原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

4月10日 国からのテント撤去と土地明渡等請求に対する抗議の記者会見

 4月6日、東京地方裁判所は経産省前テントひろばの正清太一、渕上太郎さんの二人に対して「テントひろばの撤去」と「土地明け渡し請求」の訴状を送りつけてきました。5月23日に第1回口頭弁論を行うと通告してきました。
 4月10日(水)午後1時~、テントひろば前で緊急記者会見を行い、テントひろばを「撤去させない」「あらゆる方法で闘う」ことを明らかにしました。その報告です。

記者会見
▲記者会見

1)まず、被告にされた渕上さんと正清さんが、原発事故に政府・行政、東電が責任を取らず、「収束」はまやかしであることを言いました。そうした事態に対して、経産省前テントは福島の人々と困難をともにして、脱原発、原発をどうする、子どもたちを避難させることなどについてみんなで考え、責任をとるといったような、まさに民主主義の内容と方法を論議する場として存在してきたことを言いました。
だから、国からの「テント撤去と土地明け渡し請求」に対しては、裁判でも民主主義を論拠にして闘って行きたい、国有地の所有とか不法かの法的問題ではないのだと言いました。

2)大口弁護士はこの裁判は日本政府の福島原発事故とそこに現れた棄民政策と闘うものであることを述べた上で、2人だけを被告とするのはおかしい。みんなが被告であるべき。さらに主権者は国民であるのだから、テントと撤去問題は憲法的に大きな問題があることを出して提訴の不当性が述べました。
大弁護団を形成して、「脱原発テントと命を守る裁判」という名称で闘うことを表明しました。

正清、渕上さんと大口弁護士
▲正清さん、渕上さんと大口弁護士(左から)

3) 続けて、福島から上京された椎名千恵子さん、双葉町から東京に避難されている亀屋幸子さんが発言しました。それから、神田香織さんが発言しました。発言内容は別にします。

神田、椎名、亀屋さん
▲神田さん、椎名さん、亀屋さん(左から)

4) たくさん集まった新聞記者たちからは主に「裁判の方法」についての質問が出され、ました。大口弁護士、渕上さんから5月23日に口頭弁論が行われることを通告されたこと。具体的なことはこれから詰めていくことなどが言われたました。
 「テント撤去と土地明け渡し請求」提訴に対して「提訴を撤回しろ」の裁判をやることなどの方針の概要が出されました。

たくさんの記者が集まった
▲たくさんの記者が集まった

5)最後に、テントの代表の江田さんが、「テントにはみんな福島の原発事故の中で生きる人たちへの思いをもって来ている。それが民主主義の力だと思う。収束も組出来ていないのに再稼働させる鉄面皮の国家、テント撤去裁判がまかり通るような国家が民主主義国家だとか国民主権の国家だと思えない。闘うこと以外にない。テントは民主主義の体現であり、裁判の骨格は憲法を徹底的に実現するということになる」と延べました。記者会見はこうして終わりました。

■テントひろばからのアピールと今後の行動計画です。
国から、経産省前テント撤去の裁判がおこされました。テントひろば場は徹底的に闘うことを決めています。名指しされた2名による反撃は勿論のこと、全国に呼びかけ、
 テントに関わる者皆で反撃に立ち上がることにしました。
 <行動計画>
  4月12日(金) 14時 バリカー撤去申し入れ行動 
           17時 提訴を撤回しろ! 経産省前抗議集会 
  
  5月初旬  我々の側から反撃の裁判を起こす。
    同日、“脱原発テントと民主主義を守る集い”(仮称)を行う
  5月23日 明け渡し訴訟、第1回裁判。
     同日、全国結集で“怒りの地裁包囲行動”(仮称)を行う

  ◆抗議の集団ハンストを行う。
  ◆広汎な人々による守る会(仮称)つくりを行う。
  ◆4・12経産省前抗議集会を皮切りにテント撤去反対のキャンペーンを開始する。 
  ◆テントを撤去するな!抗議葉書(たんぽぽ舎)運動を広げる。
 
(報告・写真:あれこれ屋)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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