原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに

「脱原発テントといのちを守る裁判」報告集会 2

裁判報告集会の報告(続):大口弁護士の発言

5月23日の裁判報告集会で最後の発言者、大口昭彦弁護士の話を追加する。
・こんなに多勢の人が詰めかけてくださったことに弁護団の責任の大きさを改めて痛感している。
・1976年に最高裁事務総局行政局長が「原発訴訟にどう対処するか」、裁判官の勉強会で述べた見解を引用(*「部外秘 環境行政訴訟事件関係執務資料1979年」より)。これまで47件の訴訟が争われたが、勝訴したのは下級審での2件のみだった。原発の設置を認可したという意味では司法も同罪、司法こそが一番の責任者だという声が、3.11の事故以降、語られている。

・本日の裁判について、まず、大法廷の問題がある。我々は大法廷を求めてきたが、最初の予定よりも小さい、いわゆる警備法廷に移された。裁判所がこの裁判をどういうものとして見ているのかがはしなくも現れた事態であった。
・我々はこの裁判がスラップ訴訟であることを強調。違法訴訟だから直ちに却下せよと求めた。スラップ訴訟には色々な要件があるが、問題を矮小化し、法廷内に閉じ込めるという問題がある。テントについて、国は所有権・占有権の問題だけに矮小化している。この問題の本質である原発問題、原発事故、原発政策についてはひとことも書いていない。

・おふたり(渕上・正清)の答弁書の陳述があった。非常に感動的なもので、本当はテレビ中継で全国に放映すべきものだった(大きな拍手)。
・最初、国側の指定代理人がこの答弁書に対して異議を出した。裁判長がこれにどう対応するか、注目したが、答弁書として陳述するように言ったので、よかった!と思った。
・この裁判は「問題の拡大・本質化」と「規模の拡大」という2つの点がある。原発政策をどうするのか、経産省の責任が問われるような裁判として発展させていかないといけない。
・国は被告を正清、渕上の2名に限定しているが、現在、「当事者参加申込み」をしている270名全員が登場することを実現しなければならない。
・今日の裁判では、今後どうなって行くのかは、まだなんとも言えない。次回7月22日(月)には今日に倍する結集が必要だ。代理人も皆さんと共に闘って行きたい。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80595#more-80595
大口さんの発言は01:23:40~01:33:56

大口弁護士、正清さん、渕上さんは5月24日のあおぞら放送「テントから~」<反原発で行こう>のコーナーでもこの裁判について語っている。
http://www.ustream.tv/recorded/33253481
3人の出演は00:17:40~00:47:47まで。

(まとめ:あっきい)

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Author:原発いらない女たちのテントひろば
「未来を孕むとつきとおかのテント行動」を引き継ぐ新ブログにようこそ!

「原発いらない女たちのテントひろば~福島とともに」は
東京・霞が関の「経産省前テントひろば」を拠点とした、女性による脱原発・反原発のアクションです。
 年齢もバックグラウンドも様々な女たちが、福島原発事故に対して立ち上がった「原発いらない福島の女たち」につながろうと集まって来ました。
 それ以来、つねに新しい仲間を迎えながら、「原発を止めたい」「子どもたちを守りたい」という思いのもとにテントを拠点に多様な活動を続けています。
 生きること、暮らすこと、命をつなぐこと。小さく、ささやかなものへの眼差しを大事にして、「原発」という強大な構造を変えて行けることを固く信じて。
 このブログはもう一つの「テントひろば」。誰にでも開かれた、語らいと学びと交流の場です。世界中の女たちに呼びかけます。
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