原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

福島原発告訴団 1/23 悲しみと憤りの抗議行動@東京地検前

 1月22日(木)に発表された東京地検の「東電幹部、再度不起訴」の決定に対して、1月23日(金)正午から、東京地検前で抗議行動が行われました。急な呼びかけにもかかわらず、福島から上京した人など大勢の人がかけつけ、それぞれの思いをぶつけました。

その様子はUplanさんの録画で見ることが出来ます(名前の後の数字は録画登場時刻を示す)
https://www.youtube.com/watch?v=FqXZ1mokoGM

◆地検前抗議と申し入れ

まず、団長の武藤類子さんがあいさつに立ち、今日、東京地検に提出する抗議文を読みあげました(2:23)
Image2むとう

●東京地検不起訴処分に対する抗議
2015年1月23日
最高検察庁 東京地検に提出する抗議文を読みあげました(2:23)
検事総長 大野 恒太郎 殿
東京地方検察庁 
検事正 青沼 隆之 殿

2015年1月22日に東京地方検察庁が出された再度の不起訴処分に対し、福島原発告訴団は深い悲しみと憤りの中にいます。

今回の処分は、大津波への対策の不作為や揉み消しなどの真実が明らかになっているにも関わらず、加害者の不起訴理由を何とか探しだしたようにしか感じられません。とうとう強制捜査もなされませんでした。
検察の本来の仕事は被害者に寄り添い、あらゆる捜査を尽くすことではないのでしょうか。

検察審査会の起訴相当の議決は大多数の国民の意思を表しています。その議決を検察は無視したことになります。
原発事故から4年が経とうとしている今も、さまざまな困難の中に生きる私たち原発事故の被害者はこの事故の責任がきちんと問われなければ、本当の人生の再建はありえません。また、同じような悲劇が繰り返される事をくい止める事ができません。
今回の東京地方検察庁の処分と姿勢に強く抗議致します。

同時に、福島原発告訴団の1月13日に提出した新たな告訴に対しては、今度こそ被害者の側に立ち、あらゆる捜査を尽くす事を要請致します。
市民の幸せと安全のために働い下さる事を要請します。

福島原発告訴団 団長武藤類子

●続いて、海渡弁護士(5:57)が「地検が東電幹部、再度不起訴」について、その内容紹介とこれからのことについて話しました。
「・一般に公表される30分ほど前に検察庁から電話があり、不起訴にした、理由は後で説明すると言われた。マスコミに配られた不起訴概要の書面ももらえないまま、記者会見に臨んだ。
・まともな再捜査は全くされていない。追加でなされたのは、原子力の安全の専門家、津波の専門家から話を聞いたことだけ。どんなに予測がむずかしかったか、予測に基づいて対策をとってもムダだったというような調書を何通か取っただけ。   この決定については26日に出された、海渡弁護士の解説をお読みください(下記参照)。

Imaget海渡

▼今後の見通
○「起訴相当」とされた東電の3名についてはもう一度、検察審議会に戻されることになるが、この間に絶対に負けないだけの証拠が多数、出てきている。
○地検は先日、受理された別件の捜査中である(保安院4名、東電、土木学会の2名について捜査させるという内容)。
○強制起訴後のことを考えておかなければならない。検察官役は弁護士が務め、通常3名の弁護士がつく(誰が行うかは法務省が決める)。しかし、1件に対して100万円しか費用が出されないという問題がある。証拠もある。追加の捜査も出来る。その体制づくりがこれからの告訴団の重要な仕事になる。

その後、
佐々木慶子さん(福島市)(14:00)らが発言
古川よし子さん(富岡町から会津若松市へ避難中)(20:35)
森園かずえさん(郡山市)(22:05)
吉野さん(松戸市在住)(26:00)
東井怜さん(静岡告訴団事務局)(29:25)

▼12時30分に団長武藤類子さん、副団長佐藤和良さん、海渡弁護士ら6名が参加者が拍手で送りだすなか、東京地検に申し入れに行きました。

ゆきふみさん(33:50)
矢田部裕子さん(茨城県)(36:15)
男性(40:30)
片岡ヨーカンさん(41:43)
澤井正子さん(原子力資料情報室)(45:40)
木村雅英さん(再稼働阻止全国ネットワーク)(49:05)
佐藤和良さん(告訴団副団長)(54:35)

▼シュプレヒコール
検察に良心はないのか!
福島の叫びを聞け!
検察は強制捜査をしろ!
わたしたちは決してあきらめないぞ!

以上で集会は終了しました。

参考資料:
●東京地検2012年告訴事件の「不起訴理由書」(PDF)
https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxUWY0c1hPakhGdEE/view?pli=1
●東京地検不起訴処分の問題点(海渡雄一弁護士による解説)(PDF)2012年1月26日
https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxcUZVS0tyMkRCWHM/view?pli=1

(まとめ:あっきい  写真:Uplanさんの録画より)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
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