原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

福島原発事故告訴団8.19院内集会

東京地裁前で検察審査会激励行動を行ったあと、午後2時からは会場を参議院議員会館講堂に移して院内集会がもたれた。
その模様はUPlanさんの録画で見ることが出来る(文中の数字は録画時刻を表す)。
https://www.youtube.com/watch?v=fq4pfBv5ViU

開会までの時間にこれまで4年半の告訴団の歩みをまとめたスライドショーが上映された。
14時 開会。司会は人見やよいさん。参加者は約300人。

0:03:10 開会のあいさつ 告訴団団長 武藤類子さん

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  武藤さんのあいさつは、「市民の正義」「強制起訴」という2つの「ビローン」(垂れ幕)を7月31日に地裁前でかかげることが出来たという喜びの報告から始まった。

・告訴団を支えてくださった皆さん、弁護士さんたちの働きで、やっと原発事故責任追及の裁判が開かれるようになったことは本当にうれしい。
・簡単な裁判ではないと思っている。
・第二次告訴、汚染水の問題など、まだしなければならない問題も残っている。
・この裁判を日本中が注目する構図を作っていかなければならない。
・告訴人の中にも亡くなった方が多い。からだに気をつけてこの裁判の行方を見届けていけるように皆さんにもお願いしたい。

0:09:36 海渡雄一弁護士「東電・国の刑事責任を追及する -福島原発事故告訴団の闘いの現段階と課題」
パワーポイントを用いて、検察審査会の「起訴すべき」の議決についての詳しい解説をしてくれた。

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・津波対策を中心に東電・国の徹底した情報隠ぺい工作を暴いたプロセスの詳細を解説。
・告訴団の事故の真実を明らかにし、責任を問う真摯な態度が検察審査会の委員の心を揺り動かした。
 今回の強制起訴の議決は奇跡のように貴重なもので、これを活かしていくことが我々市民の大きな任務になっていると思う。
・津波対策の先送りを裏付ける証拠はまだまだたくさんある。『朝日新聞「吉田調書 報道は誤報ではない』(海渡雄一・河合弘之ほか著 彩流社刊)をぜひ読んでいただきたい。
・今後は指定弁護士(公判での検事役を務める)を支え、裁判の内容を広く市民に伝えよう。

最後に「市民の正義」という形で実現したこの強制起訴というものを現実のものとするために、まだまだ多くの市民の支えが必要です。これまで以上の支援をお願いします」と呼びかけて、会場から大きな拍手が起こった。
     
0:50:28 河合弘之弁護士「脱原発の展望 -これからどうするか」

Image河合

・第二次告訴の意義
 今、再稼働のために暗躍している現場の役人たち(「原子力原理主義者」)を引きずり出すことを意図している。そんなこと(再稼働)をする前に福島原発事故の責任を取らせなければならない。
・「強制起訴」の意義
 最初に、「仲間うちをほめるのは・・・」と言いながら、今回の強制起訴の議決を引き出すために最大限の尽力をした海渡弁護士の執念に言及。
 今回、不起訴になったら、彼らは無罪放免で、福島事故の真相を究明する手段がなくなってしまう。その場をなんとか作りあげたというところにその最大の意義がある。
  「強制起訴」の副次的効果として、「東電株主代表訴訟」「原発再稼働差し止め裁判」、「損害賠償」など今、行われているさまざまな闘いに大変なインパクトを与えることになるだろう。お互いの相乗効果も期待できる。

・今、映画の第二作として「自然エネルギーのすべて」を作ろうとしている。必要なエネルギーはすべて自然エネルギーでまかなえるようになれば、原発などいらなくなる。日本から原発がなくなって明るく楽しい生活が出来るまで、闘い続けることを約束しましょう。

 いつもながら、楽天的でしかも説得力のある河合弁護士の話に、会場にいる誰もが改めて、これからの闘いのためのエネルギーを得たのではないかと思う。

1:06:03保田行雄弁護士「裁判審議についてわたしたちに出来ること」

Image2保田

・これから相手にするのは裁判所。裁判所に市民の目線に立った判決をどう書かせていくか、審理を実現させていくかが問題になる。
・検察官役の弁護士が東京第二弁護士会から専任されるが、この事件を推敲するのに足る人員が専任されていくのか、弁護士会が裁判所に言えるように要請していくことが必要。東京地裁に対しても要請していくことが必要。
・弁護士会が指定弁護士を援助して行く体制を要請していく。この裁判は十年くらいかかる大裁判になる。
・指定弁護士は補充捜査が出来る。徹底した補充捜査をやるように求めていく。検察庁がそれを妨害することなく、きちんと協力するような体制を取るように要望する。
・公判の内容を徹底的に公開して、どんな裁判が行われているのか、国民に明らかにしていく。
・検察官役へきちんとした公判をやっていくことを要請する。多くの市民・国民の注目のもとで行われていく体制をつくりあげていく。
・公判で有罪を勝ち取ることは大変なこと。「強制起訴」の議決は奇跡だったが、次の奇跡に向かってがんばりましょう。

1:17:59 佐藤和良告訴団副団長のあいさつ

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・まず福島第一原発事故が起こってから告訴団結成までの歩みを手短に紹介。
・わたしたちの闘いはこれからも十分な年月がかかるので、いろんな声を寄せ合って、足を引っ張らないで、手をつないで頑張って行きたいので、どうぞよろしくお願いします。

1:28:16 みんなで歌唱「上を向いて歩こう」

Image2うた


海渡雄一弁護士のプレゼン資料:
https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxVDVSZEU2cmpmeW8/view

(まとめ・写真: あっきい)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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