翁長雄志さんに聞く・沖縄の保守が突きつけているもの」(朝日デジタル版2012年11月24日付け)http://www.geocities.jp/oohira181/onaga_okinawa.htm を読むとこの翁長発言の意味がさらによくわかる。



先の衆院選では沖縄県は4小選挙区のうち3区が自民、1区が社民、比例区では自民、共産、未来が各1という結果だった。これを聞いたときは沖縄でもやっぱり自民が圧勝か、と思ったのだが、中味は本土の自民圧勝とは違った内容をもっていたのではないか、と今日の翁長さんの話を聞いて思った。このような沖縄の動きは夏の参議院選にどう立ち向かうかを模索している本土のわたしたちにも示唆を与えてくれるのではないだろうか。ただし、住民の反対をよそに進行中の「高江のヘリパッド建設中止」については意見を集約することが出来ず、今回は取り上げられなかったという不満も耳にした。

ここまで発言者は全て男性。その後、平良菊さん(共同代表、県婦人連合会会長)が28日に安倍首相ほか関連閣僚に手渡す予定の「建白書」の内容を紹介した。

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▲会場前方から後方までびっしり埋め尽くした人々▼
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集会終了後、代表団を先頭に銀座パレード(約2キロ)が行われた。

この集会・デモの様子は琉球新報社、レイバーネット等で見ることが出来ます。

★集会全録画(琉球新報)
(1)前半
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201888-storytopic-252.html
(2)後半
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201889-storytopic-252.html
(3)集会後のパレード(抜粋)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-201890-storytopic-252.html

建白書(全文)

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-28_44546


28日(月)には安倍総理に建白書を手渡す直訴行動が行われた。その模様はレイバーネットのHPで見ることができる(「オスプレイはいらない!沖縄直訴団行動・国会前集会」)

(報告:あっきぃ、写真:$堂)

コメント

子供たちを守りたい
中国から流れてきている有害大気汚染物質からも守りたい。
2013/02/07(木) 14:10:22 | URL | えまのん  [編集]

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
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