原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

10.26テント裁判報告集会

午後4時からは衆議院第二議員会館多目的会議室でテント裁判報告集会が行われた。その模様はUPlanさんの録画で見ることが出来る。
https://www.youtube.com/watch?v=O9Z9P1IU58A (文中の数字は録画時刻を示す)
*録画の前半には裁判前集会の模様が収められている。報告集会は0:48:13から。

DSCN1423.jpg


■報告会の様子
司会は木村さん。まだ、弁護団が到着していなかったため、高瀬さん、木村さんから状況報告があった。

●0:54:40 鎌田慧さん(テント応援団)

Image2鎌田

・テントは極めて英雄的な座り込みを行ってきた。
・ここを中心に全国に反原発運動が広がって行った。
・テントと表現が一体化したことが共感を浴びている。

1:01:48 浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)の男性
・原告、弁護団、傍聴席が三位一体になって闘っているので、力づけられる。

1:03:48 メッセージ代読 (川内の家 岩下さんのメッセージ)
Image2河合淵上
▲河合弁護士と淵上さん・正清さん
1:06:30 河合弘之弁護士
・通り一ぺんの判決。判決の中身は一審と同じ。 
・これからの運動の進め方
1)原発に反対し続ける。1基動いてもあきらめない。
2)自然エネルギーを楽しく進め、お金ももうけられることを示していく。
      
1:31:10 正清太一さん
・今度の結果はちょっと意外だったが、10年長生きするつもりでガンバっている。あと10年で原発を必ずつぶしてしまうという思いでいる。これで終わったわけでなく、むしろこれからが私たちの運動だ。
・国民の7割は原発に反対している。女性の場合は9割が反対している。それをどう、票に結びつけるか。わたしの地元では、住民投票をしようという動きがある。

正淵上2

1:35:10 渕上太郎さん
・3回の公判の流れからいうと、もう少しよい判決になると思っていた。
・現地の市長、知事は国が原発を進めているから、やむを得ないと言う。地域住民の力が強くなれば、止めようというようになる。
・これからも楽しくがんばろう。

1:48:30 橋本アキさん(原発いらない福島の女たち)
*法廷に最後まで残った一人。初めて経験した裁判の感想を生々しく語ってくれた。
・(一度、退廷した)裁判長が再度、出てきたとき、ちょっと期待をしてしまったが、「早く帰れ」みたいなことをいうので、わたしは「サギ!」と思わず叫んでしまった。
・わたしたちのような思いを他の人たちにはさせたくないという思いで、テントにがんばってほしいと思ってきた。
・この裁判をひっくり返すような勢いで、皆さんと一緒にがんばりたい。

Image2橋本渡辺
▲橋本さんと渡辺さん

1:54:20 渡辺ミヨ子さん(同上)
・田村市都路地区は除染をしても決して元には戻っていない。避難解除になって喜んで戻ってきても、日が経つとだんだんと暗くなっていく。原発事故というのはこういうことなのだな、と思う。
・今日の判決では、皆さん納得がいかずに、たちあがることが出来なかった。一緒に傍聴してくださった皆さん方の叫び声がとても暖かく聞こえた。
・司法がこのような判決で、本当に血の通った状況は感じられないが、まだまだ子孫のために頑張って行きたい。今日は本当にどうもありがとうございました。

Image2佐藤
▲佐藤典子弁護士

1:57:04 佐藤弁護士(法廷に最後まで残ってくださった一人)
・判決は「控訴をすべて棄却する」と主文だけを言って、裁判官は3人ともさっといなくなってしまった。どうしてこういう判決になったのか、理由を聞かないと納得できない。理由を聞きたいとその場に残った。
・通常、判決理由は長いので、判決要旨を用意する。後で聞くと、書記官室には判決要旨は用意されていたが、代理人が取りに来いと言って、法廷に持って来ようとしなかった。
・突然、裁判官が3人とも入ってきたので、要旨を言うのか、と思ったら、「退廷」と言って姿を消した。
・わたしは3,4人の男の人にかかえられて、法廷の外の廊下まで連れ出された。
・実に傲慢である。怒りが収まらないので、ここまでにしておきます。

Image2大口

2:02:46 大口弁護士
非常に腹立たしい判決だった。
・誰のための裁判なのか。なぜ、判決要旨を言うことが出来ないのか。裁判所の余裕のなさを表わしている。
・判決は東京地裁27部の判決がそのまま、生き返るという形になった。
 1)テントを撤去
 2)一日当たり何某かの損害金を払え。
・我々はただちに上告、執行停止の申し立て、訴訟救助申し立ての準備に入っている。手続きは今日中に行われる。
・しかし、高裁の判決に対する執行停止はなかなかに厳しい。地裁の2月26日の判決以降しばらく続いた状況に入っていく。テントを防衛する体制をしっかりしていくことが必要。
・記者会見では、テントは判決に対してどうするのか、という点にのみ質問が集中した。渕上さんは「非暴力・絶対抵抗」すると発言。具体的にはどうするのかは、これから議論されていくことになる。
・「アンダーコントロール」と言って、再稼働を強行し、ぬけぬけと外国にまで原発を売りつけようとしているアベが一方でこういう恥ずかしいことをしているということを全世界的に明らかにしていく必要が絶対にある。
・長期的な展望に立って、戦略的に闘い抜くことが必要だと思う。弁護団は皆さんとともに最後まで戦いたいと思うのでよろしくお願いします。


2:20:30 馬場さん(第二テント)

Imageばば

・最後に裁判所から追い出されてきた。第1回目の地裁のときも追い出されてきたが、2人がかりでソフトに裏口まで運ばれた。今回はかなりラフな方法で、3人がかりで廊下の方まで追い出された。非常に腹が立った。
・どうしてわたしたちは最初から何かあれば、座り込むぞと決めていたのか。第二テントは福島の女たちが活動を始めたところ。わたしたちは第二テントを「原発いらない女たちのテントひろば」ということで、福島の人たち以外の人間が活動している。それには「~福島とともに」という副題がついている。わたしたちは福島の女たちとともに、福島の女たちがあきらめないなら、わたしたちもあきらめない、ということで活動をしてきたし、これからもそのつもりです。それで、この裁判でも行動をともにしたいと思ってきました。
・これからどうなるか、わからないが、第二テントは第二テントとして、女たちの出来ることをやっていきたいと思っている。応援をよろしくお願いします。

2:22:50 柳田さん(たんぽぽ舎)
1)本日の判決には日本の司法の本質が表れている。
2)テントの闘いは「英雄的な闘い」。公有地にテントを作って闘うということを全国に広めた。また、その根拠となる理屈も広めた。
3)テントとたんぽぽ舎の共闘
再稼働阻止、東電抗議などで共闘してきた。

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2:28:36 今後の予定について(高瀬さん)
10月29日:テント前記者会見(13:00)、その後、高裁前で抗議
10月30日:経産省前抗議(17:00~18:00)

今日の判決には皆が怒りを感じている。しかし、判決に意気消沈しているわけでもない。どの発言者もむしろ闘いはこれからだ、と闘いを続けていく決意を明確に語ったのが印象的だった。

(まとめ:あっきい 写真:ユープランさん IWJさん)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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