原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

黒田節子さんの2・26テント裁判傍聴記です。

2月26日(木)のテント裁判の傍聴記を黒田節子さんが寄せてくれましたのでアップします。 

『福一から流れ出ている放射能は空と海を汚染し続け、今も子どもたちの命が傷つけられている。   
このやむにやまれぬ私たちの怒りと悲しみを、フクシマを、テントで訴えることが罪になりますか?
原発の再稼働あり得ない!とテントで訴えることが悪いことですか?』
_テント裁判での福島の女たちの訴えはこれにつきるだろう。

不当判決が予想されていた。
「マイクを使ってよく聞こえるように話してください」と再三の要求があったのにかかわらず、はっきりと全部を聞き取れない判決言い渡し(裁判長も後ろめたいか)。
おとなしく傍聴席を離れるはあまりにも悔しかった。
しかし、私たちにできる抵抗はそこに居座ることぐらい。せめて、それを最後に排除されるまでやろう、なんとなく私はそう思っていた。

たくさんの屈強な体格の職員たちが傍聴人を取り囲み、「裁判は終了しました」から「退去命令が出てます」へと語調も変わる。不当判決に抗議する仲間の3人(男性)がひっぱり出される。外でみんながシュプレヒコールをあげているのが聞こえていた。この法廷の中だけではないんだ!と心強い。
かなりの時間を椅子に座ったまま皆で頑張った…。

3,4人がかりで手足を持ち上げられていった。脱力、脱力と念じる。途中「この辺から歩きませんか?」と何回か。単に重たいからか、マスコミなどの写真を警戒してか?
冗談じゃない。「私らは仕事だから…」といって対話の試みに耳をふさいでいた若い職員たちだ。最後までしっかり持って運びなさい。仰向けに雨に顔を打たれながら「覚えておきなさい。私らはあなたたちの子どもの、そのまた子どもたちのことを思って抗議しているんだってことを」と説教。
この初体験の中で、これまで人間の歴史の中でどれほど多くの見えない抗いがあっただろうか、、そんなことも一瞬頭をよぎった。

雨に濡れてビショビショの路上に排除された。
職員たちはしかし、横になったままの身体を水たまりを避けて置いたようにも思えた。

(最後まで傍聴席に居残って強制排除されたのは女性4人。福島の女たちと第二テントの女たち。
他に、これを見守ってずっと一緒にいてくれた女たち4人。連帯をありがとう!)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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