原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

「連続共同ハンスト」第7日目

ハンスト第7日目
5月22日(水)

第7日始まる
▲ハンスト最終日はじまる

 ハンスト最終日。穏やかな五月晴れ。官庁街の木々も一段と緑が濃くなり、歩道に初夏の影を作っている。
 朝9時に、受付の机を出すためにテントに着くと、ハンスト者たちはもう、テント前に椅子を並べて座り、元気に語らっておられた。自然体だ。

ハッピを干す
▲ハッピを干す

 テント内にたたまれていたハンスト用の法被を手に取ると、先日の雨で湿っていたので、日の当たっている車道側脇の生垣の上に並べて干した。
 交差点信号で止まる大型観光バスの乗客で、テントの方を見てニコニコと手を振ってくれる人がいた。こちらも手を振る。手を振ってくれた人はハンスト者のNさんの知り合いで、そのあとすぐメールがNさんに届く。偶然!

 受付机で、日毎のハンスト参加者と、支援で座った人の数を、確認する。
 1週間全ハンストをした人はお二人。4日、3日間の方も何人か、1日(24時間)ハンスト者を加えると、その述べ合計は45人となった。
 その他に、テントまで来られずとも「どこでもハンスト」を決行した人、ラマダンのように昼食を抜いて1日座り込みに参加された人も、何人もおられた。

s-佐久間さんと結城さん
▲佐久間さんと結城さん

 正午、無事ハンスト終了。テント前に集まった方々の拍手に包まれ、全貫徹のお二人から、熱い思いが力強く述べられた。
 82歳の佐久間さんは、第二次大戦に突入した時代を知る者として、結城さんは、浪江で津波と原発事故時の政府対応を実体験した被害者して、このテントひろばの果たす役割が、いかに重要であるかを。
 そのあと、女性テント内で、梅干しの添えられた温かいおかゆを召し上がっていただく。「うまい!」5人のハンスト者の笑顔がステキだった。

s-決意を発言する渕上さん
▲記者会見

 午後2時より、明日の「テント明け渡し訴訟」に対する記者会見が始まった。
 応援団を結成し団長になられた鎌田慧さんから「ここは、脱原発を訴え、福島の思いを一緒に受け止めるための拠点だ」との訴え、弁護団の一人、弁護士の上杉さんから、「国の訴えは不適法だと主張していく」との説明。

上杉弁護士
▲上杉弁護士

 被告とされた渕上、正清両氏から、テントを作った経緯、テントを守ってきた中でわかったこと、テントを守る決意が述べられた。
 集まってくれて記者たちの質問はほとんど無かった。

記者たち
▲記者たち

 記者会見の間、斜め正面の外務省に向けて、右翼の街宣車が大音響で叫んで通り、会見の声も聞き取れない場面もあった。

 いよいよ明日から、裁判の口頭弁論が始まる。
 太陽が正面の財務省のビルの向こうに沈むまで、テント前はこれから、夏の西日に照りつけられる季節に入る。
 「体調を大事に保ちながら、したたかにテントひろばを守り抜いて行こう」との互いへの思いやりの、暗黙の言葉がけが、集う人の表情に交わされていた。

(写真;あれこれ屋、報告者;カトリーヌ)

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原発いらない女たちのテントひろば

Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
「強く、そしてしなやかにつながっていきましょう!」

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