原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

3月15日 経産省前テントひろば 第2テントで早川由美子監督のインド報告会

3月15日(日)、テント撤去の緊張が続く中、第2テントで川柳句会と早川由美子監督のインド報告会が開かれました。

◆早川さんの報告
インド・ニューデリーで毎年開催されている、アジア女性映画祭に出席するため、12日間インドに行ってきました。

経産省前テントひろばの乱鬼龍さんが、インド報告会を企画してくださり、3月15日にテントにてインド報告会を開催しました。

多くの日本人にとって馴染み深いとは言えないインドについて、なるべく現地の事情が理解しやすいように背景事情なども交えながら話しました。

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私自身がインド初訪問でしたが、映画祭の関係で現地のドキュメンタリー監督やジャーナリストを多く紹介してもらえ、現在インドが置かれている状況や社会運動の動きについては、一夜漬け勉強の割には、その一端をうかがい知ることが出来ました。

第2テントに20人弱の方が集まり、約1時間半の報告を熱心に聞いてくださいました。お話の内容としては、今回インドに行くことになった経緯(映画祭)、インド到着翌日に参加した全国の農民による大規模抗議活動、アフメダバードに本部を持つ女性自営業者の団体SEWA(Self Employed Women's Association)の活動、ニューデリーのアジア女性映画祭の様子などです。

経済成長著しいインドでは、都市開発のための土地確保のため、農地を強制的に取り上げることが出来る法律が、国会の審議を通さずに首相の権限で決められようとしており、全国の農民たちがニューデリーの抗議活動に参加していました。その取材で見聞きしたことを報告しました。

アジアの女性監督たちが集まる映画祭では、インドの監督だけでなく、イラン、そしてミャンマーのインディペンデント・ドキュメンタリー監督と親しくなったのも、大きな収穫でした。イラン、ミャンマーの映画制作事情についても少し紹介しました。

しかし、なんといっても参加者の興味を一番集めたのは、アフメダバードのSEWAだったかと思います。工場労働者よりも更に過酷な立場に置かれている自営業の女性たち(露天商や家内手工業など)。インドの労働者の9割以上が「自営業」という形態で働いており、更に不利な立場に置かれる「女性」たちが1972年にアフメダバードで設立した団体です。

産業ごとに組合を作り、自分たちの労働条件を改善するだけでなく、銀行、生命保険、学校など、自分たちに必要なものを自分たちで作り上げていく…
アフメダバードだけで100万人以上の会員を持つ、驚きの組織です。

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帰国後時間がなく、報告会では写真だけの説明でしたが、現地では17時間以上撮影し、SEWAのメンバーや代表などにもインタビューを行いました。時間はかかりますが、いずれDVDとしてまとめたいと思っています。

インド報告会は、別の主催者により行われます。
○3月29日(日)夜@杉並区善福寺
○4月12日(日)夜@渋谷でも予定
詳細が決まり次第、私のホームページに掲載しますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
http://www.petiteadventurefilms.com

◆報告会に参加して
 約20人が集まり映画監督早川由美子さんからホットなインドツアー報告を聞いた。映画『踊る善福寺』がインド・ニューデリーで開催された第11回アジア女性映画祭で上映され、監督も初めてインドに渡った。
毎日インドカレーを食し、インドの街の生活を楽しみ人々の平和への願いを聞いた。カースト制度下でも、スラムにおいてさえ一人一人が自分の力で生活の糧を得る努力をしている。沢山の写真を拝見しながらの2時間半のインド旅行を終えた後、参加者から沢山の質問や経験談が飛び出した。

(報告と写真:早川監督 そして参加者)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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