原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

福島原発事故から4周年を迎えて(2)

3.11福島原発事故から4周年を迎えました。ヨーロッパでは各地で反原発集会やデモが行われました。その報告です。

◆ドイツ・デュッセルドルフでのデモ

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ケルン在住の友人が3月14日にデュッセルドルフで行われた「東日本大震災・4周年追悼・脱原発・日独デモ 4」の録画(日本語字幕付き)を紹介してくれました。
日本から参加した辛淑玉さんの話も入っています。日本(少なくとも東京)のデモと比べて、警察の存在も目につかず、みんなのびのびと歩いているのが印象的です。皆さんもぜひ、ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=3HHeS-Q1Y9A&feature=youtu.be
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Image2踊る


◆辛淑玉さんの講演会
3月13日に同じくデュッセルドルフで行われた辛淑玉さんの講演会「反原発とヘイトクライム」の録画も見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=FlDldjp2yJI (前半)
https://www.youtube.com/watch?v=X14Zt3kHUq4 (後半)

Image3しんすご

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◆川崎陽子さんの報告(ドイツ/ベルギー)
ベルギー在住の環境ジャーナリスト川崎陽子さんは、このデュッセルドルフのデモと翌15日にベルギーで行われたデモについて報告しています。

■「フクシマは警告する!」 ドイツとベルギーで脱原発デモ相次ぐ(「オルタナ」3月26日15:57配信)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150326-00010001-alterna-soci

「福島第一原発事故から4年目の3月から、1986年にチェルノブイリ原発事故が起きた4月にかけて、欧州各地で脱原発デモが盛んに行われている。
3月14日にドイツ最大連邦州の州都デュッセルドルフ、15日にベルギーの60万人都市圏リエージュに近いティアンジュ原発で行われたデモの模様を報告する
。(ベルギー=環境ジャーナリスト・川崎陽子)

欧州一の日本人居住地でもあるデュッセルドルフでは、現地の日本人が結成した「ドイツ登録公益社団法人さよなら原発デュッセルドルフ」、ドイツ最大反核団体「ausgestrahlt」や環境保護団体BUND、核戦争防止国際医師会議IPPNWなどが共同でデモを主催した。

ドイツ各地から集まった500人近い市民は、国内最大の電力会社エーオン本社そばから出発。警察の先導で、片側2~3車線いっぱいに広がり、音楽やシュプレヒコールに合わせて練り歩く際には、対向車線を走る車から応援のクラクションが鳴り響いた。

ライン川沿いの歩行者・自転車天国では、2011年に起きた原発震災の犠牲者に黙祷を捧げ、日本から訪れていた「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉さんが、福島の悲惨な現状を伝えて連帯を呼びかけた。

■「フクシマが忘れられないように」
ドイツの反核団体は、世界の核惨事の被害者に思いを馳せると同時に、「加害者である原発企業のロビイ活動を許してはならない」と訴えた。また、デモの終点である州の経済省前では、ウラン濃縮施設や核廃棄物の問題に言及し、州レベルでのエネルギー政策における脱原発の徹底を要望した。

200km以上離れた町から列車で来たという初老の夫妻は、「今年もまたデモの参加者が減りました。フクシマがどんどん忘れ去られています。だからこそ私たちは、国内のどこへでも出かけています」と語った。

ベルギーでは翌15日、およそ1000人がティアンジュ原発を目指し、冷却塔を背後に建ち並ぶ住宅街を行進。キャンピングカーで来たという、前日のデモで見かけたドイツ人も数人いた。半数以上は、隣接国オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、フランスからの参加者だった。

このティアンジュとドール原発では、あわせて1万ほどのひびが圧力容器に見つかり、2012年に一旦停止。2013年春に原子力規制当局の長が「101%安全」とお墨付きを与えて再稼動したものの、昨年春安全対策のために再停止していた。

規制当局は、ひびの総数を1万6000に上方修正し、大きさを最大2.4cmから9cmに訂正したばかりだが、事業者エレクトラベルは今年7月の再稼動を目指している。

両原発の問題はひびだけではない。2011年3月11日以降も、それぞれで稼動停止させるほどの事件が発生した上、EUストレステストによると航空機墜落に備えた安全対策がないという。

とりわけ、洪水・地震対策の不備も指摘されているティアンジュは、ドイツとの国境から65kmしか離れておらず、風下に位置するボンやケルンなどの大都市や、自然保護地帯に点在する自治体の「緑の党」支部はバスを6台提供。筆者も利用することができた。また、ドイツの「左派党」はバス2台を提供し、オランダの都市を経由してきたという。

■「物事に対する監視の目」が必要

地元の住民たちは日曜日の午後、仏独蘭3カ国語が入り混じった脱原発スローガンや旗の行列をどのような思いで眺めていたのだろうか。
この2日間両国のデモに参加した福島県いわき市出身の橋爪亮子さんに、感想を尋ねてみた。13年前カナダに移住した橋爪さんは、原発震災後「絆ジャポン」を立ち上げ、福島の子どもたちへの支援や核に関する情報発信などを行っている。
「原発推進国カナダでは、脱原発デモのことを聞いたことがありません。のどかで祭りのような雰囲気の中で、参加者の表情には確固たる意志が見られ、人の意識は日本やカナダとどう違うのか、どう国を動かすのかと考えながら歩きました。特に脱原発を決めたドイツでは、ナチスの台頭を許した状況を徹底的に検証したことから、物事に対する監視の目が養われていると感じます。ジャーナリズムが健在でタブーのない自由な論議が行われ、市民団体などが自由に活動できる土壌、福島で起きていることを、対岸の火事ではないと認識できる土壌があると思いました」

(まとめ:あっきい 写真:動画より)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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