原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

12/4 だまし討ちテント裁判に対して 直ちに東京地裁に抗議行動・記者会見

12月4日(木)、直ちに東京地裁に抗議行動・記者会見

 12月3日のだまし討ちのような裁判進行に抗議するため、さっそく、翌4日に東京地裁前で緊急抗議行動が行われた。
1回目は12:00から12:40まで。
テント前での記者会見 13:00から13:40が行われた。メディア関係者が8名ほど、そのほかテントに関心を寄せる人々も集まってきた。

記者

<記者会見>>  
○最初の発言者、渕上太郎さんは力づよく、自ら退去することはありえないと発言。
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○ 河合弁護団団長は突然の審理終結に怒りを隠さなかった。
「村上正敏裁判長は、これまではどちらかというと物わかりのよい振りをしていた。我々の主張を聞いたふりをして実は聞いていなかった。事前の進行協議で次回は2月26日との合意がなされていたのに、これは抜き打ち的なやり方だ。テントの存在は現在、行われている再稼働阻止の全国的闘い、福島原発事故の完全賠償、事故の責任追及など原発をめぐる全体的位置づけの中で考えるべきである。テントは脱原発の象徴となっている。これからもしぶとく、しなやかに闘って行く。」

記者会見
○ 続いて、きのうの裁判で陳述をした双葉町からの被害者、亀屋幸子さんの発言。
「わたしはテントに出会って救われた。テントがなくなったら、どこに行ったらよいのか。仲間がここにいる。絶対、撤去させない」。

○ 次に大口弁護士が弁護団の声明を読み上げた(下記参照)。

○ 最後に正清太一さんが発言。
「原発をめぐる情勢は何も解決していない。放射線廃棄物の処理の道もない。テントは下級の公務員たちの支持があってもっていることも確かである。これからも頑張っていきたい」。

<記者会見に続いて記者たちから質問>がなされた。
Q: 現在のテントは法的にはどういう状態にあるのか。
A: 現在は裁判所の管理下にある。

Q: 忌避の申し立てを実行するためにはどのような手立てがあるのか。
A: テントが全民衆の意思であることを示すことが重要。インターネットによる発信も大切。だまし討ちをした裁判長を排除するため、あらゆる手を尽くす。

渕上さんからは、テントも脱原発運動の一つ。今回、だましうちにあったに過ぎない。全国にテントを立てることも考えられるとの発言があった。

<降りしきる雨の中で 第2回目の地裁抗議行動>
その後、記者会見の間は降らなかった雨が降り出した。それでも午後5時からの2回目の地裁前抗議行動は降りしきる雨の中で行われた。集まった約25人は雨にもめげず、村上裁判長の卑怯なやり方に対する大きな怒りの声をぶつけた。退庁する職員の大多数は関心を示さなかったが、なかにはご苦労さんと声をかけてくれる人もいて、うれしかった。

■ 参考資料:(記者会見で配布)
声      明     
                                    2014年12月4日  
経産省前脱原発テント弁護団

早期脱原発の実現を希求する全国の皆さん

 我々脱原発テント弁護団は、東京地裁民事第37部(村上正敏裁判長・北島紀子・伊藤健太郎裁判官)の暴挙を徹底的に弾劾すると共に、強く抗議します。

 周知のとおり、福島第一原発事故の元凶・最大の責任者である経済産業省の敷地には、2011年9月11日以降<脱原発>のスローガンを高々と掲げた3基のテントが立てられ、<経産省前テントひろば>として、反原発・脱原発を希求するすべての人たちの、運動の足掛かり・心のよりどころとなってきました。このテントは悪質右翼らの愚かな破壊攻撃等をも跳ね返し、3年3カ月以上に亘って、経産省に対する直接的な批判として厳然として存在し続けています。これは、日本の民衆の歴史にあっても画期的な事態であり、主権者によるいわゆるエンキャンプメント(Encampment)
権の実践として注目されているところです。

 しかるに、原発事故問題についての、自身の重い責任を自覚するどころか逆に、原発推進の誤った政策に邁進する経産省と国は、テントひろばを徹底して忌避嫌悪し、恣意的に選定した2名の被告を相手に、テントの撤去とスラップ訴訟の典型である1100万円もの高額の損害賠償請求訴訟を提起してきました。
 これに対して我々は、2013年5月23日の第1回口頭弁論以来、昨日の第9回口頭弁論に至るまで、テントに心を寄せる全ての方々の総力を結集して、<原発問題の深刻性・経産省の重大責任・テントの明白な正当性>を主張立証し、真正面から戦ってきました。そして前回第8回には、テントひろばを主体的に担う43名の方々による訴訟参加申出とともに、現地福島の方々や小児医療の専門家やスラップ訴訟・憲法学等の専門家の方々を中心とする、承認請求を行いました。これらによって、本件テント問題の本質の究明が決定的に深まり、承認調の実施によって、国・経産省の請求の誤謬性・違法不当性がさらに鮮明となることが明らかに期待されました。
 第9回における、参加申出人である現地双葉町の被災者の切々たる訴えは、法廷全体を深い感動を呼び、テントひろばの持っているかけがえのない存在価値が改めて認識されました。
 ところが民事第37部はこの直後突然に、過般の進行協議に於いて自ら言出し設定していた次回期日(2月26日)の確認すら一方的に反故にして、すべての証拠調請求を却下しました。そしてそれと共に、弁論終結を強行しようとしました。当弁護団は直ちに3人の裁判官を忌避しました。その結果、現在のところ裁判は進行を停止していますが、以上の経過に現れた裁判所の姿勢は、実質審理を進めて事案を究明しようとはせず、国・経産省に同調した判決を早期に強行しようとしているものであることが明白です。

 104名もの子ども達の癌多発の事態・汚染水対策の絶望的破綻・廃炉作業の停頓・事故収束の見通しの深刻な不鮮明性・中間貯蔵施設の迷走・累積する一方の除染土壌・いまだに続く12万人以上の流民状態と、他方での高汚染地域への帰宅強制・地域の産業経済社会の崩壊状態・・・等々、我々の深刻で困難な現実が山積みとなっています。全国民の総力を結集して、これら問題の抜本的解決のための努力がなされなければなりません。

 にもかかわらず、こうした事態を逆に積極的に隠ぺいして、原発再稼働・原発輸出を強行しようとしている政府・経産省の政策は、まさに現在と将来の国民の人間としての権利・福祉を根底から破壊するものです。その意味では、経産省前テントひろばの必要性・存在意義はむしろ、ますます大きくなってきていることが明らかです。

 しかるに、このような情勢において、東京地裁民事第37部が昨日行った暴挙は、司法が果たすべき任務を放擲し、国・経産省に一方的に肩入れして、原発推進に手を貸そうとするものであって、到底許されるものではありません。

 我々は、この暴挙を徹底的に弾劾すると共に、民事第37部に強く抗議します。
 そして、このような暴挙に決して屈することなく、全国の皆さんと力を併せてテントひろばを守り抜き、更に発展させてゆくために努力することを誓います。

(以上)


(報告:あっきい  写真:あっきい、あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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