原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

11/25 経産省前テントひろば主催の院内集会の報告 経産省・資源エネルギー庁の役人のヒアリング

11/25速報
 院内ヒアリング集会「使用済み核燃料と原発コストを問う」
~使用済み核燃料は「資産」? 「原発は安い」は大間違いではない?~

 11月25日の金曜14時45分から17時頃まで、経産省前テントひろばが衆議院第1議員会館国際会議室で参議院福島みずほ議員事務所にお世話になりながら、経産省・資源エネルギー庁・NUMOから計10人を呼んで、院内ヒアリング集会を開催した。参加者は約25人。

 前半では、使用済核燃料の総量、商業用原子力発電所における燃料取替、六ヶ所再処理工場の使用済燃料貯蔵プール、六カ所村の高レベル放射性廃棄物貯蔵センターの貯蔵量、高レベル放射性廃棄物と高レベル放射性物質の違い、高レベル放射性廃棄物とガラス固化体の関係、再処理による減容化・減量化、MOX燃料のコスト、川内原発での固体廃棄物管理貯蔵容量、ウラン等の輸入、使用済み核燃料の直接処分について、こちらの質問に対してエネ庁とNUMOが詳しく答え、質問者の推定に大きな間違いがないことを認めた。
 さらに、使用済み核燃料は、高レベル放射性物質であること、電力会社ではこれを「資産」として扱っていることを経産省が認めた。

 後半では、経産省が拙速に進めている「東電委員会」、「貫徹委員会」を軸に、「原発が安い」は嘘?、東電の倒産・整理、託送料金問題について問うた。
 3.11以降もうすっと「原発は安い」と言ってきたことが嘘だったではないかとの追及に、経産省は1キロワット発電あたり「10.1円以上」と試算して言っていただけで間違いでは無いと言い張った。それでも、もう一度今計算し直したらどうなるのか?の質問には担当は答えられなかった。
 東電福島原発事故の責任は、東電自身―株主―銀行などの債権者―消費者―国民の順であることを認めつつも、東電の法的整理については賠償も廃炉もうまく行かないかも知れないし国民の負担が増加するかも知れないと否定した。これに対して、私たちは、JALの実績があるようにするべきことを継続しながら東電を整理することができることを指摘した。1F廃炉費用などを託送料金に乗せることについては、発送電分離政策で造った託送料金に発電側のコスト(廃炉費用)をかぶせる愚かさを厳しく訴えた。
 さらに、1Fの実態を見れば、今動いている川内も伊方も心配だ、事故賠償の保険に入るべきではないかと迫ったところ、担当は答えられなかった。

 時間切れで十分に追及できなかったが、最後に、廃炉費用を託送料金に乗せる、東電と原発を救済する重大な政策(とりまとめ原案)を拙速に決めないように強く訴えた。

 国会会期中で会議室に空きが無く国際会議場という立派な会議室、議員も大忙し(衆議院ではこの日に年金カット法案強行採決)、15時開始で経産省抗議行動(17時~)を控えていて時間がタイト、などの悪条件の中だった。が、院内集会プロジェクトで数回の打合せをし、Fさん・Sさんが質問書を準備、Oさんが配布資料作成して印刷、Iさんが通行証配布、Iさんが受付け、Yさんが会場設営、参加できなかった人もツイキャスでフォロー、などなど、関心を持つ方々の参加と発言を得ながら、経産省前テントひろばが一丸となってエネ庁の担当者と対面しながら経産省の原発推進政策も問題点を指摘した。

 これからも、改善点を振り返りながら、さらに厳しく追及していきたい。
何よりも、経産省の原子力推進政策が破たんしている中で、東電救済・原発救済を許すことはできない。

(報告:K.M)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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