原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

函館市大間原発裁判報告集会

6月25日(金)、東京地裁における函館市大間原発裁判第5回口頭弁論終了後、午後3時から参議院議員会館講堂で、裁判報告集会が行われた。主催は大間原発反対関東の会(略称:関東の会)。進行役は同会の寺崎さん。
集会の模様はUーPlan さんの録画で見ることが出来る。文章中( )内の数字は録画の時刻を示している。
https://www.youtube.com/watch?v=r5OTh1osP48

○次回裁判進行協議のため、弁護団の到着が遅れたので、函館市から裁判傍聴に来られた大間原発訴訟の会代表竹田とし子さんに、函館市民が中心になって起こしている「大間原発訴訟」裁判6月14日の報告をしていただいた。(0:03:19)。
竹田さんからは7月18~19日に大間で開催される第8回大MAGROCK、大間原発反対現地集会(19日)についての案内もあった。(0:16:35)

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○次に関東の会について、発足のきっかけ、これまでの活動(裁判報告集会の開催、学習会開催3回、電源開発本社前でのスタンディングデモ5回)について寺崎さんが報告(0:18:35)。
6月25日に開催された電源開発株主総会については、出席された大場一雄さん(大間原発訴訟の会・函館市在住)の報告を玉中さんが代読。株主総会にはほかに田島和男さん(東京、ギャラリー古藤オーナー)、山田さん(たんぽぽ舎)が脱原発派として出席された。もう一人、核燃料について質問をした方がいたそうだ。
株主総会の前に株主にアピールするため、9:00から会場の東京プリンスホテル(芝公園)前でスタンディングデモを行った。
(スタンディングデモ、株主総会については本ブログ7月2日付けに報告がアップされているので、そちらをご覧ください。)
その後、玉中さんから会計報告(0:35:16)。報告集会では資料代として参加者から500円をいただいているが、必要経費を差し引いた残額から、「あさこハウス」にこれまでに累計9万円のカンパを送ることが出来た。

○3月に『大間原発と日本の未来』(寿郎社、1980円+税)を刊行されたフリーライターの野村保子さんから新著について紹介していただいた(0:39:12)。

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■弁護団の海渡雄一弁護士から今日の裁判についての報告(0:45:30)。

「今日の裁判は論点としては3つある。

1)自治体が裁判を起こせるか(原告適格)
この点については裁判の始めから国側は認めないという立場を取ってきたが、今日、3人の行政法専門家の意見書を提出した(京都大学大学院法学研究科教授・高木光氏、早大大学院法務研究科教授・人見剛氏、神戸大名誉教授・安倍泰隆氏)。さらにもう1通を次回までに提出する予定。
この点について裁判所側は判断を留保し、中身に入って行こうという方針を取っている。

2)今後の審理のやり方について
函館市側が示した争点項目:
・司法審査のあり方
・耐震設計
・耐津波設計
・火山対策
・フルMOX燃料の危険性
・使用済み燃料プール
・電源確保
・テロ対策
・シビアアクシデント対策
・立地審査指針
・避難計画
これらについて裁判所から具体的な肉付けをして次回提出するように求められた。

3)「変更許可の申請」について
電源開発は去年12月、国(原子力規制委員会)に「(発電用原子炉設置)変更許可の申請」を行ったが、これに対してわたしたちは今までは「変更許可をしてはならないことを確認せよ」という訴訟を起こしていたが、今日、変更許可をするなという裁判を起こした(訴えの交換的変更申立書)。
 今回の裁判の特殊な点は、同じ被告席に座っているが、国は電源開発の申請を審査している立場である。まともな行政機関であれば、これはダメだという可能性は十分にある。国が変更許可を認めないと言えば、この裁判が終わるといってよい。大間原発の建設工事を進めていいという状況になっていないのが現状である。
 電源開発は「変更許可申請」の中身を詳しく説明するように、裁判所から求められたが、「はい」とは言わなかった。

海渡弁護士の話の途中に来られた福島みずほ議員から、大間現地を訪れたときのこと、川内原発再稼働抗議行動に参加しての感想と交えて、連帯のあいさつがあった(0:55:20)。福島事務所にはいつも報告集会の会場予約でお世話になっている。ここで改めて感謝の念を表させていただきたい。

■中野宏典弁護士から、「本案審理に当たっての原告主張の概要説明」のプレゼンがあった(0:59:47)。法廷ではパワポの使用が出来なかった。

DSCN0731.jpg

内容
一 争点の一覧
二 概要、フルMOXの危険性
三 司法審査の在り方
四 基準地震動の問題
五 活断層の見落とし
六 火山
七 その他の争点


*当日は印刷が間に合わなくてプレゼン資料を参加者に配布することが出来ませんでしたが、函館市のHPにほかの裁判書面とともにアップされているので、詳しくはそちらをご覧ください。

次回裁判は 10月6日(火)、午後3時から東京地裁大法廷にて。4時から裁判報告集会(会場未定)。

その後、経産省前テント裁判、川内原発再稼働阻止の闘い、テント裁判を支えるためのTシャツプロジェクト、個人の呼びかけなどがあり、午後5時に閉会した。

(まとめ: あっきい  写真:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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