原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

函館市・大間原発工事差止裁判 第10回口頭弁論裁判・裁判報告集会

函館市・大間原発工事差止裁判 第10回口頭弁論裁判・裁判報告集会

2016年10月18日(火)
裁判報告集会の準備をしてから傍聴抽選券をもらうために東京地裁に行った(午後2時20分ころ)。わたしの番号は40番台だった。この時間でこんなに少なくては・・・と心配になったが、その後、続々と傍聴希望者が集まり、最終的には140番まで抽選券が配られたそうで、ほっと一安心だった。

今日は第10回口頭弁論期日で、午後3時から東京地裁103号法廷で行われた。
今日の主な論点は2つ。
1.準備書面(18)竜巻に関する規定の不合理性、被告電源開発が基準竜巻・設計竜巻を過小評価していること、および過小評価された設計竜巻を超える竜巻によって本件原発が過酷事故を起こす危険性について主張。
2.準備書面(19) 電源に関する規制基準は本件原発の安全確保に不十分であることを述べる。

只野靖弁護士が「電源に関する規制基準の問題点」について、大河陽子弁護士が「竜巻による大間原発の危険性」について、それぞれ意見陳述を行う。
(「第10回口頭弁論期日の概要」弁護団作成より)。

裁判報告集会


Image2寺崎
▲司会の寺崎さん

午後4時から参議院議員会館講堂にて、裁判報告集会を行った。主催は大間原発反対関東の会。参加者は約80名。その模様はUPLAN(三輪佑児)さんの録画で見ることが出来る。以下、( )内の数字は録画開始時刻を示している。
https://www.youtube.com/watch?v=ngYtiolN8jM

Image2藤原

Image22ふじ
▲藤原さんの話

弁護団が到着するまで、元原発検査員の藤原節男さんから、原子炉について基礎的なお話をしていただいた。藤原さんの講演は弁護団、福島みずほ議員の発言などを挟み、断続して続けられたが、録画ではまとめてみることが出来る(0:36:50 ~1:18:07)。

弁護団からは甫守、大河、中野の3名の弁護士が出席した。

Image23人
▲代理人の弁護士さん

まず、甫守弁護士から法廷では只野弁護士が意見陳述した外部電源規定の問題点が指摘された。「福島第一原発事故の教訓とそれを踏まえた基準策定の必要」が強調された。また、「重大事故等対処施設としての電源設備の安全性が確保されていない」ことが取り上げられた(0:01:45~)。

大河弁護士からは法廷でも行った「竜巻による大間原発の危険性」のパワポによるプレゼンテーションが行われた(0:08:01~ )。近年、目立って増えた竜巻の発生が地球温暖化と関連しているとは知らなかったが、過去のデータのみに基づいて竜巻の規模が算定されており、今後の気象変化を顧慮に入れていないことは「およそ信じがたい欠陥である」。また、「電源開発の基準竜巻・設計竜巻は過小評価である」とされた。
いずれも安倍首相が世界に豪語した「日本の安全基準は世界で最高の水準である」という大ウソを改めて裏付ける報告であった。

今回は第10回目の口頭弁論期日なので、これまでの経過および今後の見通しについて、中野弁護士(0:23:29~)、甫守弁護士(0:31:35~)からお話いただいた。

特に気になる今後の見通しについては、函館地裁で行われている市民訴訟の方が審議は来年6月には終了の予定、翌年3月には判決が出る予定なので、その結果が函館市の裁判にも大きく影響を与えることになるだろう。また、これまでは敷地外活断層についてのみ言及されてきたが、敷地内にも活断層があるという観点からの調査も必要となろう。この裁判は少なくとも3年は続くと考えられるとのことだった。

そのほかの発言者:
福島みずほ議員
(1:18:07~1:22:08):いつも会場の予約でお世話になっている。米山新潟新知事の誕生を一緒に喜ぶことが出来た。

福島Image2
▲福島みずほさん

経産省前テントひろば共同代表、渕上太郎さん(1:22:18~1:35:43):テント撤去後のテント座り込みの報告と大間原発について日本の核燃料サイクルのまやかしについてコメント。
大間訴訟の会代表、竹田とし子さんは今回は来られないと聞いていたが、参加していただいた(1:35:43~ )。

Image2としこ
▲竹田とし子さん

また、あさこハウスの小笠原厚子さんは発言はされなかったが、娘さんとともに参加。大間の海産物や手作りのおもちなどを並べて、いつも金曜日にテントで販売してくださっているNさんとともに販売した。

いつものことながら、快く会場の設営、会場係などに協力してくださった方がたにもお礼を言いたい。

先ごろ、大間原発の本格的工事再開は2年延期との新聞報道があったが、2年と言わず、永久延期にしてほしいと願ってやまない。
次回口頭弁論は2017年1月18日(水)に同じ東京地裁103号法廷で行われる。

Image2大間違い
▲大間原発大間違い まぐろもいかも怒ってる

今回提出された書面は函館市のホームページからダウンロードすることが出来る。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/
手順:
1.ホームページを開いたら、上の方にあるグリーンのバナー「函館市は大間原子力発電所建設の無期限凍結を求めています」をクリックする。
2.左側にある工藤市長の写真の右側の上から2番目「大間原発に係わる主な経過」をクリックすると、各口頭弁論期日ごとに提出書面がアップされている。

(報告:あっきい  写真:U-PLANさん)

コメント

コメントの投稿

  • URL
  • コメント(必須)
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:http://fukusimatotomoni.blog.fc2.com/tb.php/561-ccd2111a

プロフィール

原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

QRコード

QR

福島とともに